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リアル脱出ゲーム×「ドラゴンクエスト『大魔王ゾーマからの脱出』」
会場には、シリーズ生みの親である堀井雄二氏も登場
2018年8月2日 19:33
SCRAPは8月2日、「リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト『大魔王ゾーマからの脱出』」についての記者発表を行なった。当日はSCRAPの加藤代表のほか、ゲストとして安田大サーカス、キンタロー、さらには「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親でもあるゲームデザイナーの堀井雄二氏も出演した。その発表内容をお伝えする。
堀井雄二氏も、今回の脱出ゲームに密かに参加!?
最初に登壇した加藤代表は、今回の脱出ゲームについて「我々が子供の頃から楽しんできた『ドラゴンクエスト』の世界を現実の空間で、実際の人たちとパーティを組み、広大なフィールドを歩き回りながらさまざまな謎や暗号を解き明かし、大魔王ゾーマを倒すという体験型のゲームイベントです」と解説。
前回との違いについても「前回は幕張メッセという広さに翻弄され、思いつく限りのことを思いつくままやり、大混乱のまま開催。その大混乱が熱を帯び、ロックンロールなイベントになりました。しかし今回は、どうすれば冒険の熱が起こり、お客さんに喜んでもらえるかがわかりました。熟考の結果、『ドラゴンクエスト』が持つ豊かな物語を、更に深く掘り下げていこうとなりました。会場には、『ドラゴンクエスト』の世界にあるようなカジノ、踊り子が踊ったりファッションショーができるステージなどがあり、プレーヤーには「ドラゴンクエスト」の中の豊富な世界を実際に体験してもらうことができるようになっています」と語る。そして「『ドラゴンクエスト』の世界を体験することによって、世界を救った気持ちで日常を楽しめるというのが今回のゲームにおける1つの強いメッセージと思っています」と付け加えた。
ここでゲストとして、「ドラゴンクエスト」シリーズ生みの親であり、本イベントの監修も務めた堀井雄二氏がステージへと招かれた。今回のイベントについて問われると、「前回と比べて、今回は色々と洗練されたなと思います。いろんなコーナーがあり、より冒険感が出ているような気がします」と答えた。
また、記者発表のあった8月2日は「ドラゴンクエストX」がリリースされてから6周年ということで「その記念すべき日に脱出ゲームの発表ができるというのは、とても嬉しいです」との感想も堀井氏から語られた。ゲームに参加しますか? と聞かれると「実は前回、一般の日に行ったんですよ。2万人に混じってこっそり参加したのですが、今回もひっそりと行こうと思っています(笑)」との意外な発言が。参加すれば、もしかしたら「ドラゴンクエスト」シリーズ生みの親と会場で会えるかもしれない!?
ここで新情報として、「大魔王ゾーマからの脱出」に登場する勇者姫アンルシア役として早見沙織さん、大魔王ゾーマ役に大塚明夫さんが声を担当すると発表された。これについて堀井氏は「アンルシアの早見さんは実は、『いただきストリート』から声をやってもらっています。今回も演じてもらうのですが、大塚さんは初なんです。迫力のある声でゾーマの威厳を表現してくれると思うので、すごい期待しています」と、楽しみにしていることを明かした。
出題されたナゾに正解し、会場を沸かせる場面も
次にゲストとして、お笑い芸人の安田大サーカスとキンタロー。さんがステージに招かれた。「ドラゴンクエスト」関連の話として、団長安田は「スライムの貯金箱を使っています」、クロちゃんは「トロルに似ていると言われるんです」、HIROは「ドラキーが好きでした」、そしてキンタロー。さんが「モンスターの“おどるほうせき”に似ていると言われています」とそれぞれコメント。すると、「大魔王ゾーマを倒すためのウォーミングアップ」というアナウンスと共に、練習問題と書かれたパネルが4人の前に掲出された。
最初は何のことかまったくわからなかった一同だが、“表を読め”を“おもてをよめ”と解釈していたものの、実は“ひょうをよめ”というヒントだと判明し、クロちゃんが正解を導くことに成功した。
「大魔王ゾーマからの脱出」では職業が選べると言うことから、この日は踊り子の格好をイメージして登場したキンタロー。さんが、問題に正解したということで不思議な踊りを披露。すると、安田大サーカスの面々も次々と踊り出してしまい、最後は団長安田の服が破られてふんどし1枚にされてしまうといういつものオチとなり、記者発表は終了となった。
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