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「モンスターハンターエクスプロア」、ローグライクスタイルの新コンテンツ「幻界深域」を発表!

9月3日 開催

 カプコンは9月3日、Android/iOS用ハンティングアクション「モンスターハンター:エクスプロア」(以下、MHXR)において「新コンテンツ体験会」を実施した。

 体験会では「MHXR」プロデューサーの関野亮央氏とディレクターの並木拓己氏が登壇。9月12日に実装される新コンテンツ「幻界深域(げんかいしんいき)」の内容が紹介されたほか、9月下旬に実装される新オリジナルモンスター「天晶龍 エオ・ガルディア」の情報も一部公開された。明らかになったのは古龍で火属性、という情報のみだが、「黒冠龍 モルドムント」に続く古龍となるので、かなり手ごわいモンスターとなることが期待できる。

 今回、実装に先駆けて「幻界深域」をプレイすることができたので、公開された内容とともにその模様をお届けする。

カプコン「MHXR」プロデューサーの関野亮央氏
ディレクターの並木拓己氏
【天晶龍 エル・ガルディア】

" ローグライクスタイル"で探検を楽しむ「幻界深域」

 次回のアップデートで実装される「幻界深域」は、新たな試みとして"探検感"に重点を置いたコンテンツ。プレーヤーは全員が「始点」から探索をスタートし、自分でルートを選んでダンジョンを進んでいく形式となっている。

 マップはダンジョンごとにランダムに変化し、なかにはボスモンスターが待つマスや何らかのイベントが起こるマスも存在するが、プレーヤーの選択次第で最短ルートを行くことも、アイテム等の報酬重視でがっつりプレイすることも可能だ。

 また、「幻界深域」では、ソロプレイでパートナーのみ同行可能となっており、オトモはつれていくことができない。さらに、探索には「探索燃料」が必要で、ダンジョンに入場するたびに一定の個数を消費する。つまり「幻界深域」は実質"スタミナ性"となるが、これは「集中してプレイしてもらうため」に導入した仕様だとのこと。「探索燃料」は時間経過やログインボーナス、探索ナビなどで回復する。

 「幻界深域」には開催期間が定められており、開催期間中はいつでもプレイが可能。ただし使用可能武器やパラメーターには制限がかけられており、第1回では大剣と片手剣の使用が参加条件となる。

 あわせて、「幻界深域」で獲得した「探索ポイント」を使用してBOXガチャを引ける「福引屋」が実装される。「福引屋」では「幻界深域」内でのみ有効なパラメーター上昇や「福引スキル」を入手することができ、キャラクターの強化によって探索をスムーズに進めることができるようになる。また、福引からは「幻界チケット」も出現。これを使うことでニャン検隊装備などが手に入る特別なクエストに出発できる。「幻界深域」は深くまで探索したほうがリターンが大きいため、「福引屋」は「パラメーターや武器・防具を強化するためにまめに使うほうがいい」とのこと。

 また、「幻界深域」の中では限定の「深域アイテム」も手に入る。これらは「かなり強力なアイテム」だということだが、クエストクリア後には持ち出しも可能となっている。さらに探索の際には「幻界深域」を1回プレイするだけでクエスト武器「アギト・始」と防具「ウルク・始シリーズ」が配布されるので、始めたばかりのプレーヤーも臆することなく「幻界深域」にチャレンジすることができるようになっている。

 実際に試遊で「幻界深域」をプレイしてみたところ、キモとなる「自分でルートを選択していく」という要素がかなり面白い。毎回プレイするたびにマップが変わることや、楽なルートを選んだり、難易度は高いけれど報酬がガッポリもらえたりするというルートを敢えて選んだりというのがまさに「ローグライク」を彷彿とさせる楽しさで、気づけば黙々と探索を進めていた。

 また、クエスト武器・防具がかなり強いため多少操作がうまくできなくても何とかなるというのも心強い。どんどん奥に進んでいくのが楽しくなってくるし、今ある「探検燃料」で一体どこまで行けるのか試してみたくなったりする。道中で手に入るアイテムを上手く使っていけば初心者でもボスをきっちり倒すこともできるので、入手したアイテムをどう活用するかを考える楽しみもある。

 「幻界深域」は、「探索」という要素にフォーカスして、「MHXR」に全く新しい遊びを盛り込んだ新コンテンツだ。自分でルートを選んで開拓していく楽しみや、その探索の成果として様々な報酬が得られるので、既存の「MHXR」プレーヤーはもちろん、新規プレーヤーにも是非チャレンジしてほしいと思う。

プレーヤーは全員「始点」からスタートする
選ぶルートによって出会うモンスターや得られるアイテムが違う
「福引屋」で福引を引くとどんどんスキルが上がっていく
「福引屋」で「幻界チケット」を集めてクエストにチャレンジ