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「RAGE 2」ゲームプレイトレーラー公開、id SoftwareとAvalanche Studiosのタッグによる、FPSとマシンバトルの融合
2018年5月16日 09:38
Bethesdaは、「RAGE 2」のゲームプレイトレーラーを公開した。「RAGE 2」のプラットフォームはプレイステーション 4/Xbox One/Windowsとなり、2019年発売となる。
本作の大きな特徴はid SoftwareとAvalanche Studiosの共同開発というところだろう。Avalanche Studiosは「ジャストコーズ」シリーズを手がけ、TPSとオープンワールドでの経験が大きい。id Softwareは前作「RAGE」での敵のAIやステージ構成、ゲームバランスなどを「DOOM」でより洗練させた形で提示しており、今作でもエキサイティングなバトルが楽しめそうだ。2つの開発会社の“融合”がどのような化学変化をもたらすか、期待したい。
「RAGE 2」でプレーヤーは、ヴァインランドに生き残った最後のレンジャー「ウォーカー」として、生まれ故郷であるこの混沌の地を生き延びるために戦うこととなる。様々な武器やマシン、そしてウォーカーだけが持つ特別な力を駆使して、オーソリティーによる支配を打ち砕くのがゲームの大きな目的となる。
世界は危険に満ちており、草木が生い茂ったジャングルや湿地帯に潜む敵だけでなく、ひらけた砂漠では敵バギーによる急襲にも注意が必要だ。ここでは自分を守る術を知る者しか生き残ることはできない。
ウォーカーの前に立ちはだかるのは、ギャングやミュータント、そして前作にも登場した敵対組織「オーソリティー」。クロス将軍が率いるオーソリティーが、アークの生存者を根絶やしにするために、再び動き始めた。その目的を達成するためなら、大量虐殺も厭わない連中だ。ウォーカーにとっての生まれ故郷、ウェイストランドを守るため、多彩な武器と装備を身にまとい、オーソリティーに立ち向かってゆくしか、生き残る道は無い。
レンジャーの強さの秘密はアップグレード可能な大量の武器やアイテムだけではない。アークの血を持つ彼らは、この世界において唯一「ナノトライト」による力を操ることのできる特別な存在なのだ。しかし、この力はオーソリティーから狙われる原因ともなり、長年に渡る戦いの末、生き残ったレンジャーはウォーカーのみとなってしまった。
ナノトライトによる能力の活用方法は様々で、敵の頭上から力をかけ思い切り叩きつぶしたり、強烈なエネルギーを放射して敵を吹き飛ばしたりできる。ナノトライトの力を武器に適用すれば「オーバードライブ」させることも可能。オーバードライブによって強化された銃は限界を超えた威力を発揮して敵を圧倒する。
能力を上手く組み合わせれば、オーバードライブゲージを素早く溜め、あらゆるものを破壊することも可能。またオーバードライブ中は銃によるダメージの上昇、新しい特殊能力の発動、敵から得られる戦利品のグレードアップといった効果が得られるほか、ウォーカーの体力が自動で回復するようになる。タイミングよく発動すれば、不利な状況から一気に形勢逆転のチャンスだ。
ムービーではこのナノライトを使った超人的な戦いを見ることができる。数メートルも飛び上がり上空から攻撃したり、多数の敵を相手にしたりと、爽快でハチャメチャな戦いが楽しめそうである。気になるのは敵が乗るロボットのような巨大兵器。もしかしてこれに乗り込むことができるのでは……。
「RAGE 2」は今回のE3での目玉の1つとなる。さらなる情報は日本時間の6月11日10時30分から始まる「The Bethesda E3 2018 Showcase」で明らかになる。弊誌でも取材を行なうほか、ライブ放送も実施されるのでチェックして欲しい。