「妖怪ウォッチ4」、主人公自ら戦うバトルシステムへと刷新！

　レベルファイブは、東京ゲームショウ2018にてNintendo Switch用RPG「妖怪ウォッチ4」をプレイアブル出展している。

　「妖怪ウォッチ」シリーズ最新作となる「妖怪ウォッチ4」の最大の注目点は、バトルシステムが大きく刷新されたことにある。これまでプレーヤーは妖怪たちに行動を指示してバトルしていたのに対し、本作では3D空間の中で主人公を動かし、敵に近づいて攻撃したり、敵の攻撃を避けたりしながら戦っていくものとなった。イメージとしては、同じレベルファイブの「二ノ国II レヴァナントキングダム」に近いかもしれない。

　プレイアブル版では現在放送中のアニメ「妖怪ウォッチ シャドウサイド」に登場するナツメやトウマを操作して、簡単な街の探索と新妖怪「ジンゲキ」とのバトルを楽しむことができる。

街中での操作同様、バトルでも人間キャラクターを操作する。これまでのシリーズ作とはシステムがガラリと変わった

　バトルではトウマを操作することとなる。味方の妖怪にはジバニャン、コマさん、ミッチーで、彼らは自動で敵と戦ってくれる。トウマは基本的に妖気ゲージを使って攻撃を行ない、妖気の弾を飛ばす遠距離攻撃、鬼の手を振るう近接攻撃、味方の体力回復といったことができる。妖気がなくなったら敵から妖気を吸って回復させることができるので、戦闘ではこれらを繰り返していく。

　極めつけはバトルを進めることで使えるようになる「憑依召喚」で、これはトウマ自身が強力な妖怪に変化するというもの。今回のバトルでは剣を掲げた「不動明王」になって、ジンゲキをばっさりと斬りつけることができた。

　ジンゲキは巨大な体を振り回して攻撃してくるほか、体の中の内臓を落とし、時限爆弾のように爆発させてくるなどユニークな攻撃を仕掛けてくる。攻撃直前、危険な場所には地面にマークが表示されるので、上手く立ち回りながら攻撃を叩き込んでいくのがプレイでは大事となっていた。

こちらがジンゲキ。普通の人体模型がこのような姿になってしまった。デモ版では、ジンゲキにまつわるストーリーも見ることができる

　本作は事前に発表されているように、時代の異なる世界を行き来してプレイすることになるという。ケータの世界、ナツメの世界、そして12月14日公開予定の「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」で主人公のシンの世界を冒険するということで、こちらのストーリーも楽しみだ。

　「妖怪ウォッチ4」は発売予定を2018年冬としており、おそらく映画公開に合わせることになるだろう。まったく新しい世界で展開される「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」の内容やゲームとの関連も含めて、続報に期待したい。

時代の異なる世界を行き来し、様々なキャラクターを操作できるという「妖怪ウォッチ4」。新たな「妖怪ウォッチ」シリーズの展開に注目したい