ニュース

ユニコーンガンダム立像の手のひらに乗れる!? 「ガンダム夏まつり2019」、28日までの期間限定コンテンツ「ガンダムVR特別開催」

7月20日~9月1日まで

会場:ガンダムベース東京

 東京・お台場のダイバーシティにあるガンダムベース東京は7月20日より「ガンダム夏まつり2019」を開催している。目玉の1つ 「GUNPLA Battle Laboratory 2019」はすでに紹介したが、本稿ではもう1つのアトラクション「ガンダムVR特別開催」を紹介したい。こちらは7月28日までの期間限定なので、本稿で興味を持ったならば急いで会場を訪れていただきたい。

 この他ダイバーシティ全体を舞台とした「謎解きラリー」が開催されているし、8月3日からは会場が改装され縁日をイメージしたレイアウトとなる。ユニコーンガンダム立像の近くのフードコーナーではコラボメニューも登場するという。これらの詳細は今後ニュースで追っていきたい。

 「ガンダムVR特別開催」は、“ガンダムの手のひらに乗ることができる”というユニークなVRアトラクションだ。以前 VR ZONE SHINJUKUで体験できたものだが、初めて触る人にはかなり面白い体験ができる。こちらは1,000円(税込)の参加料がかかるが、この機会をぜひ活用して欲しい。

ガンダムの手のひらの上で、巨大なMSの対決を実感! 「ガンダムVR特別開催」

 「ガンダムVR特別開催」は、2つのコンテンツ「ガンダムVR ダイバ強襲」と、「ガンダムUCVR 激突・ダイバ上空」のどちらかを選択できる。「ガンダムVR ダイバ強襲」は、現在のユニコーンガンダム以前の、ガンダムが立っていた時に制作されたVRコンテンツで、「もしお台場のガンダムが動き出したら?」というユニークなコンセプトの作品だ。

ガンダムの手のひらに乗るというユニークなコンセプト。親指にしがみつくのだ

 プレーヤーがVRゴーグルをつけてお台場のガンダム立像を見ていると大きな射撃音が聞こえる、振り返るとザクが近づいてくる! すると目の前のガンダムが動き出し、アムロの声が聞こえる。「危ない、このガンダムの手のひらに乗るんだ!」。プレーヤーはその指示のままガンダムの手のひらに乗り、超至近距離でガンダムとザクの戦いを目にすることとなる。

 手のひらに乗り、親指にしがみつくというユニークな筐体を用意したこのVRコンテンツは大人気を博した。筆者も以前の体験会でこちらのレポートを書いているので、ぜひ一読いただきたい。「ガンダム夏まつり2019」では、7月28日までこのコンテンツを体験できる。随所に強いこだわりが込められたコンテンツである。

ガンダムとザクが目の前で激しく切り結ぶ

 そして「ガンダムUCVR 激突・ダイバ上空」は見事にコンセプトを受け継ぎつつ、アップデートされたコンテンツである。襲ってくるのはザクではなくフル・フロンタルが駆るシナンジュ。ドスドス歩いてきたザクとは全く違う、空を飛び、目にもとまらぬ速さで移動しながらこちらにビームライフルを撃ってくる。

 対するユニコーンガンダムは装甲を展開、デストロイモードになって立ち向かう。ユニコーンは手に装着されたビーム・サーベルでシナンジュのサーベルを受ける。ユニコーンのパイロット・バナージとフル・フロンタルは言葉を交わしながら戦う。至近距離でユニコーンはバルカンを発射。目の前のシナンジュの顔の塗装がはげ、装甲が歪む。

 シナンジュは盾から大型のビーム刀を出し必殺の勢いで斬りかかってくる。受け止めるバナージのユニコーンのサイコフレームが赤から緑に変わる! 覚醒したユニコーンは見事シナンジュを追い払う。手のひらから降り、見上げる視界の中で、ユニコーンはサイコフレームを収納し、ユニコーンモードに戻る……。こちらもぜひ体験して欲しいコンテンツだ。休日などは長い行列ができてしまうかもしれないが、2つ体験することで色々違いがわかって楽しくなるだろう。

こちらはユニコーンガンダム。空を飛び、周囲は夜というアレンジが面白い

今後の情報はまさにこれから。8月からはお祭り気分でガンダムを楽しもう

 VRコンテンツは7月28日までで、8月3日からは会場が改装され縁日となる。こちらの情報は今後という所だが、「ガンダム夏まつり2019」はダイバーシティ全体で謎を解く「謎解きラリー」なども用意されている。

 また、夏祭りをイメージした巨大ジオラマも注目だ。わざとパースをつけ、正面からで全体が見えるようになっているその表現が素晴らしい。夏をイメージした作例など、企画展示も非常に楽しい。

 ガンプラファンにとっては新製品出展も見逃せないところ。弊誌で取り上げた「HG セカンドV」や「ハイレゾリューションモデル 1/100 ゴッドガンダム」なども発売に先がけて見ることができる。「ガンダム夏まつり2019」はファンならば見ておきたいイベントである。チェックして欲しい。

盆踊りをイメージしたジオラマ。細部の作り込みが楽しい
夏のイメージのモデラー達の作例。ショップのスタッフも参加している
新製品の試作品を見ることも