【特別企画】

DualSense Edgeを使って和風なハンティングアクション「WILD HEARTS」を発売前にプレイ!

背面ボタンに回避を割り振って攻略せよ!

【DualSense Edge ワイヤレスコントローラー】

1月26日 発売予定

価格:29,980円

【WILD HEARTS】

2月17日 発売予定

価格:9,700円(通常版)

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、プレイステーション 5用コントローラー「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」を1月26日に発売する。価格は29,980円。今回は本製品を使ってElectonic Artsの新作ハンティングアクション「WILD HEARTS」をプレイしたのでその模様をお届けする。

 「WILD HEARTS」は2月17日に発売される和風な世界観とクラフト要素が魅力のハンティングアクションゲームだ。Electonic Artsが販売を担当する作品になっているが、コーエーテクモゲームスのスタジオ「ω-Force」とタッグを組んで制作されているタイトルで、幻想的なフィールドを舞台に、爽快感あふれるアクションが楽しめる作品になっていた。

 舞台となるのは中世の日ノ本、あづまの国。この地には強大な獣たちが住み着いており、彼らを狩る「獣狩」の1人として自然の脅威にもなる獣に立ち向かっていくことになる。今回の体験ではゲーム本編の冒頭をプレイした。仮面で顔が隠された謎の人物に現在のあづまの国がどうなっているのかなどを教えてもらいながら、主人公は獣狩としての道を歩み始める。

【「WILD HEARTS」公式発表トレーラー】

 本作はPS5だけでなくXbox Series X|SとPC向けにも発売される予定だが、今回プレイしたPS5版ではDualSenseのハプティックフィードバックによる振動を感じながらバトルを楽しむことができた。バトル中に攻撃をしたり、敵の攻撃を受けた際にはコントローラーを通じてシチュエーションに合わせた振動が手に伝わってくる。コントローラーを握る両手を通じてゲーム内の迫力を感じるという体験は、DualSenseを使った唯一無二の体験であると改めて感じさせてくれる。

今回使用したDualSense Edge。おしゃれなデザインはそのままに背面ボタンなど幅広いカスタマイズが可能なコントローラー
ハプティックフィードバックとアダプティブトリガーに関してはDualSense Edgeに進化しても基本的には変わっていないとのこと
特にムービーシーンでは迫力あふれる映像に加え、コントローラーを通じて伝わってくる振動に思わず「おおっ」と声が出る
とある場面ではトレーラーでも印象的な狼のような巨大な敵が待ち構えている。演出を含めかなり粋な掴みになっていた

 今回はPS5向けの最新コントローラーであるDualSense Edgeを使用し本作をプレイできたため。それならばと背面ボタンを最大限に活用させてもらった。

 筆者は日頃ジャンルを問わず様々なゲームをプレイするため本作のようなアクションゲームはもちろん好きだ。しかし、アクションは下手で“しょーもないミス”により1体のボスを倒すのに長時間を要することもしばしば。そんな筆者をアシストしてくれたのが本コントローラーの背面ボタンである。

 「WILD HEARTS」はデフォルトの設定で、○ボタンが回避、×ボタンがジャンプになっている。今回はこれら2ボタンを背面ボタンへと割り振りってプレイした。個人的には背面ボタンで回避できるのが非常に便利で、背面ボタンには常に指を添えているため、とっさのタイミングに敵の攻撃を回避することができた。□ボタンや△ボタンでの攻撃となるため、必死に攻めているときにはどうしても○ボタンから指が離れてしまう。そのため、背面ボタンで回避ができるようにしておくと、いざという時に敵の攻撃をしっかり避けることができるのだ。

 また、序盤においては戦闘中にジャンプをすることはあまりなかったものの、背面ボタンのジャンプは移動中や探索時に便利。左スティックでキャラクターを移動させつつ、右スティックでカメラを操作、さらに背面ボタンでジャンプでき、敵がいない場所での探索のためにジャンプを割り振っておくのも、そこそこオススメな印象だ。

「WILD HEARTS」のプレイでは半円形のハーフドーム背面ボタンを使用してプレイ。背面ボタンに割り振った○ボタン(回避)に何度も助けられた
しかし、背面ボタンに回避割り振っても攻撃を当たるなどへっぽこぶり。操作には慣れも必要ですもんね!

 本作オリジナルの要素として「からくり」が存在する。からくりはプレーヤーが使用できる要素で、主に様々なギミックをフィールド上に配置できる。序盤では匣(はこ)と呼ばれるからくりが使用可能になる。名前の通り箱型の形状で、主に高いところへよじ登る際の足場になってくれる。

 ゲーム内の特定の壁はスタミナを消費し登ることができるが、時にはかなり高い壁も存在する。そんなときに匣を積み重ねることで、擬似的な足場を作り、勢いよく飛び移り壁を登り切ることができる。

 また、匣はバトルでも活用でき、フィールド上に素早く配置しジャンプ台のように用いることで敵に落下攻撃を仕掛けることができるなど、シンプルな見た目ながらも多彩な活用方法が用意されたからくりになっていた。今回のプレイでは登場しなかったものの、風を発生させるものや敵を足止めするもの、巨大なハンマーのようなものまで、バリエーションに富んだからくりが用意されている。見た目も一貫して味わい深い木造になっているなど、和を感じるデザインのようだ。

【WILD HEARTS | ゲームプレイ:からくりの力】
こちらのトレーラーでは多彩なからくりを映像でチェックできる。からくりができあがる際のアニメーションもかなりカッコいい!
序盤からお世話になるからくり「匣(はこ)」
公式ページでは設定資料なども公開されている
からくり「発」
からくり「飛蔓(とびかずら)」など様々なものが登場するようだ
からくりは左腕に付けられた装備から飛び出すが、メカメカしい感じがあってかなりカッコいい。機械ではなくあえて木造というのも最高です!

 ハンティングアクションとしてオリジナルの要素を採用しつつ、爽快感あふれるバトルが楽しめる「WILD HEARTS」。最新コントローラーであるDualSense Edgeの背面ボタンをフルに活用することで、アクションが苦手な人はクリアをするきっかけに、得意な人は自分の腕前に磨きをかけるのにもってこいなデバイスとなっている。

 また、最大3人までのマルチプレイにも対応しているため、アクションが苦手という人も友達と一緒にボイスチャットをしながら狩りに挑戦することも可能だ。特にからくりはフィールドに設置するものが多数存在するため、攻撃しつつ味方へのサポートを中心に活躍できるためしっかりと味方に貢献できる。

 「WILD HEARTS」はDualSense Edgeの発売から約1カ月後というタイミングなので、それまでに本デバイスを手に入れて自分好みにカスタマイズしておくのも良いかもしれない。

巨大な敵にはフレンドに助太刀してもらうことが可能!
乗り物のようなものに至るまで目で見て楽しいからくりが多数用意されている