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【JAEPO2019】誕生から40年……アーケードゲームの元祖「スペースインベーダー」の進化は止まらない!!
タイトーブースでプレイできる、新生インベーダーをプレイ!!
2019年1月27日 11:57
タイトーは、1月25日より開催されたジャパンアミューズメントエキスポ2019(JAEPO2019)の同社ブースにて、「スペースインベーダー」をモチーフにしたピンボールゲーム「SPACE INVADERS PINBALL JAM」を出展した。
「SPACE INVADERS PINBALL JAM」と合わせて、タイトーステージで行なわれた体験イベント「SPACE INVADERS GIGAMAX」も紹介していこう。
玉を打ってゴールを決めろ! 白熱の対戦型「スペースインベーダー」!!
誰もが1度は見たり触れたことがあるであろう「スペースインベーダー」。襲い来る宇宙人たちを撃ち落としてハイスコアを狙うという、シンプルかつ王道のシューティングゲーム。誕生から40年が経つ今でも根強いファンがいる伝説のゲームだ。
そんな「スペースインベーダー」が、対戦型のピンボールゲームになって登場。盤面は原作のゲーム画面をイメージしている。懐かしのドット絵のインベーダーとプレーヤーが操作する砲台が描かれており、プレイする前からファンの心を掴んでくる。
本作は2人用の対戦ゲームで、対面で玉を打ち合って相手のゴールに入れればポイントを獲得でき、制限時間以内にどちらがポイントを多く取れるかを競う。操作は従来のピンボール同様、2つのボタンで左右のフリッパーを動かして玉を打っていくというシンプルなもの。
さっそくプレイしてみて最初にニヤリとさせられたのがSEだ。ボタンを押すとフリッパーの動きに合わせて原作の射撃音が鳴るのだ。さらに玉がバンパーに当たると、インベーダーの撃墜音が鳴るというニクい作りになっている。
ゲーム的にはオーソドックスなピンボールゲームなのだが、制限時間が経過していくにつれて盤面に放出される玉の数がどんどん増えていき、次第に攻防が激しくなるのも面白い。相手が打ち込んでくる玉を別の玉で打ち返すなどのテクニックも重要で、想像よりも奥の深いゲーム性であった。仲間内でプレイしたらかなり盛り上がるであろう「SPACE INVADERS PINBALL JAM」は今夏稼働予定している。
最大10人同時プレイができる、圧巻の「スペースインベーダー」を体験!!
タイトーステージでは、巨大スクリーンで「スペースインベーダー」をプレイできる「SPACE INVADERS GIGAMAX」の体験イベントを開催。10人同時プレイが可能で、協力してインベーダーを倒し、ステージクリアを目指していく。完全新作でありながら、映像からSEまで過去のものを使用しているのもファンにはたまらないポイントだ。
巨大スクリーンに映し出されたインベーダーは、筆者が知っているチマっとしている小さな宇宙人ではなく、タイトルの通りギガマックスなデカさで迫力がすごい。本作で初登場の巨大インベーダーは1発のショットでは倒すことができず、2回当てないと倒せないという新要素が加わっている。
ステージは全部で3ステージ用意されており、最終ステージでは超巨大UFOとのボス戦が待っている。ここではプレーヤー全員の連射力が試され、迫ってくるUFOをショットで押し返しながら戦わなければならないのだ。連射力が足らずUFOに押し潰されてしまう場面もしばしば。
ボスを撃破し、全ステージクリア後にはプレーヤー全員のハイスコアが発表され、筆者の成績は10人中4位という微妙に喜べない結果で終わった。「スペースインベーダー」の持つ面白さである、“ハイスコアを競う”というポイントもしっかりと押さえられており、プレイしてかなり熱くなった。
ゲームセンターでの稼働は残念ながら予定されていないが、JAEPO2019の最終日である26日にも「11時30分~14時30分」と「16時~17時」に体験イベントが開催されるので、気になった人は是非参加して、ギガマックスの興奮を味わってみよう。