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「トーチマン」役の小西さんが登壇!直接対決も行なわれた「ロックマン11」ステージイベント
2018年9月23日 14:25
カプコンは、TGSカプコンブースにて「ロックマン11 運命の歯車!!」のステージイベントを開催した。ステージにはプロデューサーの土屋和弘氏と「ロックマン ユニティ」管理人のウッチー氏が登壇し、本作の魅力について語った。
今回は発売日目前ということもあり、イベント会場には多くの人も詰め掛けた。その盛り上がりとともに本イベントの模様をお伝えしたい。
原点に立ち返りつつも、新しい「ロックマン」
本作の特徴は「原点に立ち返ること」であると土屋氏は語る。ボスの属性を見た目でわかりやすいようにすることで、プレーヤー自身が戦略を立てて、オリジナルのルートでゲームを進めていくことができるようになっている。また、「ロックマン」シリーズの伝統に則ってステージは8ステージ。各ステージの最後には「個性大爆発」のボスが待ち構えている。
ストーリーの詳細はまだ公開されていないが、今回も「Dr.ワイリー」が登場することが判明している。今回で通算11度目の襲来ということになるが、今回もはたして土下座をすることになるのだろうか……楽しみなところだ。また、登場人物には、おなじみのライト博士やロールちゃんなどロックマンファミリーが登場する。「どのように登場するのかは、楽しみにしていてほしい(土屋氏)」とのこと。
システム面では「スピードギア」と「パワーギア」からなる「ダブルギアシステム」を新たに導入する。スピードギアはロックマン自身の移動速度が速くなることで、逆に周りの動きが遅く見えるという行動強化型で、パワーギアはプレーヤーの好きなタイミングで大幅に火力を上げることができる武器強化型となっている。「どちらもかなり使い勝手がいいシステムなので、ぜひ使ってみてほしい(土屋氏)」とのことだ。また、ロックマンがピンチになった時に限り発動することができる切り札、「ダブルギア」も用意されている。
本作では、上級者モードから、初めて触る人向けのアシストモードまで難易度も豊富も用意されているため、たくさんの人に楽しんでもらえる仕様となっているとした。
また、コラボレーション企画も併せて紹介され、「デビル メイ クライ 5」、「モンスターハンターフロンティア」とのコラボレーションが実現する。
ここで、ステージには「トーチマン」の担当声優 小西克幸さんが登壇。「ロックマン」のプレイ歴について聞かれると、小西氏は「ファミコンの時代にプレイしたことはあるが、アクションゲームが苦手なので難しかった印象がある」としながらも、「やり込むということを覚えたゲーム。時間がいくらあっても足りない」と笑顔で語った。
小西さんは「ロックマン」シリーズでの仕事はアニメ「ロックマンエグゼ」で火野ケンイチを演じて以来となるが、今作で担当する「トーチマン」の印象について「熱血でまじめなキャンピング男」とコメント。さらに本作ではロックマンファミリーの1人、「ラッシュ」の声も演じていることが明かされた。
続いて行なわれた小西氏による実演プレイでは「ヒューズマン」ステージと、自身が声を担当した「トーチマン」との"対決"が行なわれた。「ヒューズマン」ステージではアクションゲームが苦手とは思えないほど華麗な操作で会場を沸かせ、「トーチマン」との対戦はかなり白熱。倒した瞬間には会場から歓声が上がった。
実演プレイ後、小西氏は「『ロックマン』をはじめてプレイする方も、昔からプレイしている方も楽しめるものになっているので、プレイしていただけたら嬉しいです」として、降壇した。
その後には「ロックマン」の声優を務める福原綾香さんからのビデオレターが紹介された。、ロックマンは平和を守るために戦う少年ロボットということで、演じる際には「ロックマンの心の中から優しさからあふれえてくるエネルギーを大切にしている」とコメント。さらに「発売を楽しみにしてていてほしい」とファンに向けてメッセージを届けた。
最後に土屋氏は「発売まで2週間を切りました。『ロックマン』の30周年に新作を届けられることを光栄に思います。また、待っていただいたファンの方にも納得いただける作品になっていると自信を持っています。ぜひ期待していてください」とコメント。ウッチー氏も「私も楽しみにしている1人なので、発売日には皆さんと一緒に盛り上がりたいと思います」としてイベントを締めくくった。
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