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e-sports SQUARE AKIHABARA、5代目新店長が就任!
ユーザーイベントの制作支援やメニューの刷新を発表。より魅力的なゲーミングスペースへ
2018年6月8日 23:49
RIZeSTは6月8日、e-sports SQUARE AKIHABARAに5代目となる新店長が就任することを発表した。
新たな店長となるのはRIZeSTの疋田力也氏。発表にあわせ行なわれた店長就任パーティには業界関係者が多数訪れ、新店長の就任を祝った。
新店長となる疋田氏は兵庫県神戸市出身で、大学を卒業後地元関西でサラリーマンとなるが、eスポーツの楽しさを伝えたい一心で前職を辞しRIZeSTに入社。新たにe-sports SQUARE AKIHABARAの5代目店長に就任する運びとなった。
eスポーツに触れたきっかけは「Counter-Strike 1.6」で、当時小学5年生ながらその緊張感などの虜になり、これまでのゲームに対する認識が一変。以来「League of Legends(以下、LoL)」や「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」といったeスポーツタイトルを中心にプレイしているのだという。
ちなみに「LoL」においては昨年のシーズン7を「チャレンジャー」Tierで終えたという。チャレンジャーは日本の全プレーヤーの中で上位0.02%程度にあたり、どれだけの時間と熱意を傾けても一握りのプレーヤーしか到達できない高みであって、要するに疋田氏は「LoL」においてプロ級の腕前と言っていい。
そんな疋田氏は「eスポーツをメジャー文化にしたい」という想いを語る。これは疋田氏自身の願いでもあり、所属するRIZeST、そして舞台となるe-sports SQUARE AKIHABARAの悲願でもある。
eスポーツをプレイするための大前提として、必要なのは競争相手。この点について疋田氏は「コミュニティは競技人口を守る要塞」と捉えており、e-sports SQUARE AKIHABARAがこれまで取り組んできた「イベント制作支援プロジェクト」のなかで「コミュニティは成長する」ということと、コミュニティこそが「日本のeスポーツ界にとって重要である」ということを学んできたのだという。
こうしたコミュニティに対し今後もe-sports SQUARE AKIHABARAは手厚くサポートを行ない、プレーヤーのみならず観戦者をも巻き込んでeスポーツの楽しさを体感できる場として在り続けられるよう、継続して取り組んでいくとした。
さらに疋田氏は提供メニューの刷新にも着手。ゲームをしながら、あるいは観ながら片手でも食べやすいメニューを増やし、価格もフードは平均200円、ドリンクは70円の値引きを行なった。事前の打ち合わせなしに偶然かげっちさんが指摘したメニュー周りの要望に見事応えた形だ。
e-sports SQUARE AKIHABARAとRIZeSTの今後の取り組みについても明かされた。「お客様の想いを実現してeスポーツ業界に貢献することが我々のミッション」、としつつ、今後は依頼を形にするだけではなく、eスポーツ業界を「引っ張っていく」意気込みで、定期的にイベントを開催していく方針だ。
その第1弾として実施されるのは8月から始動予定の「THE GAMER TALK」。飛躍的に成長するeスポーツ業界において選手として表舞台に立つプレーヤーだけではなく、裏側でシーンを支えるプロデューサーやタレントなど、業界に貢献する「熱い人たち」を紹介していく場としてプレゼンショーなどを開催していく予定だ。
また、インターネットカフェのDiCE仙台店とe-sports SQUARE AKIHABARAが共同開催する「Dice PUBG REGIONAL TOURNAMENT」も実施予定。こちらはDice仙台店とe-sports SQUARE AKIHABARAそれぞれにプロゲーマーを招待し、試合の模様を楽しめるというものになる予定だ。
さらに6月13日より6月15日まで幕張メッセで開催される「デジタルサイネージジャパン」において、ライブエンターテイメントジャパンと協業してブースを出展する。ブースではeスポーツに関する展示を行なうほか、開催期間中の13時より17時まで古澤氏がゲストスピーカーとともに講演を行なう。
最後に疋田氏は来場者にお礼を述べつつ、「これからもe-sports SQUARE AKIHABARAは皆様の想いを叶えられる場所であり続けたい」とその決意を述べた。