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熱戦が繰り広げられた「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」
15日Aブロックの頂点に立ったのは、Zirnitrq選手!
2019年9月16日 18:54
ガンホーがカプコンと共同開発したDCG「TEPPEN」は、ガンホーが力を入れているタイトルであり、TGSのガンホーブースでも強くアピールされていた。ビジネスデイに行われたイベントについては、すでにレポートしているが、一般公開日の14日と15日は、一般参加者による賞金制大会「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」が開催され、盛り上がりを見せた。
TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019は、14日、15日ともA,B,C,Dの4ブロックで開催され、各ブロック16名の参加者(参加申し込みはWebでの事前エントリー)によるトーナメント戦が行われた。ここでは、15日のAブロックの様子をレポートする。
まず、メインステージの裏側の予選会場で、トーナメントの1回戦と2回戦が行われ、ベスト4を決定。ベスト4の選手がステージでの準決勝と決勝に進んだ。ステージでは、ゲストとして、人気芸人「ガーリィレコード」の2人が登場。実況を務めたゲームキャスターの岸大河氏、解説を務めたルネ氏とともに、大会を盛り上げていた。
15日のAブロックのベスト4に残ったのは「v6tan」「Nil」「Wolf」「Zirnitrq」の4名である。大会ルールは、「BO1によるトーナメント戦」「事前に準備したデッキ2つから1つを選択」「2つのデッキに同じヒーローアーツを使うことはできない」というものだ。
準決勝第1試合は、v6tan選手の逆鱗リオレウス vs Nil選手のウロボロスウェスカーという組み合わせになり、ヒーローアーツ「ウロボロス」により墓地から強力なユニットを出すNil選手が、終始盤面を掌握し、v6tan選手に勝利。準決勝第2試合は、Wolf選手の赤単バーンリュウ vs Zirnitrq選手のリベンジウェスカーという組み合わせになり、強力なアクションカードをうまく使ったZirnitrq選手が勝利した。
決勝戦は、Nil選手のウロボロスウェスカー vs Zirnitrq選手のリベンジウェスカーという組み合わせになった。両選手とも、同じヒーローのウェスカーを使っているが、選択しているヒーローアーツは異なり、Nil選手が「ウロボロス」、Zirnitrq選手が「黒き選別」である。
決勝戦だけあり、両者ともに素晴らしいプレイングで、互角の戦いが、残り時間が1分程度になった時点で、通信トラブルが発生。Zirnitrq選手の操作ができなくなる。ジャッジの判断で再試合が行われることになり、一進一退の攻防の末、後半に強いリベンジウェスカーが優勢な状況で5分間の制限時間が終了。残ったライフの差で、Zirnitrq選手が優勝。ガンホーTEPPENエグゼクティブプロデューサー森下一喜氏が、Zirnitrq選手に賞金10万円の目録を渡した。
TEPPENの人気や関心は高いようで、ステージに用意された観客席は全て埋まり、立ち見の観衆も多かった。5分という制限時間があるため、対戦が短時間で終わるのもTEPPENの魅力であり、こうしたステージでの大会にも向いているのであろう。