ニュース

「WESG」グランドファイナルに出場する「CS:GO」など5種目の日本代表選手が決定!

2月9日・10日 開催

 eスポーツコミュニケーションズは、中国アリババの子会社アリスポーツが主催するeスポーツ大会「WESG(World Electronic Sports Games) 2018-2019」の公式日本予選を2月9日と10日に開催した。

 「WESG」はアリスポーツが2016年に開始した国際eスポーツ大会。第3回に当たる今大会では競技タイトルとして「Counter-Strike:Global Offensive(以下、CS:GO。Valve)」、「Dota 2(Valve)」、「ハースストーン(Blizzard Entertainment)」、「StarCraft II(Blizzard Entertainment)」、「ウイニングイレブン 2019(KONAMI)」「Vainglory(Super Evil Megacorp)」が選出され、中国・重慶にて3月7日より17日(現地時間)にかけてグランドファイナルが行なわれる。

 本大会はプロ・アマを問わず出場が可能で、さらに国別のシード枠などもなく、純粋な戦績のみで優勝が争われるという、ある意味では極めてシビアなもの。それ故か全競技種目の賞金総額は550万USドル(約6億300万円)と非常に高額に設定されている。

 2月9日には「WESG」グランドファイナルに進出する「ハースストーン」及び「StarCraft II」の日本代表選手を決定するオンライン決勝、2月10日には「CS:GO」、「ウイニングイレブン 2019」、「Vainglory」のオフライン決勝がヨシモト∞ホールにて開催された。結果は下記の通りで、今回の日本予選に先駆けて行なわれた「Dota 2」部門においては既に東アジア予選での敗退が決定している。

 なお、日本予選の段階においても優勝、及び一部競技種目の準優勝選手・チームには総額10万USドル(約1,100万円)の賞金が授与された。試合のアーカイブはOPENREC.tvの特設ページにて視聴が可能。

競技タイトル優勝選手/チーム準優勝選手/チーム
ハースストーンあれっくす選手
StarCraft IIPSiArc選手
CS:GOAbsoluteIgnis
ウイニングイレブン 2019SOFIA選手レバ選手
VaingloryGGNEWtype2ndViVianne

 オフライン決勝の終了後に行なわれた表彰式は各種目の優勝選手・チームのメンバーをはじめ、オフライン決勝の総合MCを務めたお笑い芸人の板倉俊之さんや、アシスタントとリポーターを務めたグラチアの水沢柚乃さん、小島みゆさん、真奈さん、各種目の実況・解説も交えた賑やかなものとなった。オンライン決勝に出場したあれっくす選手、PSiArc選手は遠方在住とのことで出席することが叶わなかったものの、登壇した選手たちは口々に中国でのグランドファイナルにかける意気込みを語った。

 日本代表として「WESG」グランドファイナルに臨む選手たちは、既に国内の表彰台はもちろん、選手によっては世界大会でも実績のある猛者揃いだ。グランドファイナルでは日本のプレーヤーたちの期待を一身に背負ってどのような戦いを見せ、どこまで勝ち進んでくれるのか。その行方を見守りたい。