【特別企画】
人気配信者たちの「VCR ARK」に熱狂! 恐竜が闊歩する世界で仲間と生きる「ARK」シリーズの魅力
美麗リマスター版「ARK: Survival Ascended」のリリースも話題に
2023年11月1日 12:53
- 【ARK: Survival Evolved】
- 価格:
- 1,700円(Steam版)
- 4,180円(Nintendo Switchダウンロード版)
- 4,180円(プレイステーション 4ダウンロード版)
- 【ARK: Survival Ascended】
- 10月26日 発売(Steam版)
- 価格:6,760円
- ※11月9日まで6,084円
これまで何度もブームを巻き起こしてきたStudio Wildcardのオープンワールド恐竜サバイバルアクション「ARK: Survival Evolved」(以下、ARK:SE)が、ふたたび盛り上がりを見せている。
本作は2015年にSteamでリリースされた後、プレイステーション 4やNintendo Switchなどのプラットフォームでも発売され、多くのプレイヤーを獲得してきた。また10月26日には美麗なグラフィックスでリマスターされた「ARK: Survival Ascended」(以下、ARK:SA)の早期アクセスもSteam上で始まり、大きな注目を集めている。
ここ最近ではゲーム配信界隈にて「ARK」ブームが到来したが、なぜ本作はこれほど長いあいだ、熱狂的な人気を保っているのだろうか。まだ本作に触れたことがないという人に向けて、その奥が深いゲーム性を紹介していきたい。
「ARK」のゲーム性と魅力
原点にあたる「ARK:SE」は、全世界で累計販売本数2,000万本以上を記録している大ヒット作。独自の生態系を築き上げている生き物たち、途方もないほど広大なマップ、空腹や暑さ・寒さまで関わってくる生存環境……。リアルかつロマンあふれる世界で、サバイバル生活を行なっていくゲームだ。
本作のもっとも大きな特徴は、やはり恐竜や古代生物の存在だろう。マスコットキャラクターのようなドードーから始まり、トリケラトプスやブロントサウルス、ティラノサウルスなど、お馴染みの生き物たちが100種類以上も実装されている。
そして本作ならではの魅力として、「テイム」システムを外すことはできない。ほとんどの生き物を手なずけて仲間にできるようになっており、一緒に戦闘を行なったり、「サドル」を付けて乗り物にしたりと、その関わり方は自由度満点。恐竜ごとに個性が大きく分かれており、たとえば大きな翼のプテラノドンは爽快な空の旅を楽しませてくれる。
またクラフト要素も充実。レベルを上げて「エングラム」と呼ばれるレシピを解放することで、作成できるものが増えていく仕組みだ。身を守るための武器や恐竜を効率的にテイムするトラップなどが揃っていけば、過酷な環境で生き延びる確率がグングン上がっていく。エキサイティングな冒険を楽しめる世界観に加えて、そこで味わえる自由度の高さも魅力となっているのだ。
そうしたゲーム性がもっとも活かされるのが、最大100人で一緒にサバイバル生活を送ることができる「マルチプレイ」モード。PvEサーバーで協力するのも、PvPサーバーで緊張感がある日々を送るのもプレイヤーの自由で、初心者の場合はシングルプレイでゲーム内設定を自由に調整しながら理解度を深めることもできる。
9日間にわたる「VCR ARK」の熱狂
他のプレイヤーたちと交流しながら仮想現実を生きていく本作の体験は、いわば“メタバース”に近く、一度ハマれば抜け出せない魔力を秘めている。それこそが長年多くのプレイヤーが魅了されてきた理由の1つだ。そして同じ理由から、ゲーム配信者たちのあいだでは幾度も「ARK」ブームが起きてきた。
たとえば10月2日~10月11日には、VAULTROOMとCrazy Raccoonが主催する「VCR ARK」(スト鯖ARK)のシーズン2が開催されたばかり。これは「ARK:SE」の世界を舞台としたストリーマーイベントで、SHAKAさんやうるかさんといった人気ストリーマー、「にじさんじ」や「ホロライブ」、「ぶいすぽっ!」のVTuberなどが専用サーバーに集結した。
VCR ARK
— VAULTROOM (@room_vault)October 11, 2023
ご参加頂いた皆様、ご視聴頂いた皆様本当にありがとうございました!
またいつか!#VCRARKpic.twitter.com/4rkof4fw9f
2022年に開催されたシーズン1は参加者同士が争い合うPvPモードだったが、今回は協力してゲームをプレイするPvEを採用。定期的に敵が拠点に攻めてくるという設定で、多数の配信者たちが連携しながら防衛戦を行った。さらに最終日には、天を衝くほどの巨体をもつキングタイタンに加えて強敵として知られるボスのロックウェルが襲来し、手に汗握る集団戦が繰り広げられた。
他方で戦闘だけではなく、集団生活のなかで普段接点がない配信者たちがトークを交わすことも「VCR ARK」の面白さ。作業の合間のちょっとした雑談が盛り上がることも多く、ある時は八雲べにさんや夜よいちさん、Zerostさんをきっかけにオムライスやシチューの食べ方をめぐる論争が勃発し、SHAKAさんや葛葉さん、叶さんを巻き込んで延々と議論が交わされていた。
そんなお祭り騒ぎのなか、視聴者はもとより配信者自身が「ARK:SE」の世界にのめり込んでいくことに。約158時間プレイしたVTuber・秋雪こはくさんを筆頭として、100時間を超える接続時間の配信者が続出していたほどだ。
リマスター版「ARK:SA」も話題沸騰
配信界隈で「ARK:SE」ブームが起きる一方、Unreal Engine 5によってグラフィックスが劇的に進化したリマスター版「ARK:SA」も注目を浴びている。
「ARK:SA」では映像面以外でも、さまざまな点で原作からのアップデートが行なわれた。フィールド上に野生の恐竜の子どもが登場するようになったほか、手の込んだ画像を撮影できるフォトモードの実装、建築やマップ表示の仕様変更などがあり、より快適なゲームプレイを体験できるようになっている。
😁Smile! ASA certification builds have been submitted
— ARK: Survival Ascended (@survivetheark)October 16, 2023
Hang in there! We can't wait for you guys to get your hands on ARK: Survival Ascended!pic.twitter.com/Y65UrkgjMK
すでにSHAKAさんや2BRO.の弟者さんなどを始めとして、多くの配信者たちが実況プレイをスタート。以前から“ARK好き”を公言していた「にじさんじ」の本間ひまわりさんも早速手を付けており、初回の配信ではシステム面の快適さを絶賛していた。とくに土台の高さを自由に調節できるようになったことに対して、「革命的」と感動した様子を見せている。
なお、「ARK:SA」ではすでに公式サーバーが稼働しているが、現在実装されているマップは「アイランド」のみ。しかし将来的には、有料DLCを含むすべてのマップが登場する予定だ。また11月にはプレイステーション 5版とXbox Series X|S版のリリースも予定されている。
リマスター版の発売によって、ますます広がっていく恐竜たちの世界。さらなる「ARK」ブームの盛り上がりにつながることを期待したい。
(C)2017 Studio Wildcard. ARK: Survival Evolved is a trademark of Studio Wildcard. Created and developed by Studio Wildcard, Grove Street Games, Snail Games, Efecto Studios, Instinct Games, and Virtual Basement.
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