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ロケーションベースVR協会、13歳未満の施設型VRコンテンツ利用方法などを示すガイドラインを公開

1月5日 公開

 ロケーションベースVR協会は、両目立体視機器を使用した施設型VRコンテンツの利用年齢に関するガイドラインを1月5日にリリースした。

 同協会は、ロケーションベースVRの運営にかかわる主要事業者によって構成された一般社団法人。本ガイドラインは13歳未満のVRコンテンツの利用方法について、子供の立体視の発達への影響に配慮した自主規制を行なう際の指針を示すもの。市場の健全な発展を目指すとともに、教育、研修などの分野において新しいアプリケーションの創出や活用を促進すべくワーキンググループを立ち上げて協議されていた。

 またワーキンググループにおいてはロケーション事業者が係員によって使用時間および頻度を管理することを前提に、現在の水準に照らした医学的見地を踏まえたうえで有識者による検討を実施。この結果、保護者の同意を前提とし一定の休憩および既存疾患の有無などを考慮したガイドラインを制定、施行することとした。

 同ガイドラインについては制定趣旨などを詳細に解説したQ&Aも公開されている。