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「Steep」、アルプス山脈の雪山で遊び放題シェアし放題
白熱レースから爆笑映像まで、プレーヤーが作る雪山スポーツゲームをプレイ
2016年6月18日 15:31
雪山で遊ぶ! ただそれだけをひたすら突き詰めたゲームタイトルが、今年のUbisoftの隠し玉だった。
タイトル名は「Steep」。プレイステーション 4、Xbox One、そしてWindows用に北米で12月の発売を予定している本作だが、こちらをプレイすることができたので、その感触をお伝えしていきたい。
4つのスポーツでアルプス山脈を遊びつくす!
「Steep」は、雪の降り積もったアルプス山脈を舞台としたオープンワールドタイプのアクションゲーム。ここで何をするかというと、好きな場所に降り立ち、スキー、スノーボード、ウィングスーツ、パラグライダーのいずれかで、いかに気持よく雪山を下っていけるかを遊んでいく。
山の至る所にはコースが設定されていて、選択して降り立つことで記録にチャレンジすることができる。斜面を進むスキーとスノーボードはスピードとトリックの点数、空中を行くウィングスーツとパラグライダーはスピード勝負になっている。
スノーボードとスキーについては、トリックを決めるプレイ技術も必要で、適切なタイミングでジャンプをしたり、トリックを決めた後ちゃんと地面に着地したりすることが大事となる。トリックについては実際のプレイでもかなりの時間を割いたが、回転が足りないまま地面に激突するなど、いきなり上手くプレイできるわけではなかった。操作を習得するまで、相応の練習量が必要だと感じた部分だ。
また本作は世界中のプレーヤーが1つのサーバーでプレイすることを予定しており、オンライン接続が推奨されている。画面上に表示されるのはプレーヤーの地域や言語によって変化するということだ。
さらに本作の特徴のもう1つがシェア。「Steep」では、フリーで遊んでいるとき、自分が辿ったコースを簡単に「チャレンジ」としてシェアできる。スキーなどの場合、滑った直後にメニュー画面を見るとその時自分が降りてきたコースにマークが付けられている。
ここではシェアもできるし、自分の滑りを好きな場面から振り返り、周囲からの視点で見る、スローモーションで再生する、その場にいた他のプレーヤーの視点になる、といったことができる。
チャレンジとしてシェアできるのはレースだけではなく、崖から飛んでトリックスコアを競うなどのスタントもその対象となっている。
とにかく広大なアルプス山脈の雪山を開放するから、これを遊び場としてどんどん遊んじゃって! というのが本作の最大のコンセプトであり目玉だ。デモ映像の最後はウィングスーツで大きな鐘に激突し、「ゴーン」という音を響かせて終わっていったが、そういった「爆笑映像」的なものも歓迎されている。どんな遊びが可能かはプレーヤー自身が考えだしていくタイプのゲームなので、発売前に予定されているβ版でどのようなプレイが生まれるのか、そちらも含めて注目しておきたい。