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「League of Legends」、「第18回アジア競技大会」の競技タイトルに選出

eスポーツがアジア競技大会初の公式公開競技に

5月15日 発表

 Riot GamesのPC用MOBA「League of Legends(以下、LoL)」は、8月18日より9月2日にかけてインドネシアのジャカルタとパレンバンにて開催される「第18回アジア競技大会」において、公式公開競技として実施されるeスポーツの競技タイトルに選出された。

 「アジア競技大会」は4年ごとに開催される、アジア全土からアスリートが集まる大陸規模の総合競技大会。今回始めてeスポーツが公式公開競技タイトルとして採用され、eスポーツタイトルは「LoL」を含め全6タイトルの競技が実施される予定。

 6月には45の国と地域から各5人のチームを招待して、5つの地域で予選が開催される。東南アジア、南アジア、中央アジア、西アジア(アジアオリンピック評議会の定めに従う)の4つの地域からは勝者1チームがアジア競技大会に招待される。

 東アジア予選には中国、韓国、チャイニーズタイペイ、香港、マカオ、日本が参加する。ここでは競争の激化が予想されることから、上位3チームがアジア競技大会へと駒を進める。なお、開催国であるインドネシアはアジア競技大会への参加が確定しているため、計8チームがアジア競技大会で優勝を争うことになる。決勝ラウンドは8月後半に開催予定。

 各国の国内オリンピック委員会は、自国を代表するプレーヤーを選出する手段を自由に選択することができる。状況に応じてRiot Gamesが国内オリンピック委員会と相談し、代表チームの結成方法について助言を行なう。

 放送の制作と試合の運営はTencentとアジアオリンピック評議会のパートナーシップのもと行なわれ、放送および配信の詳細は後日公開予定となっている。

Riot Games eSports共同代表Jarred Kennedy氏のコメント

 「リーグ・オブ・レジェンド」がアジア競技大会の公式競技に選出されたことを光栄に思います。オリンピックで母国を代表することは世界中のアスリートたちの夢であり、この度の栄誉は私たちのスポーツにとって、その夢を実現するための1歩となるでしょう。

 私たちはオリンピック・ムーブメント(IOCが掲げる理念を理解し、その活動を世界に広めていこうとする運動)に賛同しており、大会の成功を目指してアジアオリンピック評議会と協力できることを楽しみにしています。