【特別企画】
「スプラ3」の大規模改修された「マサバ海峡大橋」を新旧比較! 中央への“第3ルート”で攻めやすく
2024年5月31日 13:31
- 【スプラトゥーン3:更新データ「Ver. 8.0.0」】
- 5月31日10時 配信開始
6月1日より新シーズン「2024夏 Sizzle Season」が開幕するNintendo Switch用シューティング「スプラトゥーン3」。これに伴い、本日5月31日に更新データ「Ver.8.0.0」が配信されたが、このアップデートで全13個のバトルステージが一斉に改修された。
この中でも注目されているのが、事前に告知があった「マサバ海峡大橋」の大規模改修。シオカラーズのアオリを起用したポスターが公開され、大きな話題となった。一体どのような地形変更が行なわれたのか、本稿では改修前の「Ver. 7.2.0」と改修後の「Ver. 8.0.0」でのマサバ海峡大橋を比較していきたい。
なお、今回同時に改修となった「タラポートショッピングパーク」については別記事にて比較しているので、気になる方はぜひご覧いただきたい。
中央への“第3ルート”新設! より攻めやすくアグレッシブなバトルステージに
まずは、今回改修された「マサバ海峡大橋」について振り返ろう。マサバ海峡大橋は初代「スプラトゥーン」のアップデートで追加されたバトルステージで、「スプラ3」では発売当初から登場。ハイカラ地方とバンカラ地方を結ぶ大きな橋で、ステージの外には海が広がっている景観良好なバトルステージだ。
最初に「ナワバリバトル」での地形を比較していこう。マサバ海峡大橋は縦に長いステージ構造が特徴で、要所には高台があり高所からの攻撃が強かった。ステージ中央には正面突破するか、ステージ左側にわかれてから中央に向かうかの2択があったが、縦に長い構造上、一度敵が進行してくると、なかなか中央へ行きづらくなり逆転が難しいステージだった。
だが、新しいマサバ海峡大橋はステージ中央へのルートがこれまでの正面突破と左側ルートに加えて、右側ルートという第3の選択肢が登場。ステージ中央へのルートが多くなったほか、高台が減ったことで見通しも良くなった印象だ。障害物の配置も変更され、より攻めやすいアグレッシブなバトルステージに変更されている。
続いては「ガチエリア」でのマサバ海峡大橋の地形を比較。ステージの構造は新旧ともにナワバリバトルとほぼ同じで、ステージ右側の“第3ルート”を追加しつつ、要所の高台がなくなり見通しがよくなっている。ステージ中央のエリアが重要な「ガチエリア」で進行ルートが増えるというのは、攻めやすくなるので攻撃側が有利な一方、守備側は敵がどのルートで来るのか見定める必要があるので、より集中してバトルに挑む必要がありそうだ。
次に「ガチヤグラ」でのマサバ海峡大橋だ。ガチヤグラでは「ナワバリバトル」や「ガチエリア」で特徴的だったステージ右側からの“第3ルート”はあるが、中央付近の変化は少ない。一方でスタート地点付近は大きく変わっており、第1カンモン、第2カンモン、第3カンモンと進むにつれて、これまでの地形から変化しているのがわかる。
特に第2カンモン付近の地形変更は顕著。新マサバでは“第3ルート”によって真正面から撃ち合う必要が出てきたため、バトルに大きな変化がありそうだ。
「ガチホコ」でのマサバ海峡大橋は、ガチヤグラでの地形を活かしつつ一部に変更が加えられている。これまで攻撃側のガチホコの進行ルートは基本的に正面突破の一つだけだったが、新マサバでは新設された“第3ルート”を通ることで攻撃側の選択肢が少しだけ増えた。カンモンからゴールまでの熱いバトルが期待される。
最後に「ガチアサリ」でのマサバ海峡大橋の地形を比較しよう。こちらも“第3ルート”の新設や障害物の位置変更などが行なわれているが、バトルに影響する部分での改修箇所は少ない。だが、第3ルートによってゴールにアサリを入れている最中の相手を倒しやすくなるなど変化があるので、ここがバトルにどう影響するのか注視したいところだ。
大規模改修が行なわれた新しい「マサバ海峡大橋」は中央へ向かうルートが増設されたことで、これまでより圧倒的に攻撃の幅が広がった。一方で守る側もより状況を見極めつつ、敵がどこから進行してくるか考えて対処する必要があり、アグレッシブなステージに生まれ変わった印象だ。皆さんもぜひ、新「マサバ海峡大橋」でのバトルを楽しんでいただきたい。
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