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「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」、発売前夜!公開された情報をおさらい

12月7日 発売予定

価格:
7,200円(税別、通常版)
9,700円(税別、ファイターパスセット)

 今日は12月6日。そう、明日はNintendo Switch用格闘アクション「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」の発売日。

 それなら何しようって、ほら、大事なものがあるじゃないですか。

 発売前の新情報総ざらい!始まります!

そもそもどんなゲームなのか

 単純明快、ぶん殴って画面外に出す。以上。相手にダメージを与えればその分吹き飛ぶ距離が伸びるのだ。

 戦いのルールは実際これだけで、たとえばバトルにエッセンスを加えてくれるアイテムだったり、強力な「最後の切りふだ」を発動させる「スマッシュボール」が存在したりする。また「チャージ切りふだ」として、威力が低めの切りふだを発動させることも可能。

 さて、その参戦ファイターは(後述の「ダッシュファイター」を含め)なんと74体。さらに早期購入特典の1体に加え、発売後にDLCとして「完全新規」ファイターが5体追加予定だ。それぞれが特徴的な――本当に特徴的な――技を持っている。地上で、空中で、また必殺ワザを使って。それぞれに得意な戦いがあったり、得意な場所があったりする。明日から挑戦するつもりの読者諸氏は、ぜひとも大量のファイターたちから好きな誰かを見つけ出してほしい。

こいつはすごいぞ”史上最大規模”

 先ほど述べた「75体」、実はシリーズ最多。1999年のシリーズ第1作から登場し、ときには欠席してきたファイターたちに加えて新規参戦のファイターもいる。

 ついでにステージは100以上、アイテムもどっさり。アイテムには「モンスターボール」や「アシストフィギュア」も加えればとんでもない数になる。また戦闘を盛り上げる楽曲は800曲以上収録され、すべてが「サウンドテスト」で視聴可能(さらには携帯モードでも視聴可)。大丈夫?こんなに詰め込んでNintendo Switchパンクしない?

 さらにステージはそれぞれ台が3つ置かれた「戦場」化、平らな「終点」化が可能。ステージのギミックも無効化し、真剣勝負を楽しめる。

モリモリのアイテム

 今作はアイテム量もすごい。「バナナガン」や「あるくキノコ」など実に様々なものが登場するうえ、「モンスターボール」と「アシストフィギュア」にも新キャラクターが収録されている。とくに「アシストフィギュア」には「メタルギアソリッド」より「サイボーグ忍者」だったり、「モンスターハンター」シリーズより「リオレウス」といった人気キャラクターも登場する。

魅力が詰め込まれたTVCM

 現在公開されているTVCMは、どれもが本作の魅力を最大限詰め込んでいる。「駆け抜ける篇」では明日から戦いに臨まんとしているプレーヤーたちの心境を静かに、だが確実に描いているし、「ふっとばし連鎖篇」では本作の魅力にして最大のゲームルール、そして「スマブラ」シリーズ恒例といえるコメディタッチな演出が光る。「”す”篇」ではそれを歌に乗せることで、さらに面白く、わかりやすく表現している。

【CM 駆け抜ける篇】
【CM ふっとばし連鎖篇 その1】
【CM “す”篇 その1】

スピリット

 「スマブラ」シリーズは、”フィギュアである”という設定のもと様々なキャラクターたちが集合し戦ってきた。本作ではその設定をさらに活かし、さらなる夢の共演を果たす。

 「スピリット」は「スマブラ」世界で身体を失ったファイター以外のキャラクターたちの思念体。ファイターはこれらの力を借りて戦う”代理戦”が可能なのだ。またスピリッツは育成したり、現実世界に帰したりできる。

灯火の星

 11月1日に配信された「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct」にて、「本作にストーリーを語るモードはない」と述べられた――はずなのだが、同配信のラストで最大級の爆弾が投下された。それが「灯火の星」だ。

 並び立つファイター、襲いかかるマスターハンドたちが破け光となり、ファイターたちが次々と光条に飲み込まれていく。「おいおいこれだけでもういっぱいいっぱいだぞ」というところで、脱出したカービィがつぎはぎにされた世界を目の当たりにするのだ。スピリッツってそういう……?と、トンデモ重い設定を見せつけられた。

【灯火の星】

変更点

 今作での変更点として、対戦はルールを選び、ステージ、そしてキャラクターを選択するように。またルールに「体力制」が標準で追加されたほか、サドンデスは画面がだんだん狭まるようになった。

 さらに対戦モードに3対3、5対5の「団体戦」と「トーナメント」、ファイター全員から1体を選び、次々とBANしていく「全員バトル」が追加。さらにバリエーション豊かな対戦が楽しめる。

トレーニング

 心ゆくまでテストが可能な「トレーニング」には方眼が描かれ、ふっとび量も表示される専用ステージに。ふっとび放物線は重さの影響もしっかり計算される。

ダッシュファイター

 「サムス」と「ダークサムス」、「リュウ」と「ケン」といったように、一部のファイターには「ダッシュ(’)ファイター」として仕草やちょっとした仕様が異なるファイターが存在する。「ケン」は「リュウ」よりスピードが速い、「ダークサムス」は回避時に丸まらないなど、差異はそれぞれ。

新たな戦士たち

インクリング

 「スプラトゥーン」より、ローラーにシューターと様々なブキを携えて参戦した”イカちゃん”ことインクリング。相手にインクをひっかければダメージアップ。もちろんしっかりインクをチャージする必要もある。そしてアナザーカラーはファッションセンスグンバツ。かっこかわいい。

【インクリング】

リドリー

 「メトロイド」シリーズより参戦した、サムスの宿敵。鋭く凶悪な爪と尾を振り回し暴虐の限りを尽くす。「最後の切りふだ」ではサムスのスターシップに敵を叩きつけ、火炎ブレスをもって焼き払う。

【リドリー】
【狩猟の魔爪】

シモン/リヒター

 「悪魔城ドラキュラ」シリーズより、ヴァンパイアハンターの血を引く2人が登場。聖なるムチはもちろん、オノや聖水、クロスといったアイテムを使いこなす。リヒターはシモンのダッシュファイターという形だ。リヒターの技であった体術をシモンが使うなど、その境界線は曖昧――だからこそどちらも使いやすい、というのもある。「Vampire Killer」をはじめとした全34曲も収録されている。

【シモン】
【リヒター】
【ヴァンパイア・キラー】

キングクルール

 「ドンキーコング」シリーズに登場する敵役。パイレーツキャノンを放ち王冠を投げつけ、ボクシンググローブで邪魔者を張り倒す豪快かつコミカルなワニ。しかしながら遠近に対応できるワザを持ち、その潜在力は侮れない。

【キングクルール】
【ライバルたち】

しずえ(さん)

 最近キャンプにお熱な「むらびと」に続き大乱闘に招待された、「どうぶつの森」シリーズの敏ワン秘書。もふもふかわいい。クラッカーやらハニワロケットやら、彼女もかわいい顔してぶっ飛んだワザを持ち合わせている。あと「どうぶつの森」登場時同様に着地した時とかに鈴の音が鳴るのかわいい。

【しずえ】
【はたらきものの夢】

ガオガエン

 「ポケットモンスター」シリーズより、「ニャビー」の最終進化形である熱き炎のファイターが参戦。攻撃が当たるとアピール(キャンセル可)、プロレスラーを思わせる投げ技が強めなうえ、「DDラリアット」や「クロスチョップ」で華々しく敵を打ち据える。とにかく派手でかっこいい。

【ガオガエン】
【炎の激突】

パックンフラワー(早期購入特典)

 早期購入特典として付属する、「スーパーマリオ」シリーズ最多クラスの登場回数を誇る赤白斑点の人食い植物。しかしよくご覧なさい、大人しく鉢に入った姿とか、おてて代わりに使われる葉っぱとか、実はカラーリングがいろいろあるところとか、歯をガチガチ鳴らしてアピールするところとか、かわいいぞ。

 本作ではイガイガパックン、フーフーパックン、ポイズンパックンなど、様々な亜種の能力をまとめた姿で登場する。さらに「最後の切りふだ」はボスパックンを呼び出す。ボスパックンは頭の周りにビロビロした花弁とか、かぼちゃパンツみたいな下半身とか、たらこ唇だけどわりとかわいいんだぞ。

【パックンフラワー】
【パックンフラワー参戦!(早期購入特典)】

 というわけで、筆者も明日が楽しみな「スマブラSP」の発表情報まとめであった。ダウンロード版ならすでにあらかじめダウンロードが開始しており、2019年1月31日までに購入すれば「パックンフラワー」も付いてくる。みんなはやく買おう。なお「パックンフラワー」は後日追加コンテンツとしての有料配信も予定されている――が。発売日になってすぐ遊べるのはダウンロード版の強み。さぁみんなはやく買おう。Nintendo Switchを所持していない場合でもマイニンテンドーストアでソフト同梱セットが39,938円(税込)で販売されている。さぁはやく買おう。もし偶然に偶然が重なって「チモシームッシュ」の名前でガノンドロフとパックンフラワーで楽しそうに戦ってるプレーヤーを見つけたらよろしくお願いします。