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懐かしい&珍しい「ストリートファイター」での対戦会も!「ストリートファイター30th アニバーサリーコレクション インターナショナル」ステージイベント

9月20日~23日開催

会場:幕張メッセ

 カプコンは9月23日、東京ゲームショウ2018の特設ステージにおいて、プレイステーション4/Xbox One/Nintendo Switch/PC用格闘「ストリートファイター30th アニバーサリーコレクションインターナショナル」のイベントを行なった。

 イベントには「ストリートファイター」シリーズのプロデューサーである松本脩平氏と、プロモーションプロデューサーの綾野智章氏が登壇。また、ゲストとして、「ストリートファイター」のものまねで知られるお笑いコンビNOモーションの2人が登場した。

登壇した松本脩平氏(左)と綾野智章氏(右)
ゲストとしてNOモーションの星ノ こてつ。 さん(左)と矢野 ともゆき。さん(右)がリュウとエドモンド本田の衣装で登場。

 本作は「ストリートファイター」シリーズ30周年を記念し、「初代」から「3rd」までの12作品を収録したタイトル。ステージ横にあるブースでは、試遊会が行なわれ、長蛇の列ができていた。

本作はストリートファイターシリーズの「ストII」、「Zero」、「III」に加え、「初代ストリートファイター」をまとめたもの
過去作を振り返るミュージアムモードも実装。技のアクションを1コマずつ見れるなど、かなり充実しているとのことだ

今となっては珍しい「ストリートファイター」の対戦会

 イベントでは登壇者による対戦会が行なわれた。始めに「ストリートファイターII」で、次に世代によっては見たことがないかもしれない「ストリートファイター」で戦った。ゲームセンターに通って「ストII」をプレイしていた世代だけあって、登壇者4人とも中々の腕。特にNOモーションの矢野さんは非常にうまく、節々に「ドラゴンダンス(昇竜拳を連射することを指す)」のような小ネタも挟むなど、作品への愛が伝わってきた。

4人で白熱の試合が展開された。また、NOモーションは「ストII」に由来する物まねネタを披露してくれた

 「ストII」での対戦を見たことがないという「ストリートファイター」ファンはまずいないだろうが、「ストリートファイター」の対戦は今となっては中々見られない。実は筆者も生で見るのは初めてで、ちょっとした感動を覚えた。

 まだ対戦格闘ゲームというジャンルが生まれる前の作品というだけあって、コマンドは非常に難しく、対戦した綾野氏と矢野さんもかなり苦戦していた。基本的な必殺技である「波動拳」を出すのにも一苦労、「昇竜拳」がだせたら場内から声が上がるなど、シリーズ初代の作品ならではの対戦は盛り上がった。

頂上決戦では綾野氏が矢野さんに勝利。超火力の波動拳はまさしく必殺技だったが、ヒットすると体力が3割ほど減るのを見て苦笑いする来場者もいた

予約特典やグッズ、書籍について発表!

 イベントでは本作の予約特典などが紹介された。まず、パッケージ版の予約特典として「ALL ABOUT ストリートファイター 30周年記念復刻版」が紹介された。こちらはシリーズの情報を詰め込んだ書籍全96ページを読みやすいサイズで復刻したもので、「ファン必読のアイテム」とのことだ。

 また、イーカプコン限定版の特典として、グラフィックスアートやタロットカードが紹介された。タロットカードには「オロ」などのグッズが珍しいキャラが描かれている。

どちらもファンならぜひ欲しいアイテムだ
他にも「ブランカ」のフィギュアや、ベガのカプセルアイテムも紹介
懐かしいコミックの復刻や、キャラメイキングに関する書籍の情報も発表された
Nintendo Switch版のあらかじめダウンロードがスタート。場内でダウンロードする人もいた

 懐かしいタイトルや、今でも遊ばれているゲームが遊べる本作、予約特典も含めてファンなら抑えておきたい1本だ。特に「3rd strike」のオンライン対戦は盛り上がるのではないだろうか。Nintendo Switch版なら移動中などにもプレイできるのも大きい。

 一方で、「ストリートファイター」シリーズは現行タイトル「ストリートファイターV」も人気。大会も盛り上がっているだけでなく、アーケード版も発表されている。本作で懐かしさを体感しながらも、31年目の「ストリートファイター」シリーズにも注目していきたい。