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D4エンタープライズ、「プロジェクトEGG」にてWIN用「覇邪の封印(コンシューマー版)」を配信

難度高め、手応えのある異次元RPG

5月28日 発売

価格:500円(税別)

 D4エンタープライズは、レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」において、Windows用RPG「覇邪の封印(コンシューマー版)」を5月28日に発売した。価格は500円(税別)。

【覇邪の封印 for FC(1987)】

【「覇邪の封印(コンシューマー版)」】

 我々の世界とは別の空間、剣と魔法が君臨する幻想の異世界。ここには、遠い昔に大いなる混乱と恐怖をもたらした魔物の軍勢が支配する、異次元へと繋がる通路が存在した。先史の勇者イアソンの命を賭した覇業により、その通路は塞がれていたが、長年の歳月により封印の伝承は風化し、無知なる者によって封印は取り去られてしまったのである。

 再び凶悪な軍勢を吐き出し始める異次元の通路。世界一の大国アルカスの軍をもってしても、一時的な小康状態を保つしかできない中、世界を治める長老たちは勇者イアソンの末裔である主人公に、世界に隠された通路の封印、即ち“覇邪の封印”を見つけ出す旅を託した……。

 「覇邪の封印」は1987年にリリースされたFC用ロールプレイングゲーム。当時としては、深みのある世界観から“異次元ソフト”と銘打たれたことでも知られている。

 戦闘はエンカウント方式で、敵に遭遇すると「逃げる」、「話しかける」、「脅す」、「戦う」、「魔術品」といった選択肢から行動を選ぶ。当時モンスターといえば戦って倒すだけの存在だったが、本作ではモンスターによっては会話をして情報を得られるという駆け引きが楽しめたことが大きな魅力だったといえる。

 ゲームとしての難度は高めだが、古きよき時代のRPGを体験可能。なお、今回リリースされるFC版は、最初から視界が3×3になっているなどPC版とは異なる仕様となっている。特典としてPDFマニュアルが付属する。