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復活を遂げたスマホ向けRPG、「ラプラスリンク」インプレッション

4人の連携が重要! 戦略性を持ったマルチバトル

 ソロプレイでストーリーやバトルを楽しむのもいいが、本作の最大の魅力は4人のプレーヤーとともに戦うマルチバトルだ。マルチバトルでは期間限定の専用のレイドボスが出現するので、これを退治し報酬のカケラを集めるのが目的だ。カケラを貯めることで専用のガチャを回すことができ、次回のレイドボスに効果のある武器や防具、強化アイテムなどが入手できる。

マルチバトルではストーリーとは別に用意された巨大なレイドボスを最大4人で戦うことができる。なお、画像のレイドボスは最初に登場した「ケートゥス」だが、こいつの出番はもう終了しており、現在は第2弾の「フレスヴェルグ」が登場している。この辺りのアップデートが早いのはプレーヤーとしては嬉しいところだ
レイドボスを倒すと「カケラ」が手に入る。このカケラを貯めることで専用の「BOXガチャ」を回すことが可能で、このガチャで強化アイテムや、次期レイドボスにも有効な限定装備も手に入れられる
攻撃力やHPが高い強敵だが、戦闘の基本はソロプレイの時のボス戦と同じだ。キャラクターを入れ替えた時や、HPが減ってきた時などはこちらで操作しなくても自動でチャットメッセージを発信する作りになっているのは斬新だ。確かに切羽詰まってる時にチャットメッセージを出す余裕はないので、いいアイデアだ

 システム的にソロプレイと異なるのは前述のパーティのうちメインキャラクターしか利用できない点だ。そのため、4つある役職のうち1つを連れていけないため、他のプレーヤーのことも考えてパーティ構成を決めなければいけない。

 マルチバトルでは、見ず知らずのプレーヤーを集めて4人で挑戦するランダムマッチングと、フレンドなどのメンバーを募集して挑戦できるルーム作成がある。難易度はEASY、NORMAL、HARD、VERY HARDと4種類あり、推奨レベルも提示されているので、自分のキャラクターのレベルに応じた難易度を選ぶのがいいだろう。

 何度かマルチバトルをプレイしてみたが、4人のプレーヤーで色々考えながらレイドボスに挑むのはかなり楽しい。本作のシステムの場合、如何に早くブレイクさせて、そこをアタッカーで削るかが勝負のポイントになるわけだが、難易度が高すぎたのかすぐHPが枯渇しかけてキュアラーを呼んで回復しているプレーヤーもいたりして、多くのプレーヤーが楽しんでる様子がうかがえる。

 ランダムマッチングでわかってるプレーヤー同士の連携がうまくハマると非常に爽快だ。1人のディフェンダーが敵の注意をひきつけ、その隙に残りのプレーヤーが全員ブレイカーとなってガンガンBPゲージを上げていき、ブレイクパート突入と同時に全員がアタッカーに切り替えて速攻でボスを破滅させる。最短でレイドボスが倒せた時はテンションが最高になる。

 ルーム作成の場合、顔見知りのフレンドがいる場合ならスムーズにメンバーが集められると思うが、1人で遊んでいる場合にルームを作成するとなかなかメンバーが集まらなくて苦労する。ここで面白いのはルームを作成したプレーヤーが呼んだフレンドの1人が参加するとそのフレンドも自身のフレンドをそのルームに呼び出せることだ。この連鎖がうまくいくと割とスムーズにメンバーが集まるのでかなり楽にマルチバトルが楽しめる。ランダムマッチングであまり人が集まらない時はこちらを試してみるのも面白い。

【スクリーンショット】
レイドボス戦でやられた場合はコンティニューが可能だ。他社のソーシャルゲームなどでは課金用のアイテムを使わされたりすることが多いが、本作ではAPを消費するだけでコンティニューできる。APとはレイドボス戦に挑戦する際に消費する独立したポイントなので、これを使ってコンティニューできるというのはかなり親切設計に感じた
フレンド同士でマルチバトルを楽しみたい場合は、ルームを立ててフレンドを集める。本作のマルチバトルでは、ランダムマッチングだと、時間帯によって特定の難易度が選べないほか、最難関の「VERY HARD」が利用できないが、フレンド同士のルームならどんな難易度でも挑戦できるというメリットもある。ルーム内ではチャットで会話できるほか、呼び出したフレンドが更に自身のフレンドを呼べる仕組みになっており、自身のフレンドの集まりが悪くてもルームマッチングがやりやすい仕組みになっている
チャットは直接文字を入力できるほか、定型文を出すことも可能だ
現在登場しているレイドボス「フレスヴェルグ」は更に攻撃パターンが多彩でデザインもカッコいい

有料ガチャもすでに実装。SSRキャラはやはり強い!

 本作ではまだベータテストの段階だが、既に課金ガチャが用意されている。課金しなくてもゲーム内で入手できる「ジェム」で回すこともできるが、ジェムで何度か回していると手元にSSRのブレイカーのおっさんキャラ、「蔵前タツミ」がやってきた。これをパーティに組み込んでみたところ、かなり強力で爽快感が大幅に向上した。

何度かガチャを回していたら最上位のSSRランクのブレイカー「蔵前タツミ」がやってきた。コイツがかなりの腕っぷしで、戦闘は一気に楽になった
そうなると俄然ほしくなるのがSSRのアタッカー「和泉レオナ」だ。無料で手に入る「ジェム」をひたすらかき集めて何度かチャレンジするが、こういう時に限ってガチャは微笑んでくれない。ということで勢い余って課金してガチャにトライしてみたところ、ようやく変則ツインテールの娘、レオナに対面できた!
こうしてブレイカーの蔵前タツミとアタッカーの和泉レオナの両名をパーティに加えたところ、ソロでは敵なしの強さになった。マルチバトルも「HARD」レベルまでは難なくクリアできるくらいの強さにはなったと思う

 今回のガチャでは3体のSSRキャラが用意されているが、SSRのアタッカーがピンクと黒の2色ツインテールの「和泉レオナ」というキャラクターだ。その愛くるしい顔立ちに一目惚れした筆者は是非アタッカーとして手元に入れたいという欲望が抑えられなくてついつい無料で回せる範囲を超えて課金にも手を出してしまった。ちなみに課金で10連を回す場合、3,800モバコイン=3,914円(税込)かかるが、運のいい事にこの1回の課金ガチャでどうにか愛しのレオナを手に入れた。ちなみにモバコインは細かく3,800という単位で買えなかったので、筆者は多めの5,150円(税込)で5,000モバコイン購入した。端数が出ない購入メニューも期待したいところだ。

 2体のSSRキャラクターをブレイカーとアタッカーに配した組み合わせは、かなり気持ちよくプレイできて、面白い。レベルもかなり上げているので、マルチバトルも難易度「HARD」まではどうにか戦える布陣になってきた。

 ただ、ベータテストの現状だとイベントクエストとマルチバトルだけでちょっとボリュームが足らない。愛しのレオナをもっと活躍させるためにももっとたくさんのコンテンツを早く実装して欲しい。

 もう1つ、気になるところは、主人公達のゲーム的な“強さ”だ。ストーリーの中心となる主人公クラスなのに、全員最下層のレア度Rのため能力的にレア度の高いキャラクターに比べ見劣りしてしまう。メインクエストでは、主人公達が会話したり、戦ったりしているのだが、実用的なパーティは強さを重視し、レアなキャラ中心になってしまう。ガチャによる強力なキャラクターを追求するゲーム性と、主要キャラクターを掘り下げるコンシューマーRPG的なシナリオは、個人的には相性が悪いんじゃないかと思う。

 レベル上限をさらに上げる限界突破や、ステータスなどが強化されるクラスアップなどの強化措置はあるものの、正直なところ、同じレベルや装備で比較すると、よりレア度が上位のSRキャラやSSRキャラとステータスを比べるとやはりレア度の高いキャラクターには及ばない。また、マルチバトルの報酬で回せる「BOXガチャ」で手に入る強力な武器や防具のうち、武器についてはシュクナ以外は主人公チームで使えるものがないなど、現在のバランスはいま1つだ。今後どういう形にしていくかは注目していきたい。

 ただし、現在の筆者の環境では月代イツキとシュクナの2人がステータスの総合力で手持ちのキャラクターの内の上位6人に入っており、一部のSRランクのキャラクターより高くなっており、活躍している。序盤から使用し、常時パーティに組み込まれているため、レベルがかなり高くなっていることと、クラスアップをしていること、そして武器や防具に恵まれていることがあげられる。このように工夫次第で使える方法もあるので、主人公キャラで進めたい人は参考にしてみてほしい。

 ここ10日ほどの動きを見ていると、とにかくアップデートは頻繁にかつ精力的に行なわれており、システムの改善も行なわれている。メインクエストも2月7日に追加が予定されているし、マルチバトルについては早くも最初のレイドボスのイベントは終了し、現在は第2弾のレイドボスが登場している。正式サービス開始時には、メインのクエストや経験値稼ぎなど、遊び続けられる仕組みに期待していきたい。

【スクリーンショット】
主人公クラスのキャラはレア度が1番低いので、クラスアップで強化してみたが、正直それほど強くなった感じがしないのが残念。もちろん交換可能で強力な汎用アビリティも使えるのでトータルの使い勝手はよくなるが、最初からランクの高いキャラクターの方が総合力は圧倒的に上だ
ステータスの総合力の高い順に並べてみると、レベルの高さと装備のおかげもあって主人公クラスの2人が一応上位6人の中に入っている

※記事中、10連ガチャの金額の表記で誤解を与える表現になっていましたので、修正しました。申し訳ありません。