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思わずノリノリになるリズム感!「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」プレイレポート
VRゲームになっても、リズムに合わせる気持ちよさは健在!
2019年9月14日 17:00
- 2019年 発売予定
東京ゲームショウ2019のグランディングブースとSIEブースでは、今なおコアなファンが多いセガのリズムゲーム「スペースチャンネル5」を題材にしたVRタイトル、「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」(PS4/PC)の体験版が試遊できた。
ドリームキャストの頃からのファンとしてはプレイしない訳にはいかないと、前のめりで体験してきたので感触をお伝えしていこう。
羞恥心など吹っ飛ぶ、シリーズお馴染みのノリノリ感!
本作は、2本のPS Moveを使ってプレイするリズムダンスゲーム。原作で主人公の「うらら」が見せた、あのキレのいい動きをを自分の体を体感できるのだ。
想像しただけでゲームとしての面白さをぎゅんぎゅん感じるのだが、試遊ブースに着いてみると、(当然といえば当然だが)道行く人たちから丸見えという環境に、正直をいうと少し恥ずかしいなという気持ちがあった。
しかし、VRのヘッドギアを装着すると、そこには「スペースチャンネル5」の世界が広がっており、筆者自身もスペースチャンネル5の新人リポーター。故に人前でダンスをするなど当たり前のことなのだ――と、思い込めるほどの没入感があった。
ゲーム性は原作同様、お手本に続いてリズムよく同じ動きをするというもの。「ライト・レフト・アップ・ダウン」の動きと、両腕を前に突き出す「チュー」の動きが基本となり、さらに今作から新たなアクション「ポーズ」が追加されている。
シリーズお馴染みのノリの良いBGMに乗せてゲームがスタート。体験版ではスペースポートに侵入してきたモロ星人とダンスで対決するといった内容だ。
はじめは、「ライト→レフト」のような単純な動きでリズムもゆっくりなのだが、先に進むにつれて「アップ→ダウン→ライト→レフト→チュー→チュー→チュー」といったようなテンポの速い激しい動きになっていく。スピードは速いが動き自体は複雑ではないので、俊敏な動きに自信のない筆者でも十分に楽しむことができた。
順調にゲームを進めていくと、巨大ボス「ココ★タピオカ」が登場するいい場面で体験版が終了。今回の試遊は10分程度の内容ではあったが、その短い時間でも本作の魅力が十分伝わった。プレイ前は自分の体を動かすというゲーム性に、原作とはもはや別物じゃないかとも思っていたのだが、プレイしてみると、リズムに乗ってアクションを決める気持ちよさは過去作に通ずるものがある。
本作は2019年発売予定となっているので、気になっている人はぜひこの機会に東京ゲームショウ2019でプレイしてみてはいかがだろうか。