【特別企画】
「KRITIKA」再復活!「KRITIKA:ZERO」の大幅リファイン要素を体験
ゲームパッドにも対応。より軽快に、簡単になった爽快オンラインアクション
2024年7月18日 18:00
- 【KRITIKA:ZERO】
- 7月18日 17時サービス開始
- 料金:基本無料(アイテム課金制)
G・O・Pは、PC用アクションRPG「KRITIKA:ZERO」を7月18日17時より、PmangとSteamにて配信開始した。基本プレイ無料のアイテム課金制。
「KRITIKA:ZERO」は、簡単操作でスピード感溢れるアクションを楽しめる、カジュアルアクションゲーム。PC用にサービスしていた「KRITIKA」シリーズを見直し、バランスの調整やコンテンツの追加などをすることで、大幅にリファインされている。
今回の調整の方針は、「軽快に、簡単に、コンボを繋ぎやすくする」。今回は日本でのサービス開始に先駆けて、主な新システムと、戦闘体験の一部を楽しむことができた。その模様をお届けしていきたい。
誰でも楽しめる爽快アクション! ゲームパッド対応で操作性向上
「KRITIKA:ZERO」の最大の特徴は、その爽快感あふれるアクション要素だ。過去作と比べて、敵の硬さを調整し敵を倒しやすくしたり、スキル使用に必要なリソースの調整を行うことで、過去作より、スキルをバンバン撃ち、テンポ良く敵を倒していけるようになっている。
本作には7種類のキャラクタークラスが用意されているのだが、今回筆者がプレイできたのは「鎌術士」というキャラクターだ。セクシーなお姉様系のビジュアルが特徴的な鎌術士は、大きな鎌を振り回して戦うスタイルが印象的だった。鎌を振り回すというスタイルから、広範囲の敵をまとめてなぎ倒せる快感が印象的だった。
操作のカジュアルさを打ち出しているタイトルだけあって、プレイの精密さはそこまで考える必要がない。アバウト気味にボタンを押していても、派手なスキルがどんどん発動する。スキル毎のクールダウンや、MPの消費などの要素はあるのだが、それらのコントロールを極端に考える必要はなく、ひたすら爽快だった。
さらに特筆すべきは、シリーズで初めてゲームパッドの対応を実現したことだ。これにより、キーボード操作に慣れていないプレーヤーでも直感的に操作できるようになり、より多くのゲーマーが本作の醍醐味を味わえるようになった。
もちろん、従来通りのマウス+キーボードの操作も可能。ただ、本作はスキルが割り当てられるスロットがかなり多いので、どちらのスタイルでプレイするかは悩ましいところだ。
筆者個人的にはキーボード+マウスの方が好みだったが、それは慣れの部分が大きいかと思う。基本的には、キーボード+マウスにしろゲームパッドにしろ、慣れている方を選ぶのがいいだろう。
ゲームシステムも追加・改良。育成の幅が広がり長期の育成を楽しめる
「KRITIKA:ZERO」には、ゲームを深く楽しむためにこれまでのシリーズにはなかったシステムが追加されている。その1つが「征服システム」だ。
これは、全クラス共通の盤面にあるノードをゲーム内マネーを使って解放していくことで、様々な恩恵を受けられるというシステムだ。スキルツリーのようなものをイメージしていただくといいだろう。
解放したノードに隣接した部分しか解放できないので、どのステータスから重点的に解放していくかはプレイスタイル次第だ。なお、理論上はすべての盤面を解放できるという。そういった意味では、深く考えすぎずに、自分のプレイスタイルにあわせて解放していくのが良いのかもしれない。
また、スキルのレベルアップシステムも進化している。スキルのレベルを上げると、単純にスキルの威力が上がるだけではなく、特殊な効果も付与されるようになった。これにより、どのスキルを優先的に強化するかで戦略性に幅が生まれ、プレーヤーの好みや戦術に応じた育成が可能になっている。
また、新しいステータス要素として「オーラ」「防御関数」「クリティカル軽減」といったステータスが追加されている。この部分もこれまでのシリーズにはなかった部分なので、従来シリーズのファンにもキャラクター育成や装備の強化が楽しめる部分になりそうだ。
ほかにも、これまで大変だった素材集めも、専用ダンジョンの実装によって効率化されている。この専用ダンジョンは毎日の入場回数に制限があるものの、効率良く素材が集められるという。毎日プレイする日課ダンジョンのように考えてもらえるとわかりやすいだろう。
快適に気持ち良く遊べるための調整を行い、その上で育成要素のアレンジが加わることで、よりプレーヤー毎の個性が出しやすくしている、という工夫を感じた。
カジュアルで親しみやすいビジュアルもポイント
グラフィックスはアニメテイストで、カジュアルな雰囲気が特徴になっている。重厚すぎず、かといって軽すぎず、幅広い層に受け入れられそうなデザインだ。カッコいいキャラはカッコよく、可愛いキャラは可愛く。そういった多様な魅力を上手く表現していると思う。
また、このビジュアルは、本作の爽快なゲームプレイとも相性が良く、ド派手なエフェクトがバンバン出ても違和感もないので、その部分でもプレーヤーを楽しませてくれる。
さらに、今回は体験できなかったが、オンラインゲームではお馴染みの複数人のプレーヤーで強大な敵に立ち向かう「レイド」なども用意されているそう。みんなで派手に立ち回るような、お祭り騒ぎのような楽しみ方も期待できるところだ。
今後の展望について伺ったところ、将来的には新クラスの追加なども考えているという。一旦は目の前の日本ローンチに注力するとのことだが、今後の追加要素も期待が持てるところだ。
「KRITIKA:ZERO」は、過去作の爽快感や楽しさを活かしつつ、さらに快適に、もっと楽しく、そしてよりド派手にプレイできるようにした進化形という感じだ。ゲームパッド対応により、プレーヤーの裾野が広がったのもポイントの1つと言えるだろう。
「KRITIKA:ZERO」は日本時間の7月18日17時よりサービスが開始されている。ぜひ、本作の気持ちよさと敵をなぎ倒す爽快感を楽しんで欲しい。