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コロンビアから届いたJRPG愛。「Cris Tales」日本語対応を発表!

開発者Carlos Rocha氏に直接愛している作品を聞いてきた

2020年 発売予定

 現在、Steamでデモ版が配信されているRPG「Cris Tales」について日本語対応が発表された。

【Cris Taless - E3 Announcement Trailer】

 デモ版についてはプレイレポートを弊誌でご紹介しており、配信当初は英語のみのサポートとの表記だったが、その後Steamページが更新。現在は英語のほか日本語、フランス語、ドイツ語、中国簡体字、スペイン語の6言語に対応するとしている。

 E3 2019の会場ではパブリッシャーのModus Gamesのブースがあり、そこで「Cris Tales」を開発するDreams UncorporatedのCEO、Carlos Rocha氏に話を聞けた。

 Rocha氏はコロンビア出身のゲーム開発者であり、現在開発チームは20人ほど。チームメンバーもほとんどがコロンビア出身なのだという。「Cris Tales」に登場する街や建物は、コロンビアの実際の地域やランドマークをモデルにしているのだそうだ。

 本作は“JRPGへのラブレター”ということだが、それははっきりとRocha氏自身が「JRPGが大好き」だからだそうだ。筆者が「JPRG」という言葉を口にした途端、Rocha氏は「『ファイナルファンタジーVI』は私のオールタイム・ベストなんですよ。『スーパーマリオ RPG』、『ブレス オブ ファイア』……あと『ヴァルキリープロファイル』も好き。スクウェア・エニックスの作品は全部好きですよ!」とほとんど息継ぎなしで返ってきた。

 ちなみに、6言語への対応が発表されたのはRocha氏に話を聞いた直後のこと。Rocha氏のプレゼンテーションには多くの人が集まっており、そのことと今回の対応がどう関係があるかは不明だが、いずれにしろ日本語のサポート決定は嬉しい次第だ。デモ版の配信は6月24日まで。気になる方は、ぜひこの機会を逃さないようにしたい。