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「BLESS」、新職業・種族や対人コンテンツなどを発表
「『BLESS』スペシャルイベント~開戦前夜~」にて
2017年11月2日 22:35
ゲームオンは、11月2日にオープンサービスを開始したMMORPG「BLESS」において、「『BLESS』スペシャルイベント~開戦前夜~」をニコファーレにて11月1日に開催した。
会場では「BLESS」の今後のアップデート内容や、サービス開始に合わせて放送される予定のTVCMが一足早く公開されたほか、スペシャルゲストも登場しての賑やかなイベントとなった。イベントの最後には運営・開発陣にインタビューをすることもできたので、この模様をお伝えしたい。
アップデートやキャンペーン情報を公開!
進行と順番は前後するが、イベントでは「BLESS」のオープンサービス記念キャンペーンや、12月に実装を予定する新規コンテンツが紹介された。
12月のアップデートでは全種族が選択可能な新職業として「レンジャー」が追加される。名前のイメージ通り弓による遠距離攻撃を得意とする職業で、足止めスキルの使用や毒を付与したトリッキーな攻撃が可能なほか、防御動作としてバック宙返りをする身軽な職業なようだ。
また、オープンサービスで新たに選択できるようになる「シルヴァンエルフ」、「アクアエルフ」に続き、新種族として「マスク」の実装が発表された。スタート地点は「バン・セン」で、選択できる職業は「ガーディアン」、「バーサーカー」、「メイジ」、「パラディン」、「アサシン」、「???」となっている。最後の「???」は、先に紹介した全種族が選択可能な新職業「レンジャー」ではないかと思われるが、現状では詳細は不明となっている。
さらに、大規模な対人コンテンツとして「首都争奪戦」が実装される。既存の「カーストラ攻防戦」では100人vs100人だったところ、「首都争奪戦」では統治契約にて権限を付与されたギルド間により、最大で840名が参加して陣営最高の座を奪い合うコンテンツになるという。勝利の為には領主同士の固い同盟関係の維持、協力が必要となり、報酬として様々な褒章と名誉が得られるとのことだ。
あわせて、会場では「BLESS」オープンサービスを記念した「BLESS BIG BONUS」キャンペーンが予告された。キャンペーンでは抽選で1名に純金製の「BLESS」オリジナル金貨コインが当たるほか、ゲーミンググッズや「BLESS」のオリジナルグッズが当たるものとなっており、詳細はキャンペーンページにて公開されている。
また、推奨となるPCやモニタ、デバイスの予定メーカーも公開された。会場にはハイスペックPCの体験コーナーも設けられており、「BLESS」を非常に快適に楽しむことのできるスペックを備えたPCがズラリと並んでいた。
「BLESS」の"推し"ポイントや、新CMを続々紹介!
イベントの冒頭ではMCの丸山周さんと「BLESS」日本運営プロデューサーの箕川学氏が登壇。ストーリー、グラフィックス、バトル、BGMなど、「BLESS」の持つ魅力について改めて解説した。
ここで箕川氏より「BLESS」のCMを作成したことが明かされ、このイベントで初のお披露目となった。主演は上白石萌音さんとなっており、「目力が強い」ことに着目してそれを生かした動画にしたという。「BLESS」の「正義と向き合う」というテーマに沿ったCMとなっており、箕川氏のコメントどおり、「正義」について葛藤しつつ、真っすぐにこちらを見据える上白石さんの姿が印象的であった。これについて上白石さんは、自身の演じた役について触れたうえで、「みなさんに『BLESS』を楽しんでいただけたら嬉しいです」と動画でコメントしていた。
また、箕川氏はCMは全部で6つのバージョンが存在することに言及し、ここではその他の2つのバージョンも上映された。それぞれ構成やセリフは上白石さんのものとほぼ同じなのだが、主人公が「サラリーマン」、「ヤンキー」に変更されており、これまた上白石さんと同じく大真面目な顔をしてこちらを見つめているにも関わらず、ちょっとした笑いを誘う要素が追加されていた。
現在は「オープンサービス記念TVCM「ん!?」ってなったらシェアキャンペーン」のページにて全6バージョン全てが公開されているので、見比べてみるのも面白いだろう。
CM紹介のあとは「BLESS」日本運営チームの中村直樹氏を加え、「プレーヤー」、「開発」、「運営」による「BLESS」の"推し"ポイントが紹介された。CBT参加プレーヤーからはグラフィックスの美しさ、しっかりとしたストーリー、そして様々なモンスターをペットにできるシステムの3点が推しポイントとされていた。
また、開発元からは3人vs3人のPvPが楽しめる「ケルタノン闘技場」や、強化するほどに派手になる装備の強化システム、そしてこれまたペットシステムに関わるもので、なかでも「昆虫」を推すコメントが届いていた。
日本の運営陣は重厚なストーリーをより盛り上げる登場人物と、そのボイスを担当する豪華声優に注目してほしいと語っていた。声優陣の名前が発表されるのは初とのことだが、CBT2でもボイスは実装されていたため、「わかる人はわかっていたかもしれない」と語りつつ、主要キャラクターの立場と声優陣を紹介していった。
ここで中村氏によるサプライズとして箕川氏も知らされていなかったという、街の人に「BLESS」について質問するという動画が公開された。有楽町で一般人に質問してきました、という立て付けではあるのだが、登場する「会社員」はいずれもどこかで見たことがある人物ばかり。箕川氏は引きつった笑いを浮かべつつ、「全部身内ですよ」とコメントしていた。
スペシャルゲストが続々登場!
ここからはスペシャルゲストとしてコスプレイヤーさんが登場。各陣営のキーキャラクターである「レオニ・アードラー」、「エルリオーネ・リリアンテスエルリオーネ・リリアンテス」を高い再現度で表現した姿で登場し、会場を沸かせた。
続いて「BLESS」応援アンバサダーとしてレイザーラモンRGさんと橋本マナミさんが登壇。レイザーラモンRGさんは登場するや否や「MMORPGあるある」を披露するが、箕川氏は「面白いか面白くないかで言えば微妙」と辛めなコメント。
「BLESS」には魅力的な男性キャラクターが登場するということで、次は橋本さんに6名のキャラクターからお好みのイケメンを選んでもらう流れに。6人と言いながら画面にはなぜか7人表示されており、右下をよくみると「マナブヒロカワ」の文字が。「強い男性が好き」という橋本さんはドン・チコを選び、「マナブヒロカワ」は残念ながらこの中では7位とのことであった。
最後に、「BLESS」の"推し"の1つであるペットシステムを用いてアンバサダーの2人がレースで競い合うこととなった。レイザーラモンRGさんが順調にペットの騎乗を進めるが、ゴール間際の慢心と橋本さんによる妨害により、結果は僅差に。勝敗の判断は会場の拍手の量に委ねられ、これまた僅差ではあったが、辛くも橋本さんの勝利となった。敗れたレイザーラモンRGさんは罰ゲームとして一発芸を披露し、会場にシュールな笑いをもたらした。
オープンサービスを目前に控え、運営・開発陣にインタビュー
――今回は「BLESS」のオープンサービスを目前に控えたイベントでしたが、今日のステージに立った感想をお願いします。
中村氏:今日はコメントなども見つつ進行させていただきましたが、やはりゲームのコンテンツに関するところがお客様の反応が大きかったので、今後の生放送でもこういったお遊び要素も盛り込みつつゲームの情報をもっとお伝えしていければと思います。「BLESS」というタイトルに対する期待の高まりを強く感じられました。
李氏:MMORPGのサービスに強みを持つゲームオンさまに「BLESS」の運営をしていただくことについて嬉しく思っていますし、感謝しています。ゲームオンさまはいつも最善を尽くしてくれますし、弊社も最善を尽くしてゲームを作ってきましたが、ユーザーさまから見るとまだまだ不足している部分もあると思います。開発のリーダーとしてユーザーの皆様の意見には常に耳を傾けていますし、今後も弊社の意見よりもユーザーさんの意見を尊重してゲームを作っていきたいと思います。
箕川氏:今日の放送中も、過去の放送でも「BLESS」の場合結構手厳しい意見をいただくことも多かったのですが、裏を返せばそれは期待の現われであると捉えています。まだまだ足りない部分も多々あると思いますが、開発元も我々もそれは把握しておりますので、今後は必ず皆さんが楽しめるゲームにしていきたいと思っています。
――サービスに向けての抱負をお願いします。
箕川氏:ギリギリまで開発、ギリギリまでデバッグ、そのほかギリギリなものが色々ありましたが、その中で開発元も我々も最善を尽くしてきましたつもりです。皆様に絶対楽しんでいただけるようなイベント、キャンペーンを揃えていますので、ローンチを絶対に成功させたいと思っています。
中村氏:長い準備期間がありましたので、いよいよサービスということで非常に感慨深くもありますが、ここがゴールではなくてスタートだと思っています。これまでは開発部分に携わることも多かったのですが、今後は運営としてプレーヤーの皆様に満足して楽しんで頂けるサービスを提供できるよう頑張っていきたいと思います。
李氏:2017年は日本でのサービスの為に開発元のほうでも全ての準備を尽くしてきました。想定では1週間前には全ての準備が終わっているものと思っていたのですが、いよいよオープンといいつつ、昨日もゲームオンさまに最新のビルドを渡すというような緊迫したスケジュールで進行しています。今後6カ月分のアップデート計画を考えていますし、3カ月分に関しては具体的な内容を提供できるところまできていますので、今後に期待してください。
――本日発表された12月のアップデートはどのような形で実装されるのでしょうか?
箕川氏:まとめて実装する予定です。発表したものの他に、様々なコンテンツも一緒に実装する予定ですので、12月のアップデートはかなりボリュームのあるものになる予定です。
――韓国「BLESS」に実装されている職業の中で今回「レンジャー」を日本に実装する理由はなんですか?
中村氏:職業のバランスですかね。遠距離でいうと魔法は既に「メイジ」がいますが、遠距離の物理がいなかったので。
箕川氏:魔法1択というのではなくて、遠距離という括りのなかでバランスを取るために、次の新職業として「レンジャー」を選びました。
李氏:「レンジャー」は「BLESS」においてはじめてつくった職業の1つで、RPGのなかで一般的な職業でもありますし、攻撃面でもバフ面でも役に立つクラスになっています。
――「BLESS」は日本を意識して開発しているということですが、特に日本を意識している部分はありますか?
李氏:ローカライゼーションの音声に関する部分です。セリフを伝える時に単純に読み上げるのではなくて、驚きなどの感情表現が大事だと思いましたので、韓国でサービス時に比べて、感情表現を追加しています。それによって日本語の微妙な感情などを伝えることができるようになったと思います。また、「マスク」に関しても日本向けに可愛らしい追加要素を入れていますので、12月のアップデートを楽しみにしていてください。
――本日はありがとうございました。
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