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ギガバイト、アマチュアeスポーツチーム支援プログラム「AORUS EAGLETS COMMUNITY」を発足。練習機材とコーチングをサポートしてプロ化を支援

4月1日活動開始

 日本ギガバイトは、プロを目指すアマチュアチームやコミュニティを支援するプログラム「AORUS EAGLETS COMMUNITY」を4月1日より発足させることを明らかにした。eスポーツ事業を展開するPACkageと提携し、新チーム「AORUS ワシノコ」を機材とコーチングの両面でサポートする。

 「AORUS EAGLETS COMMUNITY」は、古くからeスポーツチームを支援してきたギガバイトによる新たなeスポーツチーム支援プログラム。ギガバイトは2013年からプロゲーミングチームDetonatioN Gamingとパートナーシップ契約を交わし、マザーボードやビデオカードといった機材や資金を支援しつつ、DetonatioNのプロ活動を支えてきた。

【AORUS EAGLETS COMMUNITY】
大学生をターゲットにした支援プログラム。最終的にプロチームを目指していく

 両社のパートナーシップは2018年で満了となったため、そのリソースを使って新たに企画されたのが「AORUS EAGLETS COMMUNITY」となる。直接的な支援対象となるPACkageは、大阪を拠点に活動している学生ベンチャー。代表の山口勇氏は、野良連合の「レインボーシックス シージ」部門に所属していたこともある元プロゲーマーで、プロゲーミングチームPro eesports Team Next Generation(PNG)を立ち上げた実績を持つ。

【PACkage】
挨拶を行なうPACkage代表の山口勇氏
AORUS ワシノコ所属のYoker選手。大阪電気通信大学に通う大学生だ

 「AORUS EAGLETS COMMUNITY」では、このPACkage内に新たなアマチュアチーム「AORUS ワシノコ」を立ち上げ、「レインボーシックス シージ」を競技種目に、公式プロリーグ「レインボーシックス シージ プロリーグ」への出場を目指していく。ギガバイトからは、AORUSブランドのゲーミングデバイス一式が5セット提供され、さらにコーチングに必要な費用を提供する予定。コーチは、先述のPNGの元選手を当てる見込みで、プロリーグシーズン8で解散したPNGに変わる形でプロリーグへの出場を目指す。契約期間は1年。

【支援機材】
提供する機材は、今回発表されたゲーミングモニター「AD27QD」をはじめ、PC、キーボード、マウス、マウスパッド、ヘッドセット。AORUSブランドで統一されている

 「AORUS EAGLETS COMMUNITY」はひとまず「AORUS ワシノコ」1チームからスタートし、状況を見ながら随時新チームを立ち上げるなどしながらアマチュアのeスポーツシーンを盛り上げたいとしている。

【AORUSワシノコ】
チームメンバーは、定期的に試合に参加し、ストリーマーとしてゲーム配信を行なわなければならない
所属選手たち。全員大学生だ