【特別企画】
「フォートナイト バトルロイヤル 鬼ノ島」プレビュー! 日本にフォーカスした“チャプター6”がいよいよ幕をあける!
2024年12月1日 18:00
- 【フォートナイト:チャプター6シーズン1「鬼ノ島」】
- 12月1日より開催予定
Epic Gamesは12月1日、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/Android/PC用シューティング「フォートナイト バトルロイヤル」において、チャプター6シーズン1「鬼ノ島(おにのしま)」の配信を開始した。チャプター6は“日本”にインスパイアされたコンテンツとなっており、キャラクタースキンや新武器、さらにマップなども日本をモチーフとしている。
「フォートナイト」と言えば、最大100人規模のプレイヤーたちで競い合う、建築要素を取り入れたバトルロイヤルモードのほか、協力プレイによるPvEモードや、プレーヤー主導で多彩な遊びを実現できるクリエイティブモードなど、全世界のプレイヤーに親しまれているサードパーソンシューターだ。Epic Gamesの調べによれば、月間アクティブユーザー数は200万人以上にも及ぶという。
今回Epic Gamesは、日本にて「フォートナイト バトルロイヤル チャプター6シーズン1 鬼ノ島」のメディア向けプレビューイベントを開催。イベントではEpic Gamesのバイスプレジデントを務めるネイト・ナンザー氏、Epic Games Japan代表の河崎高之氏らが、日本にフォーカスしたチャプター6の魅力を語ったほか、実際にチャプター6の一部をプレイすることもできたので、本稿ではその模様をお届けしていく。
今後の日本のIPやアーティストとのコラボに期待! 日本は“Epic Gamesとしても重要視している市場”
「フォートナイト」は基本プレイ無料のバトロワのみならず、そのエコシステムを拡大して様々なコンテンツが日々追加されている。2023年12月には「レゴ フォートナイト」や「Rocket Racing」、「Fortnite Festival」が立て続けにリリースされ、大きな話題を呼んだ。さらに、これらEpic Gamesが用意したコンテンツのみならず、「逃走中 CREATED IN FORTNITE」や「マツケンサンバII Rise Up the World」といった、日本や世界のクリエイターによるコンテンツもリリースされている。
イベント冒頭では河崎氏が登壇。Epic Gamesがこうしたプレビューイベントを米国以外で実施したのは、今回の日本が初めてとのことで、日本は世界的に影響力のあるゲーム市場の一つであり、Epic Gamesとしても重要視している市場であることを語った。
Epic Gamesと言えば、ゲーム開発やCG制作で大きなシェアを誇る「Unreal Engine」も展開している。11月には「UNREAL FEST 2024 TOKYO」が開催され、延べ2,000人もの来場者が訪れたことが明かされた。Epic Gamesは、クリエイターコミュニティの支援に積極的だが、プロジェクト開発を支援するプログラムも提供しており、これまで日本国内のクリエイターに合計48件もの支援を行った実績があるという。
続いて登壇したネイト氏は、これまで「フォートナイト」が、数々の日本のIPとコラボレーションを行い、注目を集めてきたことを語った。実際、「ドラゴンボール」や「NARUTO -ナルト-」、「呪術廻戦」といった様々な日本のコンテンツとコラボしており、ゲーム内ではキャラクターになり切れるスキンやアイテムが登場している。
さらに「フォートナイト」は、音楽の分野で活躍するアーティストコラボにも積極的だ。過去には日本人アーティストで、米津玄師さんや星野源さんのバーチャルライブが「フォートナイト」の中で実施されている。IPコラボと同様に、日本人アーティストもまた起用していきたい、とネイト氏は語った。
「ゴジラ」や「ベイマックス」が登場!チャプター6の新要素やコラボについて
河崎氏は、多くのEpic Gamesのメンバーが日本の文化やゲーム作品に触れて育ってきたと語っており、本日12月1日より開催となるチャプター6シーズン1「鬼ノ島」は、そうした日本への“感謝”とも言うべき想いが込められているのだそうだ。
チャプター6は「鬼」をテーマに、日本の風景や建築・文化・伝統からインスピレーションを受けて開発されている。日本のエッセンスを「フォートナイト」開発チームのフィルターを通して表現しているというわけだ。イベントではチャプター6のトレーラーと共に、日本から受けた影響を開発チームメンバーが紹介するビデオメッセージも公開された。
またチャプター6の期間中は、世界的に知られている“日本の怪獣”「ゴジラ」の襲来が決定しているほか、ディズニーのCGアニメーション映画「ベイマックス」の登場も決定している。ネイト氏は「今後もさまざまなIPホルダーと連携していきたい」として、引き続きコラボレーションに前のめりな姿勢を見せた。
続いて登壇したEpic Games Japanでシニアプロデューサーを務めているロブ・グレイ氏は、新チャプターの特徴と魅力を語ってくれた。今回日本にインスパイアされたマップは、マップ全域にわたって日本を感じられる要素が散りばめられているという。
会場では実際にチャプター6のマップをプレイできる時間も設けられ、神社らしき建築物や紅葉が広がる美しいロケーションも確認できた。また、今回辿り着くことはできなかったが、マップ内では「鬼の道場」と呼ばれる場所が出現し、内部には強力な敵が潜んでいるという。チャプター6から「フォートナイト」を始める初心者の方は気を付けた方が良いだろう。
またチャプター6では基本移動機能が拡張され、レッジジャンプやロール着地、壁キック、壁登りが追加された。高所への跳躍や高速移動も可能になり、パルクールのような感覚で、広大なマップを素早く疾走できるのは気持ちが良い。また刀のような新武器「タイフーン・ブレード」も登場し、接近戦では無類の強さを発揮できるが、使用するたびに耐久値が減っていき最終的には壊れてしまうので、使い所はかなり重要そうだ。
さらにチャプター6では、侍や忍者といった「和」をイメージしたスキンも登場するバトルパスを展開。ディズニーヒーローの「ベイマックス」のスキンが登場するほか、シーズン中盤には「ゴジラエヴォルヴ」もアンロック可能となる。目が離せないラインナップだ。
なお、メディア向けに配布されたギフトには法被と扇子、そして「新章開幕」と書かれた巻物が入っていた。日本にフォーカスした「フォートナイト」チャプター6は、プレーヤーにどのような世界を見せてくれるのか。今後の更なる展開に期待したい。
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