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CEDEC 2018、セッション情報の第1弾を公開
7月1日より受講申込受付を開始
2018年6月25日 16:58
- 8月22日~8月24日 開催
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は、8月22日より8月24日までの3日間に渡りパシフィコ横浜会議センターで開催する「Computer Entertainment Developers Conference 2018(以下、CEDEC 2018)」のセッション情報第1弾を公式ページにて公開した。
今回公開されたセッションは一般から公募し、CEDEC運営委員会が採択した公募セッションのほか、招待セッション、スポンサーセッションなどあわせて178件。総セッション数は基調講演、海外招待セッション等とあわせて200を超える見込みで、公式ページにて順次セッション情報を公開予定。
あわせて、コンピュータエンターテインメント開発の技術面から開発者の功績を称える「CEDEC AWARDS」の2018年の優秀賞を決定した。CEDEC AWARDSは昨年のCEDEC受講者アンケートで高評価を得た講演者とCEDEC 2018のセッションを選定するセッションワーキンググループの各分野のプロデューサーとで組織する「CEDEC AWARDS 2018 ノミネーション委員会」が、「エンジニアリング」、「ビジュアル・アーツ」、「ゲームデザイン」、「サウンド」の4部門で計20のグループを「優秀賞(最優秀賞ノミネート)」に選考した。
これらの優秀賞の中から、CEDEC 2018受講者、講演者の投票を経てCEDEC運営委員会が各部門の最優秀賞各1組を決定。CEDEC 2018会期2日目の8月23日17時50分より、CEDEC 2018会場内で発表・授賞式を行なう。
また、CEDEC 2018は各パス種別の受講料を改訂し、7月1日より受講申し込み受付を開始する。新受講料は下記の通り。なお、早期割引は7月1日より7月31日まで、事前登録は8月15日まで受け付ける。タイムシフトパスの申込みは8月24日19時まで。一般のカッコ内の価格は4名以上の団体割引料金。
パス種別 | 申込種別 | 新受講料(税込み) | 旧受講料(税込み) | |
---|---|---|---|---|
レギュラーパス | CESA会員 | 早期割引 | 27,000円 | 21,600円 |
事前登録 | 32,400円 | 27,000円 | ||
一般 | 早期割引 | 37,800(32,400)円 | 32,400(27,000)円 | |
事前登録 | 43,200(37,800)円 | 37,800(32,400)円 | ||
デイリーパス | 事前登録 | 18,900円 | 16,200円 | |
当日 | 24,300円 | 21,600円 | ||
エキスポパス&スポンサーパス | 事前登録 | 3,240円 | 2,160円 | |
当日 | 3,780円 | 2,700円 | ||
エキスポパス(学生のみ) | 事前登録 | 1,080円 | 1,080円 | |
当日 | 1,620円 | 1,620円 | ||
タイムシフトパス(視聴専用パス) | 事前登録 | 12,960円 | 10,800円 | |
通常申込(8月16日~24日) | 13,500円 | 11,340円 |
CEDEC AWARDS 2018 優秀賞(最優秀賞ノミネート)一覧
【エンジニアリング部門】 | |
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デファクトスタンダードな CI ツールとして、ゲーム開発の自動化に貢献 | Jenkins プロジェクト |
大規模プロジェクトにおける開発環境のあり方を提示 | 「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」開発チーム(任天堂株式会社) |
新しいクリーチャーの表現に用いられたプロシージャルアニメーション技術 | INSIDE 開発チーム(PLAYDEAD) |
他社とのコラボレーション、積極的な情報公開も高く評価 | 「Decima」エンジン 開発チーム(Guerrilla Games) |
プロシージャルワークフロー、近年のビデオゲーム向けの取り組みを高く評価 | Houdini 開発チーム(SideFX) |
【ビジュアル・アーツ部門】 | |
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全世界を魅了するバーチャル YouTuber | 「キズナアイ」サポートチーム(upd8/森倉円:キャラクターデザイン、Tda:モデリング監修、トミタケ:3D モデル) |
少数精鋭でリアルかつユニークな世界観を高いレベルで表現 | 「Hellblade: Senua’s Sacrifice」 開発チーム(Ninja Theory Ltd) |
ゲームとフラットデザインの融合による革新的な UI デザイン | 「NieR:Automata」 UI デザインチーム(プラチナゲームズ) |
海外レトロアニメ調を完璧に表現 | 「Cuphead」開発チーム(Studio MDHR) |
原作アニメを超える程のビジュアルの完成形 | 「DRAGONBALL FighterZ」開発チーム(発売元:バンダイナムコエンターテインメント、開発:アークシステムワークス) |
【サウンド部門】 | |
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徹底した生音へのこだわりと、サウンドデザインによる没入感の構築 | 「モンスターハンター:ワールド」サウンド開発チーム(カプコン) |
直感的な演奏感と高い自由度を兼ね備えた斬新な音楽ゲームの実現 | 「がるメタる!」開発チーム(企画・プロデュース: DMM GAMES/ 開発・ディレクション: ナウプロダクション) |
丁寧に作りこまれた完成度の高い多彩なサウンド演出 | 「スーパーマリオ オデッセイ」開発チーム(任天堂) |
体系化されてこなかったゲームサウンド教育プログラムの開発、教材資料の無償提供 | audiokinetic/Robert Brock 氏(audiokinetic/Conservatory of Recording Arts and Sciences) |
独特な世界観をオシャレにまとめた楽曲とサウンドデザイン | 「ペルソナ5」サウンドチーム(アトラス) |
【ゲームデザイン部門】 | |
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ロケーション VR に体性感覚を応用 | 「ハシラス」VR 開発チーム(ハシラス) |
キャラクターとの関わりの新表現 | 「囚われのパルマ」開発チーム(カプコン) |
現実に拡張するキャラクター | 「AR performers」開発チーム(ユークス) |
JRPG ナラティブの進化系 | 「ドラゴンクエスト XI 過ぎ去りし時を求めて」開発チーム(スクウェア・エニックス) |
プレイヤーの協調を促すメカニクスデザイン | 「スプラトゥーン 2」開発チーム(任天堂) |