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「S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダーオーズ」のコンボが勢揃い!

「TAMASHII NATION 2019」に、アンク(人間態)やライドベンダーも出展

「S.H.Figuarts(真骨彫製法) アンク」

2020年5月発売予定

価格:6,600円(税込)

 「S.H.Figuarts(真骨彫製法)」で今年8月に発売されたばかりの「仮面ライダーオーズ」のコンボのバリエーションが、「TAMASHII NATION 2019(魂ネイション 2019)」のベルサール秋葉原会場「Figure Base」に出展された。

タトバコンボを中心に、ずらりと並んだ真骨彫製法の「仮面ライダーオーズ」のシリーズ

 会場のコーナーには「タジャドルコンボ」、「サゴーゾコンボ」、「ラトラーターコンボ」、「ガタキリバコンボ」、「シャウタコンボ」が展示され、さらにそれぞれのパーツを使用したコンボチェンジのバリエーションもあり、組み替えの楽しさをアピールしている。それぞれは真骨彫製法の「タトバコンボ」と同等のクオリティで、特別なアレンジなどはなく、劇中に近い印象の造形となる。

サゴーゾコンボ。パワフルな腕が特徴的だ
ラトラーターコンボ。顔はメタリック塗装となるようだ
ガタキリバコンボ。カマキリソードはヒジへの装着と手持ちの両対応に
シャウタコンボ。腕のパイプももちろん再現

 個人的に気になったのはやはりタジャドルコンボで、他のコンボとは異なる全体的にメタリックな塗装や左腕のタジャスピナーの造形にも注目してみたい。もちろんタカの頭部はタトバコンボとは造形が異なっているので、発売済みの真骨彫タトバコンボの価値も上がった。

タジャドルコンボ。人気のあるコンボだっただけに、一般販売に期待したい
コンボチェンジのバリエーションの数々。これで可動も楽しめるのだからワクワクする

 ガタキリバコンボ以外の発売日や価格、また発売順などはまだ未定で、真骨彫製法での他シリーズも展開中のため、全てが揃うのはまだしばらくかかりそうだが、ファンは楽しみに待つことにしたい。

 また「仮面ライダーオーズ」の製品として、一般発売が決定している「S.H.Figuarts(真骨彫製法) アンク」や、つい先日発表されたばかりの「S.H.Figuarts アンク(人間態)」、そして真骨彫オーズが搭乗できるライドベンダーも展示された。

アンク人間態と真骨彫アンク、そしてライドベンダー

 アンク(人間態)は、S.H.Figuartsシリーズで培ったデジタル彩色により、人間態アンクを演じた三浦涼介さんの顔を精巧に造形。会場で展示されたサンプルの顔を見たときは「似てるなー」と程度の印象だったが、ストロボを使って顔に落ちた影をとばして撮影してみると、想像以上に本人に似ていることに驚かされた。

 展示はなかったものの、製品には交換用の表情パーツやオーメダルホルダーなども付属する予定で、真骨彫オーズとの名シーンの再現も楽しみとなった。なお、アンクの腕は人間の状態で、グリードの腕は別途発売される。その理由をBANDAI SPIRITSの担当者に尋ねてみたところ、腕のアンクも小さいながら造形や塗装は非常に手間がかかっていて、両者をセットにすると高額になって買いづらくなってしまうために、別で発売することに決まったそうだ。

 なおアンク(人間態)は、10月24日より魂ウェブ商店にて受注が始まっている。2020年5月発送予定で、価格は6,600円(税込)だ。

「S.H.Figuarts アンク(人間態)」。真骨彫のブランド名は冠していないが、公式サイトでは真骨彫製法で本人を再現すると説明している
プリントによる目つきはもちろん、特徴的な髪型や頬のこけ具合などもそっくりだ

 一方ライドベンダーは、S.H.Figuartsシリーズとしては、自動販売機器形態のみが発売され、バイクとして企画されたのは今回が初めてとなった。デザインが特徴的な大型バイクで、真骨彫のオーズを搭乗させると画になる造形だ。企画の段階では劇中のように変形させる案もあったそうだが、変形機構のためにバイクのシルエットが崩れる可能性があり、価格も上がってしまうことから、バイクのみのシンプルな製品として企画中とのことだ。

ライドベンダー。これまではボーイズトイ版しかなかったが、待望のバイク搭乗ポーズを楽しめる
こちらは「TAMASHII Lab」ブランドにて発売予定のアンク。手袋のようになっていて、大人が着用できるようになっている
アンクのセリフが流れるギミックを内蔵したオーメダルと、ギミックなしのオーメダルも付属。魂ウェブ商店限定で2020年5月発送予定、価格は14,300円(税込)