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「GOD EATER」シリーズの最新作「GOD EATER 3」の世界観や新たなゴッドイーターなどを公開

発売日:未定

価格:未定

 バンダイナムコエンターテインメントは、「GOD EATER」シリーズの最新作、プレイステーション 4/Steam用ドラマティック討伐アクション「GOD EATER 3」の最新情報を公開した。発売日および価格は未定。

 「GOD EATER」シリーズは、ハイスピードなアクションと、重厚な世界観をベースにした、魅力的なキャラクター達とのストーリー体験が魅力のアクションゲーム。その魅力が「GOD EATER 3」では、さらに進化を遂げている。世界観や、新たなアラガミ、登場キャラクター、ゲームシステムについて紹介する。

世界観

【「灰域」の発生とフェンリル体制の崩壊】

 近未来、あらゆるものを「捕喰」する謎の生命体「アラガミ」にその大部分を食い荒らされ、世界は崩壊の危機にあった。生化学企業フェンリルが開発した生体兵器「神機」を扱うことができる特殊部隊、通称“ゴッドイーター”だけがその脅威に抗う唯一の希望となっている時代--。

 人類は未知の厄災「灰域(かいいき)」の発生により、未だかつてない危機に陥っていた。

 空気中を漂う「灰域」は発生直後よりその領域を拡大し続け、接触する全ての構造物を喰らい、灰へと変えていった。フェンリル各支部は「灰域」の侵攻に為す術なく、フェンリルの統治体制は程なくして崩壊した。

 辛うじて生き存えた人々は各地で通称「ミナト」と呼ばれる地下拠点を建造、さらに「灰域」への高い耐性を持つ「対抗適応型ゴッドイーター(Adaptive God Eater)」通称“AGE”という兵士を造り出し、地表を覆う脅威に抗い続けていた。

新たなゴッドイーター「AGE」

対抗適応型ゴッドイーター

 「対抗適応型ゴッドイーター(Adaptive God Eater)」通称“AGE”は、灰域の発生に伴い、造り出された新たなゴッドイーター。従来のゴッドイーターと異なり隷属的な契約に縛られており、彼らに自由は許されていない。

 AGEたちは従来のゴッドイーターと比較して、灰域に対する強い耐性を有し長時間の潜行を可能とする。また、極めて高い感応能力および身体能力を持ち、よりアラガミに近い存在とされている。そのためAGEたちには、灰域への潜行、探索、物資の回収、アラガミの討伐、といった危険な仕事が課せられるが、彼らに与えられる報酬は極めて少ない。

【新たなゴッドイーター「AGE」】

新キャラクター紹介

ユウゴ・ペニーウォート(CV:関 智一)

 灰域の中に位置するミナト「ペニーウォート」所属のAGE。幼い頃、主人公と共にAGEとなり、共に育ってきた少年。行動力があり、頭の回転も速く、仲間内では実質的なリーダーを務めている。兄貴分的な存在で、主人公をはじめ仲間たちを大切に想っている。

地下拠点であるミナト「ペニーウォート」

ペニーウォート

エンブレム

 多数のAGEを所有するミナト。利益第一主義で、灰域への潜行、アラガミ討伐などの危険な仕事を主な生業としており、AGEの損耗率が非常に高い。

灰域種アラガミ、通称「灰域種」が登場

灰域種アラガミ

 灰域の発生と共に出現したと考えられる新種のアラガミ。「『厄災』のアラガミ」などとも呼ばれ、灰域への高い適応能力を有する。通常のアラガミとは異なり、そのコアに内包される対抗適応因子という共通構造が灰域からの捕喰を防いでいると考えられているが、未だ研究段階にある。

・灰域種アラガミ「アヌビス」

 獰猛な獣が煌びやかな鎧を纏うような、荒々しくも神々しいアラガミ。重量感のある出で立ちで攻撃対象を圧倒する。灰域種アラガミの中でも特に強大な力を持つアヌビスは、バーストすることにより四足歩行から二足歩行に遷移、攻撃行動が一変する。

・灰域種アラガミ「ラー」

 鳥類を思わせる頭部に、天球儀と人間が融合したような胴体を持つ灰域種。両手には炎の球体を掲げ、近づくもの全てを焼き尽くす。普段はゆっくりと浮遊しながら移動を行なうが、攻撃対象を発見すると背面のブースターからエネルギーを放出させ突進し、対象に襲い掛かる。

灰域種アラガミによる「捕喰」

灰域種アラガミの捕喰とバースト

 灰域種アラガミは特異な捕喰能力を有し、自らのオラクル細胞を励起させ、ゴッドイーターに見られる「バースト」に親しい現象を起こす。これにより灰域種アラガミはその戦闘能力が飛躍的に上昇させる。同時に、ゴッドイーターはその感応能力を奪われ、リンクエイドやリンクバーストといった支援を一切受けられなくなり窮地に立たされる。

「アヌビス」捕食
「アヌビス」バースト

 灰域種アラガミ「ラー」の捕喰攻撃は、両手に掲げる炎の球体を捕喰形態に変形させ、攻撃対象へ投擲することで行なう。バースト状態になると全身のエネルギーが増幅し、炎の翼を纏い、より強力な灼熱を放つようになる。

「ラー」バースト戦闘シーン
「ラー」捕食
「ラー」バースト

新たな生体兵器「神機」を紹介

 「神機」は、既存の兵器が通用しないアラガミに対抗すべく開発された生体兵器。アラガミを構成するオラクル細胞が組み込まれていて、ゴッドイーターによってのみ制御が可能で、近接武器形態と銃形態を即座に切り替える変形機構を備えている。

新神機カテゴリー「バイティングエッジ」

 新たな超近接タイプの二刀流の神機パーツ。回転率は全近接神機中でもトップを誇り、薙刃形態にモードチェンジすることでバトルスタイルが変化する。

・バイティングエッジ:二刀流形態

 二刀流形態では斬撃や刺突などの素早く隙をつく攻撃が可能。また、それぞれの神機の柄の部分が連結し両手持ちの神機に変形する。

・バイティングエッジ:薙刃(ていじん)形態

 薙刃形態では、スタミナが回復しなくなってしまうかわりに、振り回しや飛び上がりからのたたきつけ攻撃など、二刀流形態時よりも回転率が高く強力で広範囲な攻撃が可能となる。そのため、戦況に応じてそれぞれの形態を使い分ける戦術が重要となる。

新神機カテゴリー「レイガン」

 照射し続けることで威力が上昇する「放射弾」の射出が可能な神機。放射弾は射出しながらの移動が可能で、位置取りを変えながら敵に集中砲火を浴びせることを得意としている。

 「放射弾」は1度射出を止めると威力がリセットされてしまうため、使いこなすにはアラガミの隙を突き、射出タイミングを見極める技量が必要となる。

新たなゲームシステムについて

アクセルトリガー

 特定のアクション条件を満たすことで、短時間プレーヤーを大幅に強化することのできる強力なパッシブスキル。条件を満たせばミッション中、何度でも発動させることができるため、発動させ続けることで戦闘を有利に戦い続けることができる。

(例)ガーディアン
条件:ジャストガードを成功させる
効果:自分の近接攻撃力が一定時間上昇する

エンゲージ

 1人の仲間と繋がり様々なプラス効果を共有することのできる新システム。仲間と一定距離内で戦い続けることによって「エンゲージ率」が高まり、これが最大値に到達したときに発動可能となる。

 エンゲージ発動と共に発生する効果「エンゲージエフェクト」は仲間によって異なり、誰とエンゲージするかを戦況に応じて見極めることが重要となる。

【エンゲージ発動】

 エンゲージの発動中は、アクセルトリガーのプラス効果もお互いに共有される。そのため、エンゲージ発動時間内にお互いがアクセルトリガーを何度も発動させることで、より一層強力な立ち回りが可能となる。

エンゲージの発動中のアクセルトリガー

更なる新アクションも

 他にも、まだまだアクションの進化があるという。続報を期待したい。

【更なる新アクション】