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待ちに待った10年越しの新作「デビルメイクライ5」!発売記念イベント開催

岡部氏「5年10年ずっと遊んでいただけるゲームを作りたかった」

3月8日 発売

価格:
【通常版】
6,990円(税別、パッケージ版)
6,480円(税別、ダウンロード版)
【デラックスエディション】
7,400円(税別、PS4/Xbox One版)
7,436円(税別、PC版)
CEROレーディング:D(17才以上対象)

プレイ人数:1人(オンライン1~3人)

 カプコンは、3月8日に発売となったプレイステーション 4/Xbox One/PC用スタイリッシュアクション「デビルメイクライ5(以下、DMC5)」の開発スタッフのサイン&記念撮影会をプラサカプコン吉祥寺で開催した。登壇したのはプロデューサーの岡部眞輝氏とディレクターの伊津野英明氏。

「デビルメイクライ5」プロデューサー岡部眞輝氏
「デビルメイクライ5」ディレクター伊津野英明氏

 サイン会前のインタビューでは、発売を迎えて「E3で発表してからここまであっという間かと思ったんですが、割と長かった、やっときたなと思うところがあります。最初にトレーラーを発表してからここまで色んな情報を出してきましたが、ユーザーのみなさんが本当に熱の高い反応をしてくれる。発売日にユーザーの皆さんに向けて絶対に納得していただけるものを届けられるだろうとは思っていましたが、大体聞いている情報では評価は高かったようなのでそこはホッとしています。(岡部氏)」と安堵の表情を浮かべた。

 前作から10年の歳月が経ち、ゲームの中で変わったことがあるかと尋ねると、伊津野氏は「僕自身は間に別のゲームが挟まっていただけなので、そんなに時間が経っているようには感じないのですが、ユーザーの方のコメントの中に、前にプレイしたときは小学生や中学生だったという方がたくさんいました。そのときに面白かったからずっと待っていたんだというコメントを見ると、まずは作ってよかったなと思います。

 前作から違っていることは、僕自身が成長したのでユーザーの方が楽しめる、満足してもらえる事を大切にしたい。岡部さんは困ったと思いますが、コストとか期間は守りたいけれど、そっちを疎かにしてまで守りたくないという、若干ユーザー寄りにシフトした感じで作ったので、満足度は高くなっていると思います」と語った。

 一方岡部氏は「シンプルに素晴らしい絵が出来上がっているので、見たらすぐに体感できるところかなと思います。今後10年このゲームを遊んでいただいても素晴らしいゲームだなと思っていただける、5年10年ずっと遊んでいただけるゲームを作りたかった。品質に拘ったというのは本当に良かったなと思います。カプコンとしてもこのシリーズは大事なタイトルなので継続的に皆さんの要望に答えていけるように頑張りたいと思います」とコメントした。

 また、「DMC」が「中二」であるという過去の岡部氏のコメントに絡めて、これから初めて「デビルメイクライ」をプレイする若いユーザーに向けて一言お願いすると「言われたことをやるオトナにはなってほしくない。ぜひ若い人は1回やってダメでも諦めないで欲しい。諦めずに行ったらできるようなヒントもいっぱい置いてあるので、自分で見つけて自分で乗り越える。それがアクションゲームの醍醐味だと思うので、もがいて越えていって欲しい。(伊津野氏)」、「今しかできないおもしろいと思うことを全力を尽くしてやってもらいたい、この後どうなるかは今は考える必要はないかなと思うので今楽しいと思えることをやってもらいたい。(岡部氏)」とした。

 発売記念イベントは17時30分より開始。整理券の配布が開始されるや否や、平日の夕方にも関わらず限定48枚があっという間に配布終了となった。また、イベント開始時刻30分前にもかかわらずイベントを心待ちにしたファンが会場前で今か今かと待っている姿も見受けられた。

 ゲームセンター内に設置された特設会場では、ダンテやVなどのパネルや、ネロの特大フィギュアが設置されており、見た目でもファンを楽しませるセットが用意されていた。

ネロの特大フィギュア
イベント開始前には長蛇の列ができていた。
レディやニコのパネルも

 イベント冒頭で行なわれた開発スタッフによるトークショーでは、7日に行なわれた発売前夜イベントの裏話や、本作の主要キャラクター「V」の初期設定は小説版「DMC1」に出てくる「ギルバ」で、ビジュアルも包帯を巻いた姿であったが、紆余曲折の末今の姿になったという開発秘話などが語られ、その濃密な内容はファンにはたまらないものとなった。また質問コーナーでは「ネロの義手には感覚はあるのか」というユニークな質問や、ネロの攻撃スタイルやストーリーについてなどバラエティに富んだ質問がファンから飛び出していた。

会場はぎゅうぎゅうの超満員。トークも白熱。
質問コーナーではどんどん手が挙がっていた

 サイン会と記念撮影会では、両氏が1人1人ファンの方と話し、サインを書き、ファンを挟んでの記念撮影をする丁寧な対応で、ときに両氏もファンと「DMC」について語り会うこともあったりと、ファン、両氏双方にとって「DMC愛」を共有するとても熱いサイン会となった。

 サインは「DMC5」のパッケージのほか私物もOKということで、色紙やノートの他に「デビルメイクライ」シリーズ設定資料集や「DMC5」の前日譚が書かれている小説版「DMC5」、初代「デビルメイクライ」の発売ポスターを持ってきた方まで、「デビルメイクライ」シリーズ愛にあふれた逸品が多数見受けられた。

 また、会場ではファンが参加する「デビルメイクライ5」の配信体験版を使用したSランクチャレンジや声優サイン入り台本が当たるじゃんけん大会も催され、会場は大いに盛り上がった。

パッケージはもちろんノートの表紙も。ファンとの会話も弾む
「デビルメイクライ」シリーズの設定資料集や小説版「デビルメイクライ」
大変貴重な2001年に発売された初代「デビルメイクライ」のポスター
外国のファンの方も来場されていた
Sランクチャレンジではファンの方の代表2名がSランク達成でイベント参加者にオリジナルサコッシュプレゼントということもあり全員固唾をのんで見守る
サイン入り台本が当たるじゃんけん大会は熱い戦いとなった

 そして、「DMC5」の限定グッズとしてトレーディングアクリルキーホルダー、ミニティッシュ、レッドオーブグミがカプコンカフェにて3月7日より先行物販販売、3月9日より順次全国カプコン直営アミューズメント施設並びにカプコンネットキャッチャー「カプとれ」にてプライズ景品としても展開される事が発表された。こちらもぜひともチェックして欲しい。