【特別企画】

ディズニー「ファンタジースプリングスホテル」メディア初公開

“巨人退治”ミキミニ噴水から部屋の眺望まで、見どころをレポート

【東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル】

6月6日 開業予定

 東京ディズニーシー直結のホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」が4月23日、報道陣に公開された。ホテルの開業は6月6日を予定。

 「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」は、東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」に直結したホテル。宿泊すると、「1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジック」の購入確約や、パークの運営時間中はファンタジースプリングスにいつでも入場できるなどの特典が付く。

 今回は6月6日の開業に先駆けて、ファンタジースプリングスから見たホテルの外観や、各施設の内観を見ることができた。

ホテルの見どころを一挙に紹介!

 まずはホテルの外観から。ファンタジースプリングスに面したホテルの前には、「魔法使いの弟子」の姿をしたミッキーのや、「リトル・マーメイド」のアリエルなど、数多くのディズニーキャラクターの噴水を見ることができる。

【ホテル外観(パーク側)】
「ファンタジースプリングス」エリアから見たホテル外観
ホテル前は数多くの噴水があり、それぞれにディズニーキャラクターがいる。ホテルに入らなくても見学できるので、エリアを訪れた際はじっくり見て回っても楽しいだろう
ホテル宿泊者用の特別なエントランスもある

 噴水が見られるのはここだけではない。メインエントランスには、「ミッキーの巨人退治」のミッキーとミニー、そして巨人の「魔法の泉」がある。ホテルからメインエントランスを出て右手側にあるので、こちらも見逃さないようにしたい。

【メインエントランス】
メインエントランス
電飾も花の形で華やか
メインエントランスを出て右に進むと、「ミッキーの巨人退治」をモチーフとした噴水がある
ミッキーとミニー
眠る巨人

 ここからは、ホテル内観をご紹介する。ホテルはメインエントランスから見てグランドロビーを中心に、右手側が「グランドシャトー」、左手側が「ファンタジーシャトー」と2つの棟に分かれている。

 「ファンタジーシャトー」は、合計419室の客室がある棟。チェックインなどができる「ファンタジーシャトー・ラウンジ」では、テラスから「ファンタジースプリングス」の景色を眺めたり、「美女と野獣」の噴水がある「ローズコート」と呼ばれる中庭を見て回ることができる。

【グランパラディ・ラウンジ】
グランドロビー内にあるラウンジ。ファンタジーシャトーとグランドシャトーの間に位置する。正面の大きな窓からファンタジースプリングスの景色を眺めつつ、デザートなどを楽しむことができる
【ファンタジーシャトー・ラウンジ】
ファンタジーシャトー宿泊者用のラウンジ。チェックイン・チェックアウトのほか、子供用エリアでは「アナと雪の女王」などのディズニー映画を上映する
こちらは隣接するテラス。ファンタジースプリングスの景観を見ることができる
テラスから、「アレンデール・ロイヤルバンケット」と思われる屋根が見えた
中庭「ローズコート」には、「美女と野獣」の噴水がある
野獣とベルのロックワーク。野獣が手に持つバラもポイントだ
反対側を見ると、ルミエールやコグスワースなど、城に住むキャラクターたちの姿もある

 ファンタジーシャトーの客室は、ラウンジから吹き抜けの「コンサバトリー」を通って向かう。

 今回見ることができた客室は、定員大人4名の「スーペリア・アルコーヴルーム」。ファンタジーシャトーは全体的に草花やディズニーキャラクターがモチーフとなっていて、廊下や部屋の内装も合わせてデザインされている。価格は1泊66,000円より。

【コンサバトリー】
客室へ向かう途中の吹き抜け空間。クジャクと藤の木を模したデコレーションがある
【ファンタジーシャトー スーペリア・アルコーヴルーム】
部屋全体に草花とディズニー映画のキャラクターがデザインされている。「塔の上のラプンツェル」のパスカルや「バンビ」のバンビなどのキャラクターも見ることができる
廊下には「眠れる森の美女」「白雪姫」「プリンセスと魔法のキス」「バンビ」のアートが飾られている(予約時、部屋を選択することはできない)

 ファンタジーシャトーには、レストラン「ファンタジースプリングス・レストラン」がある。こちらは朝食、ランチ、ディナーすべてをブッフェスタイルで提供しており、「塔の上のラプンツェル」などをモチーフに、青い鳥や様々な森の動物が描かれた絵画が飾られている。

 ディナーではフランスやイタリア、ギリシャなどヨーロッパの各地をイメージした料理が並ぶ。シェフが取り分けてくれるローストビーフや、舞浜の地ビール「ハーベストムーン」で煮込んだポーク料理など、多種多様なメニューを楽しむことができる。

【ファンタジースプリングス・レストラン】

 グランドシャトーは、合計56室がある棟。ディズニーホテルのなかでも最上級の宿泊体験ができるという「ラグジュアリータイプ」に位置づけられている。

 客室へは宿泊者専用のグランドシャトー・ラウンジを通って向かうことができる。今回撮影できた客室は定員大人4名の「テラス&アルコーヴルーム」。リビングとベッドルームで部屋が分かれており、トイレが2つある。バラなどの植物をイメージした装飾も特徴的だ。

 またテラスがあり、こちらからはファンタジースプリングスの景色を見ることができた。価格は1泊341,000円から。グランドシャトーではすべての客室にバルコニーかテラスがあり、ファンタジースプリングスに面しているという。なお予約の際は、部屋のタイプは選べるものの、どの部屋になるかは選ぶことができない。

【グランドシャトー・ラウンジ】
グランドシャトー宿泊者用のラウンジ。ここでチェックインなどができる
【グランドシャトー テラス&アルコーヴルーム】
グランドシャトー テラス&アルコーヴルームは、大人4人がゆったり過ごせる空間の部屋。テラスからは「アナとエルサのフローズンジャーニー」のノースマウンテンを見ることができる

 またグランドシャトー・ラウンジには、フレンチダイニング「ラ・リベリュール」が隣接。朝食はブッフェスタイル、ディナーは東京ディズニーリゾートのディズニーホテルで初となる本格的なフランス料理が楽しめる。

【ラ・リベリュール】

 今回取材することができたのはここまで。「ファンタジースプリングス」エリアに隣接しているホテルというだけあり、細部に至るまでディズニーらしいファンタジックな空間が広がっていることが感じられた。

 特にパークに面した噴水や、ホテル内にもある噴水は、ファンタジースプリングスホテルならではの空間となっている。パークの「ファンタジースプリングス」と合わせて、ぜひ訪れていただきたい場所だ。

【宿泊者限定商品】
グランドシャトー宿泊者限定となる商品。左は「スペシャルアートフレーム」(46,000円)で、プレートにメッセージや名前、宿泊日などを刻印できる。右はコンパスの中に客室から臨むファンタジースプリングスをイメージした景色が描かれている「スペシャルキーホルダー」(9,000円)
すべてのファンタジースプリングスホテル宿泊者が購入できるトートバッグとポーチ&コインのセット。価格は18,000円