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【東京おもちゃショー2019】アクロバティックな走行を存分に楽しめるタカラトミーのRC「ギガストリーム」。時速25km/hの速度を実現し、スケールスピードはマッハ超え!

6月13日~16日開催(一般公開日は15日、16日)

会場:東京ビッグサイト 西1~4ホール

入場料:無料

 東京おもちゃショー2019のタカラトミーブースの中央付近にある特設コースにてデモンストレーションしているのが、この秋発売予定の小型RC「ギガストリーム」だ。

タカラトミーブースに設置された「ギガストリーム」の特設コース

 同社の「トミカ」よりも小さい全長55mm、重さ20gの小さな車体のRCは、最高速度25km/hという超高速走行を実現。これはスケールスピードに換算すると1,455km/hという音速を超える速度である。ブースのコース上では、目にもとまらぬような速さで走行する様子が見られた。また、このスピードを利用したアクロバティックな走行も得意で、ジャンプ台を使った高さ1m以上の「ギガジャンプ」や360度ループの走行なども容易にこなし、コースに作られた垂直に近い角度のパイプの中を回転しながら上まで登っていくという芸当も見せていた。

全長55mmの車体は手のひらの上に乗るサイズ。これが驚くほどのスピードで走る
【タカラトミー「ギガストリーム」ギガジャンプ映像】
【タカラトミー「ギガストリーム」垂直パイプ&360度ループ走行映像】

 エクストリームスポーツを思わせるようなアクション走行を可能としているのは、ボディを覆うように設計された「ロールウィング」という弾性のある透明板に秘密がある。ジャンプなどで車体がひっくり返ってしまってもその弾力によって元に戻り、再び走行を行なえるという具合だ。

同梱のロールウィングを設置することで、ジャンプ後などに車体が高確率で復帰する

 車体の後輪には左右独立したモーターを内蔵。ステアリング機構はなく、左右のモーターの回転によって左右に曲がる仕組み。またこのスケールにしては珍しく、コントローラーのトリガーの引き具合でスピードが調整できるようになっている。

RCのプロポと同様、トリガーがアクセル、ダイヤルがハンドルとなる
車体の横にマイクロUSB端子があり、充電時はここにケーブルを挿入する

 コントロールには2.4GHz帯の電波を使用し、通信距離は約10m。車体とコントローラーのペアリングによって最大10台まで同時走行が可能。車体には充電池が内蔵され、USB電源から20分間の充電で10分間の走行が行なえる仕様だ。今年秋発売予定で、価格は3,980円(税別)。またクリア成型のボディとジャンプ台がセットになった「ギガストリーム アクロバットセット」は4,980円(税別)となっている。