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鬼灯様と貞子が東京ジョイポリスにやってくる!? 暑い夏をゾクッとさせる、ホラー系新アトラクションを体験!!
2019年7月25日 12:02
CAセガジョイポリスは、東京・台場の屋内型テーマパーク「東京ジョイポリス」にて、この夏新たなコラボアトラクション2種をオープンする。1つは7月25日にオープンとなる人気TVアニメ「鬼灯の冷徹」を題材にした「鬼灯の冷徹 ~立体音響異聞~」。そしてもう1つは7月27日にオープンとなる、「リング」シリーズでおなじみの貞子とのコラボアトラクション「きっと来る…貞子 ~呪い占いの館~」。
夏の目玉となる新ホラーアトラクション2種を、弊誌では先行体験することができた。ホラー系ジャンルが大好物である筆者の体験レポートをお届けしていきたい。
アニメの世界に入り込んでしまう!? 「鬼灯の冷徹 ~立体音響異聞~」
初めに体験したのは、3Dサウンドアトラクション「鬼灯の冷徹 ~立体音響異聞~」。ジョイポリスを代表する3Dホラーアトラクション「生き人形の間」が、「鬼灯の冷徹」仕様となって仕掛けも全面リニューアル。最大8人でプレイが可能。
プレーヤーは亡者となって、閻魔大王の裁判を受けることになる。座席につき、備え付けられたヘッドホンを装着すると、部屋の照明が消えて暗闇に包まれる。“暗い”という生温いレベルのものではなく“隣にいる人が見えないほどの真っ暗闇”だ。
ここから音声による物語が展開していくのだが、立体音響で響き渡るキャラクターたちの掛け合いには正直驚かされた。その名の通り音や声が本当に立体的に聴こえ、キャラクターたちがどのくらいの距離感でやりとりしているかが耳だけで伝わってくるのだ。
自分に話しかけてくる場面では、まるで「鬼灯の冷徹」のキャラクターたちが真横にいて耳元で語りかけているような感覚に陥る。息遣いまで感じ取れる近さに背筋がゾクリとした。
あまり詳しくは言えないが、音響以外にも驚きの仕掛けが用意されており「鬼灯の冷徹」を知らない人でも楽しめる内容となっていた。もちろん原作おなじみのキャラクターや、作品の持ち味は健在なので「鬼灯の冷徹」ファンならより一層楽しめることだろう。
視覚が封じられて聴覚が鋭敏になっているところに、リアルな立体音響と仕掛けで本当に「鬼灯の冷徹」の世界に入り込んだような感覚が味わえるこのアトラクション。怖いとは別のベクトルで背筋が凍るような体験ができる。「鬼灯の冷徹」ファンならずとも、これは一度体験してもらいたい。
貞子の恐怖が迫る! 「きっと来る…貞子 ~呪い占いの館~」
続いて、もう1つの目玉である「きっと来る…貞子 ~呪い占いの館~」を体験。こちらはアテンダントの指示に従いながら歩いて進んでいく、アテンド型ウォークスルーホラーアトラクション。最大7人まで同時に楽しむことができる。
舞台となる呪い占いの館に足を踏み入れると、薄暗い照明の中、壁には一面に怪しげな札が貼られていた。まだ何も起こっていないが、入り口から不気味さが滲み出ている。いつ驚かせに来るのか常に警戒しながら歩みを進めた。
奥へ進むと、そこには霊能力者がおり、過去に死者が出たことにより禁忌とされる「呪い占い」を行なうという。水晶を覗き、占いを始めると、ザーザーとモニターの映像が乱れ、髪の長い女の姿が映し出される。貞子の姿を見てしまったプレーヤーは呪いに掛かり、そこから様々な恐怖が襲い掛かる。
貞子の呪いを浄化するために1人ずつ棺桶のような箱の中に入る場面があるのだが、絶対に恐怖ポイントが待っていると容易に想像ができた。人1人でいっぱいの息苦しい密室空間――。ネタバレになるので多くは語れないが、そこでは“想像の上を行く恐怖が待っていた”。一言だけ伝えたいのは、箱の中には手すりがあるのでしっかり握っておくことをオススメする。
「きっとくる… 貞子 ~呪い占いの館~」は、セットや音響、照明などのおどろおどろしい演出効果によって、終始つきまとう恐怖を堪能することができた。
こちらは「鬼灯の冷徹」とは違いガチガチのホラーアトラクションとなっているので、怖いのが苦手な人には少しハードルは高いが、友達やカップルで一緒にプレイすれば盛り上がれること間違いない。もちろん筆者のようなホラー好きソロプレーヤーも十二分に楽しむことができる。
今回2つの新アトラクションを体験したが、どちらも暑い夏にぴったりといえる内容であった。「鬼灯の冷徹 ~立体音響異聞~」は7月25日、「きっとくる… 貞子 ~呪い占いの館~」は7月27日のオープンとなっている。どちらもオープン直前となっているので、この夏は東京ジョイポリスで背筋の凍るホラー体験をしてみてはいかがだろうか。