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「FFXIV」24人レイド「楽欲の僧院 オーボンヌ」のボスキャラは「FFT」のあの人!

イヴァリース世界を「FFXIV」で再解釈する松野泰己氏の意欲作ついに完結

 スクウェア・エニックスは、プレイステーション 4/Windows/Mac用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター(以下、FFXIV)」の最新アップデート「パッチ4.5 英雄への鎮魂歌」で実装された「楽欲(ぎょうよく)の僧院 オーボンヌ」のボスキャラなどのモデルデータを公開した。

 「楽欲の僧院 オーボンヌ」は松野泰己氏がシナリオを、雨宮慶太氏が一部のボスデザインを担当している24人向けのカジュアルレイド「リターン・トゥ・イヴァリース」シリーズの3つめのダンジョン。「リターン・トゥ・イヴァリース」シリーズは、「ファイナルファンタジータクティクス」や「FFXII」の舞台となっている世界イヴァリースが「FFXIV」にあったら? というIFストーリー。

 「FFXIV」では敵地となるガレマール帝国の中にかつて「イヴァリース」という国があったという設定で、「FFT」や「FFXII」のキャラクターや敵が多数登場する、ファンにとってはたまらないスピンアウト作品だ。

 今回発表されたのは、ゲストキャラクターとしてストーリーの重要なパートに登場する「フラン」と、4体のボス。1ボスから3ボスは「FFT」の主人公ラムザとともに戦う、ムスタディオ、アグリアス、雷神シドの3人。バトル内では「FFT」で登場したセリフも使われており、技名も過去作に即したものになっている。「リターン・トゥ・イヴァリース」を遊んだことがなく、「FFT」が好きなら、なぜ3人がこんな姿で登場するのかぜひ本編を実際に遊んでみて欲しい。

 聖天使アルテマは「FFT」同様、死都ミュロンドで戦う最終ボス。雨宮慶太氏デザインの禍々しくも美しい姿は、フィギュアとして発売されることが決定している。ラスボス戦からエンディングにかけては、「FFT」シリーズのファン感涙の展開を楽しむことができる。松野氏が贈る「FFT」異聞を、ついに完結したこの機会に楽しんでみてはどうだろうか。

【フラン】
「FFXII」に登場するヴィエラ族のフランは、ガレマール帝国の支配に抵抗するレジスタンスの1人として登場する
【機工士ムスタディオ】
マシンボイスがクールなムスタディオ。途中にあるライフルのボルトアクションがかっこいいと好評だ
【聖騎士アグリアス】
「リターン・トゥ・イヴァリース」への登場希望が多かったアグリアスも敵として登場する
【雷神シド】
余りの強さからバランスブレイカーとして名を馳せたシドルファス・オルランドゥ。履行技の名前は「バランスブレイク」
【聖天使アルテマ】
アルテマは過去のボスを次々に召喚してくる。最終ボスにふさわしい派手でにぎやかな演出のステージだ