【特別企画】

「龍が如く7外伝 名を消した男」×「神座」コラボ「麻婆麺」試食レポート

桐生イメージの甘辛スープは開発プロデューサー、ディレクターのお墨付き!

【「龍が如く7外伝 名を消した男」×「どうとんぼり神座」コラボ】

開催期間:10月24日〜12月4日

 理想実業は、ラーメンレストラン「どうとんぼり神座」と、セガのプレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC用アクションアドベンチャー「龍が如く7 外伝 名を消した男」とのコラボメニュー「麻婆麺」を10月24日より販売開始する。期間は12月4日までで、価格は990円から(店舗によって価格が異なる)。

 11月9日に発売を予定している「龍が如く」シリーズの外伝作品「龍が如く7 外伝 名を消した男」。今回、ゲームの発売に先駆け「どうとんぼり神座」にて期間限定のコラボメニュー「麻婆麺」が登場する。「麻婆麺」は主人公・桐生の漢らしさや内なる闘志をイメージした"赤"や、ゲームの迫力満点なアクションバトルから"強さ"、"辛さ"をイメージ。花椒香るしびれる辛さとやみつきの味に仕上がっている。

 10月24日からの提供開始前に、「どうとんぼり神座」新宿歌舞伎町店にてメディア向けの試食会が実施。一足先にコラボメニューを堪能できたので、本稿ではそのレポートをお届けする。

□どうとんぼり神座「麻婆麺」発売のお知らせページ

桐生をイメージした「麻婆麺」。花椒(ホアジャオ)香るしびれる辛さがやみつきに

 コラボメニュー「麻婆麺」は、「どうとんぼり神座」の看板メニューである「おいしいラーメン」をベースに、「龍が如く」シリーズの主人公である桐生一馬をイメージして作られている。

 麻婆の辛さ、そして「おいしいラーメン」の甘みのあるスープが、桐生の漢らしさや内なる闘志を表現。「龍が如く」シリーズの魅力でもある迫力のバトルシーンや、人情味溢れる人間ドラマといった大事な要素のように、全てが程よいバランスでマッチした絶妙な味わいに仕上がっている。

 「麻婆麺」を作る上で大事にしたのは、スープの味を壊さないように辛さと味のバランスだという。ミンチを別に炒めて最後に合わせるという技法で素材の旨味を存分に引き出し、5種類の醤(ジャン)と特製ラー油で仕上げ、他では真似の出来ないメニューを完成させることに成功したそうだ。ラー油、青花椒は後がけとなっており、辛いのが苦手な人などは調整が可能なのも嬉しいポイント。

 見た目はとろみのついたソースの上にネギ、豆腐を盛り付けたシンプルなビジュアル。箸で麺を持ち上げてみると麻婆の下から「おいしいラーメン」でお馴染みのたっぷりの白菜と豚肉が登場。普通サイズでもかなりボリューミーで、食べごたえ抜群の一杯となっている。

 麺をすすり、スープを一口。まず先に感じたのは甘みだった。少し遅れて後から鼻から抜ける花椒の香り、そして辛味としびれが少しやって来るのだが、個人差はもちろんあるだろうが筆者的には見た目ほど辛くはないと感じた。しかし、食べ進めていくと体の奥からじわじわと暖かくなっていき、気づけば額に少し汗も。ただ、口の中にずっと辛味が残るという程でもないので、辛いのは苦手だけど少しは食べれる、というくらいの人であれば問題なく食べられると思う。

とろみの付いた麻婆が麺を覆い隠すようにたっぷり。これだけ観ると一瞬シンプルな麻婆豆腐に見える
麺は「おいしいラーメン」と同じ麺を使用。ツルツルのストレート麺だが、スープはとろみが付いているのでしっかり絡んでくれる
豆腐単体で食べてもしっかり風味を感じることができて美味しい
「神座」といえばやはりこの白菜。噛むほどに甘みがジュワッと溢れ出し、今回の麻婆との相性もばつぐんだ
しっかり食べごたえのある豚肉もゴロゴロ入っている

 半分ほど食べ進めたところで、「白いご飯と一緒に食べるのもオススメですがどうですか?」と声をかけていただいたのでご飯を追加注文。甘辛のスープを飲んでご飯をかきこむ。正直、食べるまでもなくこんなのは絶対に美味しいとわかっていたが、やはり最高。麺だけで結構お腹いっぱいになっていたが、結局ペロっとご飯まで全て平らげてしまった。このスープ、無限にご飯が進んでしまうヤバいやつなので、「麻婆麺」を注文する際はぜひ白ごはんも一緒に頼んでみることをオススメする。

麺を半分ほど食べ進めたところで白いご飯を追加。甘辛スープとの組み合わせで無限に食べれてしまう

「龍が如く」開発陣、堀井さんと鈴木さんも太鼓判。まさに「龍が如く」って感じ

 会場には「龍が如く7外伝 名を消した男」のディレクター・堀井亮佑氏とプロデューサーの鈴木誠氏も来ており、コラボメニュー「麻婆麺」の試食を行なっていた。

 試食中に感想を伺ってみたところ、堀井氏は「若い頃に神座さんの店舗の近くに住んでたことがあって好きでよく食べてたんですが、今回こういうふうにコラボレーションできたことが嬉しい」と語ったうえで「この白菜が入っているのが特徴的で、それとこの麻婆のシナジー効果っていうんですか?この食感と辛さのコラボレーションが美味しくて、まさに龍が如くって感じです!」と笑いながらゲームとしっかり絡めた回答をしてくれた。

 今回は桐生をイメージしたラーメンとのことだが、その再現度はどうかという質問に対して、堀井氏は「『龍が如く7外伝』だと、桐生は今までに比べて少しおとなしいというか、孤独な感じになってるんですが、内に秘めたものがあって、何かきっかけがあったらドンと行くぞ、みたいな。今回の麻婆のピリっと辛い感じがそんな感じにぴったりなんじゃないかなと思います」とコメント。

 両者共に、今回のコラボに関してかなり満足している様子。「龍が如く7外伝 名を消した男」の発売は11月9日だが、ぜひ発売までこのコラボメニューを食べながら、ゲームを楽しみに待っていてほしいとも語っていた。

 今回のコラボメニューは10月24日から12月4日までの期間限定販売となっているので、ぜひこの機会に「どうとんぼり神座」へ足を運んでみてほしい。

「龍が如く7外伝 名を消した男」プロデューサーの鈴木誠氏
「龍が如く7外伝 名を消した男」ディレクターの堀井亮佑氏