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「RAGE 2」最大ファクション「グーン・スカッド」の情報を公開

“仲間にならなければ殺す”遊牧民のようなスタイルで全てを略奪する盗賊ファクション

4月22日 公開

 ベセスダ・ソフトワークスは、6月6日に発売を予定しているプレイステーション 4/Xbox One/PC用FPS「RAGE 2」の情報を公開した。

 「RAGE 2」にはいくつファクション(勢力)がある。今回はその中でも最大のファクション「グーン・スカッド」の情報が公開された。合わせてゲーム内の様子が確認できる動画も公開されている。

【RAGE 2 - Everything vs. Me オフィシャルトレーラー】

「グーン・スカッド」の特徴

 「グーン・スカッド」は、最も広範囲にわたり勢力をほこる盗賊ファクション。髪はネオンカラーで、爆発が大好き。そして常に雄たけびを上げてる。

 初代「RAGE」ではウェイステッド族と呼ばれた部族で、オーソリティー戦争において、ウェイステッド族はオーソリティーに味方した。しかし、オーソリティーが地下に潜ったため取り残されてしまう。戦後に起こったウェスタン・ダービーという紛争で、ウェイステッド族は全滅寸前まで追いやられ、その後は細々と存続していたが、つい最近になって堂々の復活を遂げ、一大勢力に成り上がった。

 グーンの組織はまったくの無秩序状態で、非常に大雑把なヒエラルキーにより何とかまとまっている。無秩序、虚無主義、無鉄砲……こうした特徴が組み合わさった危険な存在だ。

 銃を乱射し、間に合わせの近接武器を振り回し、ロケットランチャーや手榴弾で周囲を爆破しながら戦闘に突入していく。遮蔽物を使って弾を避けるどころか、チームプレイさえしようとしない。挑発や自殺行為ともいえる無謀な行動こそ、仲間から評価され称賛されるのだという。

 また、彼らにとって武器とは、常軌を逸したスリルを追求するための手段で、自ら進んで安全装置を取り外し、火薬を追加し、車両や銃器を改造して殺傷力を最大にまで高めるため、使用者自身さえ危険にさらされるほどだ。

本拠地

 「RAGE 2」に登場するファクションの多くは拠点を有しており、そこは、思う存分大暴れして殺しまくることができる、彼らにとって居心地の良い場所だ。

 しかし、グーンの集団はそれぞれ、遊牧民のようなスタイルで暮らしており、イナゴの大群のように移動しては、途中にあるもの全てを略奪する。彼らのはっきりした唯一の目的は、組織を大きくすること。グーンの駆け引きといえば“仲間にならなければ殺す”しかない。それがこのファクションが大きくなった理由だという。

 遊牧民的な集団なので、世界のほぼ全地域で彼らに遭遇する。トーン・プレーンズにある縄張りの外では、グーンは常に勢力と領土の拡大を求めて他のファクションと争っている。旧世界のテクノロジーを求めてさまざまな地域に頻繁に出没し、特にデューン・シーではイモータル・シュラウドと激しく対立し、攻防が続く状態だ。

 グーン・スカッドは、大規模なコンボイを使用して物資を輸送し、自分たちの縄張りだと主張している場所を巡回する。彼らのコンボイはフェルトライトを燃料としているため、非常に不安定で危険だ。この移動要塞は、小型かつ高速の攻撃型バイク、中型のマッスルカー、圧倒的な火力を誇る重装甲コンボイリーダーによって構成されている。コンボイを1つ潰しても、さらに手ごわいコンボイが現れ、まともに相手にするのは非常に危険だが、相応の見返りが期待できる。