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「シティーズ:スカイライン PlayStation 4 Edition」、発売日が決定

「区画」とその整備、「特区」の存在が明らかに

4月12日 発売予定

価格:5,400円(税別)

プレイ人数:1人

CEROレーティング:A(全年齢対象)

 スパイク・チュンソフトは、プレイステーション 4用都市開発シミュレーション「シティーズ:スカイライン PlayStation 4 Edition」を4月12日に発売する。価格はパッケージ版、ダウンロード版ともに5,400円(税別)。

 あわせて、住民生活の基盤を形作る「区画整備」に関する情報を公開した。

区画とは

 都市に住民が定着するためには彼らの住宅と仕事、そして商店が必要だ。本作では道路に面した土地を市民生活の基盤となる「区画」に指定することで都市が発展していく。区画には居住・商業・産業の3種類が存在し、それぞれ役割が異なっている。また、相互に密接な関わりを持っているため、プレーヤーそれぞれの都市が抱える課題に応じて各区画のバランスを調整する必要がある。

居住区画

 市民のための住宅が建つ区画。居住区画には低密度と高密度が存在し、低密度区画には主にファミリーが住む戸建て住宅、高密度区画には単身者が多く居住する高層建築が建てられる。産業区画に対しては就労、商業区画に対しては就労と商品購買を提供する。

産業区画(工業・オフィス)

 工業区画とオフィス区画は、市民に対して多くの雇用を創出する。工業区画は幅広い教育レベルの市民に仕事を提供し、商業区画へと製品を出荷するが、大きな騒音と環境汚染が発生してしまう。オフィス区画は教育レベルの高い市民向けの求人が多く、環境への影響が少ないのが利点となっているが、税収は少なくなる。

商業区画

 商業区画には多数の商店が建ち並ぶ。各商店は工場から商品を仕入れ、市民に商品を販売するので、商業を発展させるためには安定的な商品の仕入れと十分な数の顧客が必要となる。居住区画と同様、商業区画にも低密度と高密度の2種類が存在する。

区画整備

 道路を敷設するとその道路に面した土地を区画として指定できるようになる。市民の需要を示すゲージを参考に、現在必要な区画を整備していく。整備された区画には、そのタイプに応じて建物が建ち始める。建物にはレベルがあり、公共サービスの充実度や地価、区画の配置バランス等が密接に相互関連しながら自動的に変動する。

特区

 商業区画と工業区画では、特定の業種に特化した区画(特区)を整備することもできる。工業区画には、林業・農業・鉱業・石油産業という4つの特区が用意されている。林業や農業は土壌汚染が少ないクリーンさが魅力だが、税収はやや減少し、高学歴の市民向けの雇用はあまり期待できない。いっぽう鉱業や石油産業は、通常の工業区画よりも増収が見込めるが、土壌・水質の汚染度合は強くなってしまう。

 商業区画では娯楽特区と観光特区を指定できる。娯楽特区はレジャー施設や夜間営業を行なう飲食店が多く、低下しがちな夜間の税収を補う効果が期待できるが、騒音などによる近隣住民とのトラブルに注意が必要。観光特区は観光客向けのホテルが多く建設される区画で、経済効果は限定的ながら大都市らしい高層ビル群のビジュアルが魅力的だ。