【特別企画】

エハラマサヒロさん、ほんのハッピーセットを語り尽くす! ミニ図鑑「マクドナルド」トークセッション

図鑑を読んで“マクドナルド検定”へ。親子での楽しみ方をアピール

【ほんのハッピーセット ミニ図鑑「マクドナルド」】

販売期間:7月9日~(約8週間予定)

価格:470円~500円(税込、ハッピーセット)

 日本マクドナルドは、子供向けメニュー「ほんのハッピーセット」より、ミニ図鑑「マクドナルド」を全国のマクドナルド店舗(一部店舗を除く)にて本日7月9日より販売を開始する。ハッピーセットの価格は470円より500円(税込)。一部の店舗では価格が異なる場合がある。

 ミニ図鑑「マクドナルド」は、マクドナルドが日本第1号店のオープンより50周年を迎えたことを記念し、「小学館の図鑑 NEO」のラインナップとは別に完全オリジナルで特別編集されたミニ図鑑。本日7月9日より数量限定で販売が開始され、人気メニューの秘密やマクドナルド50年の歴史など「マクドナルドにもまだまだ知らないことがある」、そんな気づきにワクワクしながら親子で楽しめるハッピーセット限定のアイテムとなっている。

ミニ図鑑「マクドナルド」

 今回、その販売開始に先駆けて、ミニ図鑑「マクドナルド」オンラインメディアブリーフィングが6月28日に開催された。

 イベントでは自称“令和のビッグダディ”こと、4児のパパであるお笑い芸人・エハラマサヒロさんと、日本マクドナルド・ハッピーセットのマーケティング担当者で、1児のパパでもある小嶌伸吾さんとの“パパ対談”を実施。お子さんの年齢も近く、本人同士も同い年という2人による、ミニ図鑑「マクドナルド」制作への想いやこだわり、図鑑を通じた親子での楽しみ方・コミュニケーションのアドバイスなど、トークセッション形式で紹介され、意見が交わされた。

 本稿では、そのオンラインメディアブリーフィングの模様をお伝えしていく。発表会ではサプライズとして、同じく本日7月9日よりスタートする「マクドナルド検定」の実施決定がアナウンスされた。図鑑を読んで知識を身に着け、そして検定に臨む。この「マクドナルド検定」に一足先に挑戦したというエハラさん、その難易度やミニ図鑑「マクドナルド」との関連性も伝えてくれた。

左からお笑い芸人のエハラマサヒロさん、日本マクドナルド・マーケティング本部・ナショナルマーケティング部・マネージャーの小嶌伸吾さん

4児のパパ芸人・エハラマサヒロさん×ハッピーセット担当パパ社員! 親子で楽しむミニ図鑑「マクドナルド」の魅力とは!?

 「ほんのハッピーセット」は、マクドナルドの子供向けメニュー「ハッピーセット」31年目となる、2018年7月より展開されているミニ図鑑。子供たちが気軽に本に触れる機会を増やし、読み聞かせを通じた親子のコミュニケーションの時間を生み出したい、という思いのもと、描き下ろしの完全オリジナルストーリーの絵本と「小学館の図鑑 NEO」より特別編集されたミニ図鑑を選ぶことができる。2021年までの累計配布数は3,000万枚を超えている。

【ほんのハッピーセット】

 「ほんのハッピーセット」が誕生した理由について、まず小嶌さんは次のように説明した。ハッピーセットは年間1億食以上を提供している、この規模感を少しでも子供たちの未来に繋げていきたい。その中でスタートしたのが「ほんのハッピーセット」。絵本の読み聞かせを通じて親子のコミュニケーションの機会を作ったり、図鑑であれば「これってどういう生き物?」のような会話が生まれることによって、親子のコミュニケーションのきっかけにつながる。“親子の会話”を作っていきたいという想いがあると語った。

 さらに、絵本であれば、思いやりの心を育んだり、想像力を膨らませながら読んでいくこと。図鑑であれば、知的好奇心を刺激することによって、知識を得ることの喜び、そして得た知識を誰かに話したい、それを比べて考えてみたりなどアウトプットすることによって育めることもある。そのような目的を掲げ「ほんのハッピーセット」を始めたと明かした。

「ほんのハッピーセット」制作秘話を語る小嶌さん

 続けて、購入者からの反応を聞かれた小嶌さんは、形が割と持ち運びに便利なサイズ感であったりするので、お出かけの際に持ち運びしやすいという声、読み聞かせにちょうどいい長さなので、それこそ寝る前の読み聞かせだったり、あまり長くお話を読んで眠れなくなっても困るという時にも重宝するという声が届いているとした。

 これに対して、エハラさんは「(ハッピーセットの)絵本めっちゃいいんですよね。絵本ってやっぱり値段も高いし失敗できないから、買うのって結構覚悟いるんですよ。だから、昔から結構ロングセラーなみんな知ってる絵本しか買わなくなっちゃうんですけど。このハッピーセットでもらえるとお試しというかね。新しいお話とかを結構知ってて、こんなのあるんやっていうのをもらえるのですごくうれしいです」と、気軽に新しい本が手に入る「ほんのハッピーセット」の良さを伝えた。

 新しい作家さんを知るきっかけにも、それをきっかけにまた違う絵本に触れる機会にもなる。それが「ほんのハッピーセット」の魅力なのだという。

マクドナルドに行くと子供が泣き止むというほど、普段からよく家族で利用しているというエハラさん。ほかにも、図鑑について「『危険生物』とか、こういうのとかってすごい面白くてですね。子供の勉強にもなるし、楽しんで見ているのですごく重宝しますね」と語る

「子供とのコミュニケーションって、親ってね。わからない人はわからないと思うんですよ」

 こうした中で、トークセッションの話題は、本の読み聞かせを通じた親子のコミュニケーションに関するものに移った。

 絵本の読み聞かせはモノマネを交えながらするのか、というMCからの質問に、エハラさんは笑いながら「僕がやるモノマネってすごい渋いんで、アニメのモノマネとかないから、読み聞かせの途中で矢野顕子さんとかやられても、子供はポカンとしているだけです」と、スベッてしまった失敗談を語った。ただ役になりきるために「感情を入れて言ったりしたら、なんか途中でハマるところがあって、もう一回あそこやって!とかはありますね」と、気持ちを込めて読むことで子供からの反応があるとした。

 これに小嶌さんは、同じの絵本でも読み方によって受け取り方が変わる。その時々で子供の機嫌が悪くても、読み聞かせをする瞬間にリセットされることもあると指摘。子供的にはお父さん、お母さんを独占できる時間ができて、愛着関係がより深く築けるようになる。親子のコミュニケーションという面では、読み聞かせは非常に効果的であるとした。

 エハラさんもこれは面白いことだとして、普通に読んでいても“このページ”の“このフレーズ”にだけ、子供がハマることがある。子供は1度ハマると、毎日そこばっかり読んでというふうになるという経験を語った。

 また、読み聞かせについて、エハラさんは「それはやっぱり、親子とのコミュニケーションだと思う」と語る。新型コロナウィルス感染症の影響で、以前より多少は家族と一緒にいる時間が増えたところもあるが、仕事の関係で子供と接する機会が希薄になったりすると、「子供とのコミュニケーションって、親ってね。わからない人はわからないと思うんですよ。でもなんかちょっと読んであげて(自分を)知ってくれる。それで子供が自分に懐いてくれるってというところがあると思う」として、コミュニケーションツールの1つに「読み聞かせ」が良いのではないかと意見を述べた。

「もっとお父さんと子供たちが仲良くできる環境やから、僕はいい時代だなと思っている」

 親子のコミュニケーションを大切しているという2人。さらに話題は、パパ仲間や育児における父親としての役割にも及んだ。

 6月に「育児・介護休業法」が改正され、男性でも育児休暇を取得し、育児に参加しやすいという環境づくりも進んでいるということを受けて、エハラさんは「今は本当に昔と時代が変わってきて、“主夫”っていってお父さんが家にいるパターンもあるじゃないですか」とした上で、電車に乗っているときに、お父さんが1人で抱っこ紐をして子供を寝かしつけている様子を見て、時代の変化を実感し「これってめっちゃいいなと思った」というエピソードを語った。

 続けて「昔、僕らのイメージって、お父さんは怖い人で、仕事で外でお金を稼いでくる人。家のことはお母さんがやるもんだ。だから、お父さんが家のことをやっていたら“違和感”があったし、そんな光景ってなかなかなかった」と述懐。「今ってそれって全然逆転してもおかしくないし、もっとお父さんと子供たちが仲良くできる環境やから、僕はいい時代だなと思っている」と語った。

 また、周りのパパ友でもそう感じている人も多いとのことで「今まではそういうことをやっていたら、変と思われたらどうしようとか思っていたところもあったが、そうじゃない時代になったというのはいい傾向だと思う」と述べた。

 エハラさんのエピソードを受けて、小嶌さんは「法改正はいいきっかけだと思っています。父親が育児に参加していても、誰も違和感を感じない雰囲気が世の中にできるというのは、それこそお母さんにとっても負担が軽くなることもありますし、お子さんとのコミュニケーションの時間、父親との時間が増えるというのは、子供にとってもいいことだと思います」と、今後の環境整備への期待感を語った。

ミニ図鑑「マクドナルド」は親子の絆がさらに深まるアイテム!

 親子のコミュニケーションのあり方、本の読み聞かせの重要性を踏まえつつ、いよいよ新登場のミニ図鑑「マクドナルド」が紹介された。

 今までのハッピーセットのミニ図鑑は、いわゆる動物や花、宇宙といった「小学館の図鑑 NEO」にて既に発売されているものが、特別編集という形で提供されていたが、今回のミニ図鑑「マクドナルド」は完全オリジナルで制作。普段、メニューやお店で見ているものも“図鑑”として並べてみることによって、新しい気づきがあったり、「へぇー」と思えるような豆知識がふんだんに収録されているとのこと。小嶌さんは、身近なもの、かつ今まで知らなかったようなところに気づいて、会話のきっかけにできるような図鑑に仕上がっていると、新作の完成度に自信を覗かせた。

 また「マクドナルド」が図鑑になるという、誰も予想していなかったことについて、その誕生のきっかけを問われると、小嶌さんは、今年2021年にマクドナルドが日本で50周年を迎えることを踏まえつつ、普段なかなか図鑑自体に抵抗感があって、どんなものなのかわからないと購入しづらいという客層に着目。「マクドナルド」という身近なテーマで、かつハッピーセットで提供することで、食事が終わった後に図鑑を見ながら「この食べ物ってどうなんだろう、中に何が入っているのだろう」と会話したりするのに加え、普段図鑑に興味を持てない子供への、“エントリー”として活用してもらいたい、と制作への想いを語った。

 エハラさんは、ミニ図鑑「マクドナルド」を一足先に入手したとのことで、お子さんの反応を聞かれると「めちゃくちゃこれはね、本当にね、面白いし! 大人も面白いと思います!」とコメント。エハラさん自身も食い入るように読んだそうで「作り方であったりとか、製造工程の中の秘密であったりとか、あと50年の歴史があるから、その中でいろいろ変わっていったこと、こんなことがあってだからあの商品が出来たんだとか、自分の興味あることなんで、もっといろんな知識を欲しいと思った」。さらに「クイズとかもあって、大人も子供も楽しめるし、親子の会話のきっかけにもなるんじゃないかな」と、感想を述べた。

【エハラ家の様子】
エハラさんによると、小学5年生、そして小学3年生の次女さんは「へぇーこんな商品あったんだ」、「うわぁー今食べてみたい」と、食い入るようにミニ図鑑「マクドナルド」を見ていたとのこと

 子供の年齢によって、図鑑への反応が異なるのを間近で見て、エハラさんは「成長するにあたって小学高学年ぐらいになってきたら、こういう知識欲が出てくるんだな」と、新たな発見があったという。以前であれば、子供が走ったり、ボールを投げたりと、感覚的に楽しいか楽しくないかで動いていたのに対し、知識を得ることが楽しみに変わってきている。「やっぱり学ぶことって楽しいんだと、これから感じていってくれたら嬉しい」と、思いを述べた。

 エハラさんの言葉を受けて、制作者側として小嶌さんは「嬉しい限りですよね」とコメント。図鑑は読む側によって楽しみ方が全く異なり、年齢によっても楽しめる幅が変わる。未就学の小さなお子さんは絵を見て楽しんだり、クイズを親子で楽しむ。より年齢が上がっていくと、その内容自体をもっと深く知りたくなる。エハラさんのお子さんたちの反応は、まさに意図しているところだと明かした。

 そのほか、ミニ図鑑「マクドナルド」を読んで、初めて知ったことや印象に残ったところを質問されると、エハラさんは「マクドナルドでご飯の商品が出たっていうのを知らなかったんですよ」と明かし、ノスタルジックな気分になれる部分もありつつ、大人でも知らなかった秘密が満載なアイテムであると伝えていた。

「マクドナルド検定」の発表に、エハラさん「大人検定の難易度、ちょうどいいですよ!」

 発表会の後半では、今回のミニ図鑑「マクドナルド」をさらに楽しむコンテンツとして「マクドナルド検定」が本日7月9日より開始されることが発表された。検定には「こども検定」と「大人検定」の2種類が用意されており、「こども検定」はミニ図鑑「マクドナルド」を読み込めば、100点を目指せるクイズが全25問、「大人検定」はさらに難易度が高めとなり、大人やマクドナルドの社員でも100点を目指すのが難しい問題を含め、全50問の検定となっている。

【マクドナルド検定】
マクドナルド検定は回答後、結果をTwitterでシェアすることで点数に応じて合格証書がもらえる。また「大人検定」に全問正解すると「マクドナルドマスター」に認定される

 かなり本格的な内容になっているとのことで、実際に挑戦してみたというエハラさんは「大人検定の難易度、ちょうどいいですよ!」と力説。検定は、3択のクイズ形式で「これわかる!」というところや「これマジでわからんな!」というところも取り揃えられていたとして、結果は全50問のうち38問正解だったという。

 また、エハラさんの3姉妹の正解数も、19問、16問、12問だったそうで、子供たちでも図鑑を読んだらわかる内容だったと明かし、「読んでから検定を解いてみる。勉強してテストを受けるみたいな感じで、それを含めてすごくいいな」と、親子で楽しめたことを語った。

 加えて「大人検定」で出題される問題については「普通にクイズの番組とかで出てきてもおかしくないようなものも何個かあった」として、エハラさんは親子で盛り上がる検定内容であったと振り返った。ちなみに、エハラさんが「マクドナルド検定」に挑戦した模様は、スペシャル動画としてYouTube「エハラ家チャンネル」にて公開予定であるとアナウンスされた。

ミニ図鑑「マクドナルド」は子供の“図鑑へのエントリー”のきっかけにしてほしい

 トークセッションの締めくくりとして、ミニ図鑑「マクドナルド」に関して、エハラさんは「ハッピーセットはやっぱりおもちゃの商品としてあるので、子供って割と最初におもちゃに食いついてしまうとこがあって、うちの子ももちろんそうだった」とした上で、何度かマクドナルドに通っているうちに「ちょっと図鑑にしてみようかってやってみたら、そっちの方が食いついたりすることもある。」

 「子供って勉強するということに基本的に嫌悪感を持っているので、楽しみながら知識を得られる機会があまりないと思うんですよね。その入りとしてはハッピーセットの図鑑とか、読み聞かせとかすごくいいと思うので、ぜひとも皆さん利用して頂きたいなと思います」と、親子での楽しみ方をアピールした。

 小嶌さんは「今回の図鑑『マクドナルド』は普段、図鑑に興味を持って頂いているお子さんにはもちろんなんですけれども、そうではなくて普段なかなか図鑑に興味を持てないようなお子さんとか、なかなかきっかけがなかったお子さんに対して、『マクドナルド』という身近なテーマを使って、図鑑へのエントリーのきっかけにして頂きたいなと思っております」と、改めて“ほんのハッピーセット・ミニ図鑑”に込める想いを強調した。

 トークセッションを終えて、質疑応答の場面では、今回のミニ図鑑「マクドナルド」の制作に1年から1年半ぐらいの期間を要したことが明らかにされた。小嶌さんによると、内容としてただ商品を並べるだけになってしまうと、それを“楽しみながら”というところが欠けてしまうので、いかに楽しんでもらえるか、どのようなコンテンツを中に入れていくかの議論・情報収集にかなりの時間を割いて開発しているとのこと。また完全オリジナルの今回、図鑑という体裁の中でマクドナルドを紹介していくにあたって、類型化の仕方や内容の作り込み方という点で、小学館の協力を得たと明らかにしている。

 最後に、エハラさんと小嶌さんとのフォトセッションが行なわれ、サービス精神旺盛で様々なポーズを次々と披露してくれたエハラさん。「どこかに当たりのショットがあります」と終始笑いの絶えない雰囲気の中、今回のオンラインメディアブリーフィングは幕を閉じた。

読み聞かせをするときのアドバイスは「テンションがすごく大事!」。お父さんが物語を楽しもうとする気持ちや熱意が大切だと語ってくれた