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「Dead by Daylight」、ディレクターのMathieu Cote氏が日本を舞台にした新キラー山岡 凜について語る!

9月20日~23日 開催

会場:幕張メッセ

 Twitchは同社ブースのステージにおいて、非対称対戦ホラーサバイバルゲーム「Dead by Daylight」を開発しているBehaviour Interactiveのゲームディレクターを務めるMathieu Cote氏のトークショーを開催した。

 同社ブースでは、「Dead by Daylight」の最新バージョンをプレイ可能なコーナーが設けられているが、22日は開幕と同時に3時間待ち。イベントが行なわれた14時の段階では行列に新たに並ぶことができないというほど人気を集めていた。ステージイベントにも数多くの人が詰めかけ、来場者が通路に大きくはみ出してしまうほど。現在の人気の高さを実証して見せた。ちなみに集まったプレーヤー走も男性はもちろん、女性の比率がかなり高く、性差無く、人気の高さを見せつけた。

【Dead by Daylight | Shattered Bloodline - Spotlight】
ゲームディレクターのMathieu Cote氏

 トークショーにおいて話題の中心となったのは、つい先日導入された、日本を舞台にした新チャプター「断絶した血脈」。ジャマイカ出身の数学教師、アダム・フランシスの恐怖体験を描き、新キラー「The Spirit」(山岡 凜)が登場することでも話題となっている。Cote氏は「The Spirit」について「すごく恐いキラーを作りたかった」とその動機を語る。アダム・フランシスは日本に赴任し古い家を購入するが、そこには怨霊となった山岡 凜が潜んでいた。山岡 凜はそのすべてに対して憎しみを抱いており、怒りの刃を向け復讐しようとする。

 Cote氏は日本のキラーについて「いつもチャレンジしていたかった」というが、その実現までにはグラフィックス的な苦労などもあり、時間がかかった。それだけに「みなさんに楽しんでもらえたら嬉しい」とコメントした。

日本の映画に出てくるモンスターのように、とにかく動きが不気味な「The Spirit」

 またサバイバー(キラーから逃げる側)の新キャラクターも追加される。サバイバー側のキャラクターも細かく設定が作り込まれており、前述のアダム・フランシスも数学教師ということから、効率化や整理整頓などにうるさかったりし、プレイにそういった面が出てくるのだという。開発チームとしてはどこにでもいる人々ということで、キャラクターがリアルであることに気をつけているのだという。

 また、「オススメのキラーは?」との問いには「HAG(鬼女)」と返答。なぜなら「初心者でも人を驚かすことができるんです。僕は人が脅いているのを見るのが好きなんだ(笑)」。また、Twitchブースということで、実況配信について問われると、「作っているときは特に気にかけなかったけど、リリースしてから配信に向いたタイトルだとすぐに気付きました。ゲーム中は集中して、その後一息ついて視聴者と話をしたりして、再度またゲームをプレイするといった、良いサイクルを作ることができる」と分析した。

 最後に、「Dead by Daylight」のパッケージ版となる「Dead by Daylight 公式日本版」が3gooから11月29日に発売されることが発表されると、会場からは大來は拍手が巻き起こり、Cote氏も嬉しそうに手を振って答えた。最後に「(人気なのは)みなさんのおかげです、ありがとうございます」と挨拶し、「恐がりな人はキラー側でプレイすると良いですよ。でも、サバイバル側で1回生き残れば勇気が出ると思います。楽しんでください」とちょっとしたアドバイスを披露してステージを後にした。

サバイバー側のアダム・フランシス。あなたは逃げ切ることができるだろうか?