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「ジャストコーズ4」進化を遂げたグラップリングフックなど今作の新要素を公開

12月6日 発売予定

価格:
7,980円(税別)
9,000円(税別/デジタルデラックスエディション)
11,800円(税別/ゴールドエディション)
CEROレーティング:Z(18才以上対象)

 スクウェア・エニックスは、12月6日に発売を予定しているプレイステーション 4/Xbox One/PC向けオープンワールドアクション「ジャストコーズ4」の最新情報を公開した。

 「ジャストコーズ4」は、破壊と混乱をもたらすヒーロー「リコ・ロドリゲス」が主人公となる「ジャストコーズ」シリーズの最新作。今回は、より自由なカスタマイズが可能になったグラップリングフックなど今作の新要素について紹介したい。

混乱と破壊の英雄「リコ・ロドリゲス」が帰ってくる!

 今作の舞台は南米にある大国「ソリス」。熱帯雨林や砂漠、雪山など移り変わりの激しい気候が特徴のこの土地に、リコの知られざる過去が眠っているという。

 国家による抑圧や内部紛争が蔓延する危険地域へと降り立ち、数々の武器や乗り物、最新型のグラップリングフックを駆使して、嵐を呼び起こす。

 本作のマップは広さだけではなく、密度や高低差も重視した立体的な地形が1,000平方㎞にも及ぶ。車、バイクなどの民間車両や、航空機、ブルドーザー、クレーンや巨大鉄球など、多彩なビークル(乗り物)で縦横無尽に駆け巡ることができる。

 リコの銃火器による破壊だけではなく、高速で走らせたビークルを直接ぶつける、戦闘機や戦車に搭載されたミサイル、グラップリングフックを使ったアクロバティックな方法など、自由な方法で「混乱と破壊」を巻き起こしていく。

リコ・ロドリゲス

 レザージャケットを着こなす、メキシコ生まれ、メディチ育ちの諜報エージェント。「サン・エスペリートの英雄」、「パナウの王」、「メディチの子」との異名を持つ伝説の男。地球上もっとも爆発させるエージェントとして名高い。

 リスクの高い情報工作を得意とし、銃火器の扱いはもちろん、爆破工作、車両の運転、航空機の操縦など様々な技能を持ち、多くの困難な任務を成功に導いてきた。

 また、パラシュートやグラップリングフック、ウィングスーツといった特殊なガジェットの扱いにも精通しており、陸海空を縦横無尽に移動することができる。

より自由なカスタマイズが可能になったグラップリングフック

 シリーズではお馴染みのグラップリングフックが更なる進化を遂げて登場する。オブジェクトに推進力を与えるブースターや、浮力を与えるエアリフターがカスタマイズ可能になった。

 ブースターによって火器を積んだビークルを暴走させたり、エアリフターでビークルごと宙づりにするなど、より多彩な戦略を取れる。勿論、遠隔操作で対象を引っ張る「リトラクター」を使ったアクションも健在だ。ブースターやエアリフターと組み合わせれば、戦車を飛行させることが可能。

グラップリングフックはMODにより細かく調整が可能

 リトラクターの引っ張る強さや巻き取る長さ、エアリフターの最大高度や浮力の強さ、ブースターの加速度や進行方向などを調整することで、常識外の破天荒なプレイが可能になる。

 様々なビークルも、使い方次第。バイクで空中散歩をすることも、船舶で陸地に突入することも可能。エアリフターで浮いている間もビークルの機構は使えるのでビークル自体のブースターやジェットジャンプ、機銃やミサイルを組み合わせることもできる。

 強力な風を巻き起こす「ウィンドキャノン」は設置型の兵器。補給物資で風を起こしたいものの前に設置しオブジェクトを吹き飛ばすことができる。グラップリングフックで砲台の向きをずらすことも可能だ。

 エアリフターやブースターを活用することで空中移動する砲台にもなる。MODでリコに追従させることもできるので空中から暴風を巻き起こす兵器となる。

激しい気候変化がもたらす自然の脅威

 気候変化の激しいソリスでは、地域によって異なる自然の脅威が発生する。橋を破壊し航空機すら巻き込む竜巻、熱帯雨林の豪雨や雷、視界を奪われる激しい砂嵐や雪山の吹雪が更なる混乱と破壊を生み出す。

竜巻

 大型のビークルさえ巻き込み破壊する竜巻。その暴風は、敵味方問わず無慈悲な破壊を繰り返す。ウィンドキャノンによりブラックハンドが竜巻の侵入を防いでいる施設もあるが、それを逆手に取った戦略も考えられる。

 雷には高所のオブジェクトに落雷しやすい特徴がある。避雷針を立てて安全を確保したり、逆に敵に落雷させるように高所におびき寄せたりする戦略がある。

砂嵐

 砂嵐に巻き込まれると、その視界は大きく奪われる。また強風によりウィングスーツやパラシュートの挙動も大きく影響を受けるため、グラップリングフックを中心に確実に移動するのもひとつの戦略だ。

吹雪

 身体を芯まで凍りつかせる激しい吹雪は、リコの視界を制限し、歩くこともままならない。

 本作で最も高さのあるこの雪山にはブラックハンドの研究拠点があり、近づけば吹雪と共に激しい攻撃でリコを迎撃してくる。

プレイアビリティの向上

各種チャレンジがシームレスに

 カースタントやウィングスーツスタントなど、前作のチャレンジには毎回ロードが必要だったが、今作では全てシームレスにチャレンジに挑むことが可能だ。

 カースタントやウィングスーツスタントは前作のスコア制ではなく、時間制限内にリングをくぐり抜けるミッションに。またウィングスーツのリング数は殆どが3つになり、リング間であれば敢えてウィングスーツを解くのも可能になるなど、遊びやすさが改善されている。

拠点の制圧がよりスムーズに

 前作までは拠点を制圧するのに、看板やプロパガンダトレーラー、銅像や燃料タンクなどを全て破壊する必要があったが、今作では特定のミッションをクリアすれば制圧できるようになった。キーとなるミッションは地域によって異なるので、様々なミッションを楽しみながら前線を広げよう。

 本作では「カオスアーミー(革命軍)」がソリス奪還のために進軍してくれる。彼らが前線を押し上げる形で、制圧範囲を広げることができる。制圧範囲を広げると、新たな武器やビークルがアンロックされるほか、工場地帯ならば補給物資の生産速度も上昇する。

補給物資・ファストトラベルがより快適に

 前作までは補給物資やファストトラベルを使用するのにビーコンやフレアの消費が必要だったが、今作ではカオスアーミー(革命軍)のパイロットに要請することで、より気軽に使用できるようになっている。

 ファストトラベルや補給物資をしてくれるカオスアーミーは、任務を実行すると再任務まで5分程度のクールタイムが入る。特定のミッションをクリアすることで、パイロットの数はどんどん増やすことが可能なため、今までよりも気軽に使用できる。

スペシャルコラボ動画「ジャストコーズ4×ちぃたん☆特別動画」公開中

 SNS上での体を張ったチャレンジ動画が話題のコツメカワウソの妖精「ちぃたん☆」が、本作の主人公「リコ・ロドリゲス」を真似たアクションに挑戦するスペシャルコラボ動画「ジャストコーズ4×ちぃたん☆特別動画」を11月20日より特設サイトにて公開されている。

生配信番組「社長と遊ぼう ジャストコーズ4 Vol.1」を26日に配信

 11月26日に同作の公式生番組「社長と遊ぼう ジャストコーズ4 Vol.1」の配信を20時より行なう予定。

【社長と遊ぼう ジャストコーズ4 Vol.1】