ニュース
「FF」世界を飛び回る爽快感！USJで「ファイナルファンタジー XRライド」も体験！
2018年1月19日 12:01
- 1月19日～6月24日 開催
- 場所：ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（以下、USJ）は、「ユニバーサル・クールジャパン 2018」を1月19日より開催した。
「ユニバーサル・クールジャパン」は日本初のコンテンツの魅力を国内外に発信するイベントで、2018年は「モンスターハンター・ザ・リアル」、「ファイナルファンタジー XRライド」、「名探偵コナン・ワールド」、「美少女戦士セーラームーン・ザミラクル」の4つのアトラクションが展開される。
オープンに先駆けて1月18日に先行体験ができた「モンスターハンター・ザ・リアル」と辻本氏へのインタビューの模様は先だってお伝えしていたが、続く本稿では「ファイナルファンタジー XRライド」についてご紹介したい。
「ファイナルファンタジー XRライド」に試乗！散りばめられた歴代「FF」ネタと先の見えないワクワク感
「ファイナルファンタジー XRライド」は端的に言うとVRゴーグルを着用して映像を見ながら楽しむジェットコースターだ。……と、言ってしまうのは簡単だが、このアトラクションでは「FF」の映像とライド（乗り物）の動きがピタリと合っているおかげで、体感型のコンテンツとして非常にレベルの高いものに仕上がっている。
アトラクションでは研究船の「モグシップ」を訪れ、モーグリの「シド」のガイドでクリスタルの特別公開実験に立ち会うことになるが、参加者は公開実験でのトラブルにより研究船ごと別の次元に飛ばされてしまう。そこで、異次元を行き来することができる最新小型次元飛空艇「モグライド」に乗り込み、歴代「FF」の様々な世界に立ち寄りながら元の世界を目指していく、というストーリーが展開される。
「FF」は2017年12月18日に30周年を迎えて1つの節目のタイミングであり、1月11日には歴代シリーズのキャラクター達が登場する「デシディア ファイナルファンタジー NT」発売されたばかりと、シリーズを振り返るような企画が多数行なわれている。本アトラクションもそうした流れに則ったもので、新旧の「FF」ファンが楽しめる内容になっている。
「モグライド」は"飛空艇"なので当然空を飛ぶことになるのだが、VRによって360度に広がる「FF」世界を眺めながら進むのは非常に面白い。時にはチョコボと並走したり、雷鳴轟く雷平原を進んだり、「鉄巨人」の振るう武器が目前に迫ったり、セフィロスとクラウドがガチンコで戦っている場面に出くわしたりと、「FF」らしい楽しみがギュッと詰まった内容になっているのだ。恐らく1回見たただけではわからなかったような"「FF」ネタ"がまだまだ散りばめられているはずで、思わず何度も乗ってみたくなる仕上がりなのである。
そしてVRゴーグルという仕掛けがまた面白い。通常「ジェットコースター」といえばレールが見えているのが当たり前で、次にどう進むかは一目瞭然だ。ところが「ファイナルファンタジー XRライド」では視野をシャットアウトして映像を見ている状態のため、ライドがどう進んでいくかは全く見当がつかない。映像は右に左に上に下に、目まぐるしく進行方向が変わるので、「もしかして今ほんとに飛んでるんじゃないの？」と錯覚してしまうレベルの没入感が味わえるとともに、視界は「FF」一色なのであっちもこっちもと視界を巡らせる楽しみがある。
実は筆者はジェットコースターの類と高いところが大の苦手で、「ファイナルファンタジー XRライド」にも試乗前は正直かなりビビッていた。出発の際には生還できるのかと不安になったものだが、いざ乗ってしまえば「FF」世界を飛び回る爽快感と映像の没入感によって思ったより大丈夫だった、というよりアトラクションそのものの楽しみが恐怖を遥かに上回ったという印象だ。
個人差はあるので微妙なところではあるが、「FF」好きならばジェットコースターが苦手でも是非1度チャレンジしてみていただきたいと思う。もちろんこうした乗り物が大丈夫な方は全力で楽しめること請け合いなので、非常におススメできるアトラクションである。
