【特別企画】

ヒロインたちとリアルチャット!? 「プラスリンクス ~キミと繋がる想い~」先行プレイレポート

お姉さん系・妹系・ツンデレ・ヤンデレ・男の娘などキャラクター属性盛り盛り

【プラスリンクス ~キミと繋がる想い~】

6月21日 配信開始

プレイ料金:無料(アイテム課金制)

 EXNOAは、ブラウザ用リアルチャット恋愛ゲーム「プラスリンクス ~キミと繋がる想い~」の配信を6月21日に開始する。

 「プラスリンクス ~キミと繋がる想い~」の舞台は駅を中心に大型ショッピング施設や水族館、映画館が立ち並ぶ東京のとある街「後袋」。プレーヤーは数多く登場する女の子たちとチャットアプリやデートを通じて絆を深め合っていき、彼女(たち)との恋愛体験を楽しんでいくというタイトルだ。本作は、一見しただけでは”どこにでもありそうな”作品に思えるかもしれないが、最大のウリは“女の子と自由入力によるチャットが体験できる”という部分だ。今回、一足先に本作を体験することができたので、そのファーストインプレッションをお届けしよう。

 なお、プレイ環境はスマートフォンやタブレット、またはPCのブラウザとなっていて、スマートフォン版であれば縦表示、PC版なら横表示で遊ぶことができる。今回はプラットフォームとしてPC版を選んだため、画面はすべて横表示だ。

【「プラスリンクス ~キミと繋がる想い~」プロモーションムービー】
画像上はPC版、画像下がスマートフォン版の画面。内容は変わらないので、状況に応じて遊びやすいプラットフォームでプレイしよう
ここがゲームの舞台となる後袋。モデルとなっているのは、言わずもがなの池袋だ。かなり忠実に作り込まれているので、知っている人ならニヤリとできる場所が数多く存在する。東武東上線とJR線はあるが、西武池袋線が存在しないのは不思議

リアルタイム返信がめちゃめちゃ楽しい! 個性豊かなヒロインたちと会話&チャットでコミュニケーション

 タイトル画面表示の後に、プレーヤーが最初にすることは苗字と名前、ニックネーム、そして誕生日の入力。中でも名前などはメッセージ中で呼んでもらうことができるので慎重に決めたいところだ。入力後にはチュートリアルが始まり、ひと通りの解説が行なわれた後、本編がスタートする。最初は誰とも知り合っていないので、メイン画面のスポットから後袋周辺の地図を表示させ、キャラクターたちに会いに行くことになる。

 最初に会えるキャラクターは9人で、彼女たちは後袋の街あちこちに散らばっている。地図上からアイコンをクリックすると、その場所へと移動してアドベンチャーパートが始まるのだ。

【登場キャラクター】
岬ひまわり(CV:蒼依ハルさん):一生懸命な花房学園の学生。誰とでも仲良くなれたり、人が困っていると助けてあげたくなったり、誰かのために頑張れるタイプ。元子役で、当時はとても人気があった
遥彗北斗(CV:未来羽さん):主人公の大学時代の知人で、現在はファッションモデルとして活動している。女性ものの服を着ているが、肉体的には男性。明るく、サバサバした性格をしている。おばあちゃんっ子
呉羽くらら(CV:綾音まこさん):ギャル系ファッションを好む花房学園の学生。ファッションデザイナーの母に影響を受け、ファッションにこだわりがある。誰にも頼らず、自分一人で生きていける強さを求めている
真咲百合愛(CV:榊原ゆいさん):区立後袋図書館の常設司書。その美貌と博識ぶりから来館者に人気があり、頼りにされている。その反面、私生活では抜けたところがあり、自分のダメさ下限を痛感するとふて寝に走るなどオンオフの落差が激しい
琴雲雅(CV:海原エレナさん):「前に進むことを恐れず」がモットーの駆け出し女優。女優以外の仕事も、演じるための練習だと思い、前のめりに挑戦する。自分には厳しいが、他人には優しい面がある。主人公とは、過去に出会ったことがある
上柚木たま(CV:民安ともえさん):ワガママお嬢様。父は仕事で忙しく、母とお手伝いのメイドに愛情をかけて育てられる。素直で人の言葉を信じやすく、騙されやすいが、甘やかされて育てられたために素直に“ありがとう”が言えず照れ隠しが多い
白宮燐(CV:栖崎あんずさん):実家の洋菓子店「パルネ」で働いている。主人公もよく前を通ることから、お互いに顔だけは知っていた。笑顔がとても可愛らしく、ご近所では評判。優しいお姉さんタイプだが、何やら悲しい過去があるようだ
西四辻露草(CV:柊奈々さん):主人公の同僚。対面で話すのが苦手で無口だが、営業部に配属されて苦悩している。営業成績は部で最下位の中、主人公が教育係として任命された。食べた洋菓子の紹介を行なうブログを持っている
月島花澄・想(CV:百千るか):瓜二つな外見を持つ、一卵性双生児の姉妹。花澄が姉で想が妹。性格は正反対で、元気で強気な花澄に対して、想は体が弱く遠慮がち。何よりも、お互いを大切に想っている

 アドベンチャーパートはオーソドックスなシステムになっており、テキストを読み進めることでストーリーが進んでいく。バックログを参照したりオートで進行させたりといった基本的な部分もしっかりと押さえられている。登場する9人のヒロインたちには、それぞれストーリーが用意されており、例えば岬ひまわりの場合、後袋西口公園で大好きな舞台の鑑賞中、夢中になりすぎて転びそうになってしまう。そのとき、偶然にも隣にいた主人公に助けられ、その優しさに惹かれて連絡先を交換する……という出会いから、チャットやデートを重ねて仲を深めていくというもの。ヒロインそれぞれの出会いから様々な物語が展開されていくのだ。

見た目は一般的なアドベンチャーゲームやノベルゲームと同じなので、違和感なくプレイできる。基本的なシステム周りも揃っているので、オートプレイなども問題なし
ひまわりは、主人公に助けられたことをきっかけに親しくなっていく

 そんな本作最大の特徴が、プレーヤーが文字を直接入力してヒロインと会話することができるシステムだ。これまでのアドベンチャーゲームやノベルゲームと言えば、選択肢を選び進めていくのがほとんど。しかし「プラスリンクス ~キミと繋がる想い~」では、ストーリーを読み進めていくと「ヒロインと会話しよう」という表示と共に、会話の内容を自由に打ち込むことができるのだ。しかも、入力した発言に対して、キャラクターからリアルタイムで返信が届く! つまり、現実で他の人と会話を交わしているのと同じようなことをゲーム中でも体験できてしまうという、画期的なシステムを採用している。

 実際、会話に合わせたメッセージを書き込んで送り、その送信内容に沿った返信が届いた時には、本当に驚いた。何度も試してみたが、きちんと各キャラクターの性格を踏まえた返事となっていたことにも驚嘆。ゲーム内で会話が成立すると、こんなにも楽しいのかとつくづく思ってしまった。

物語を読み進めていくと、文字を入力するように促されるシーンが登場する。60文字以内であれば、自由な書き込みが可能だ。送信するとメッセージが表示されるので、返ってくるまで待とう
返信が届くと画像下のように表示されるので、「続きをみる」をクリックするとメッセージの全文が見られる
メッセージは送信時と開封時に、それぞれ特定のコインが必要となる。また、アイテムを利用することで、親密度が上がりやすくなるなどの効果を得ることも可能
キャラクターたちは、朝起きて夜は寝るという規則正しい生活を送っている。そのため、返信は朝の10時から夜の12時までとなっているので、プレーヤー側も生活リズムを朝型にしておくと良いかもしれない(?)

 プレイを進めていき、連絡先を交換できると一区切りとなり、チャットアプリで会話を交わせるようになる。ここでもアドベンチャーパートと同じく、プレーヤーが自由に文字を入力して会話を重ねていくことができるのだ。しかも、話を上手に続けられれば、文字だけでなく音声のメッセージを送ってくれることもある。

 もちろん、こちらも各キャラクターがリアルタイムで返信してくれるので、プレーヤーが日常で使用しているチャットアプリでの会話のような感覚で話が盛り上がっていくのだ。実際にプレイしてみるとわかるのだが、簡単な返信でも思いきり考え込んだり、送ったメッセージが返ってくるまでは何となくドキドキしたりと、常に相手の存在を感じながらの会話が堪能できる。このあたりが、既存の同ジャンルゲームとは大きく異なる部分だろう。

アドベンチャーパートでの文字入力は60文字制限だったが、チャットパートでは95文字まで打ち込むことができる。趣向を凝らしたメッセージを書けば、相手もその内容に応えた返信を送ってくれるに違いない。時には、スタンプで返してくれることも
チャットパートでも、メッセージ送信時と開封時には特定のコインが必要となる。ミッションなどをクリアしておけばそれなりの枚数が手に入るので、忘れずに消化しておこう

 こうして画面上の「NEXT」と書かれている部分まで◆印が進むと、再びアドベンチャーパートへと移り、次はデートシーンを楽しむこととなる。これを繰り返していくのだが、登場するキャラクターはお姉さんキャラ、妹系、ツンデレ、ヤンデレ、男の娘……とさまざま。これだけ揃っていれば、プレーヤーの好みとマッチする相手が必ずいるだろう。

 その他に注目すべきコンテンツとして、回想・リトライ機能がある。一度解放したアドベンチャーパートのシナリオであれば、いつでも好きな時に見返すことができるだけでなく、リトライすることで再体験もできてしまう。もちろんチャット入力もあるので、最初にクリアした時とは違うメッセージを送れば、はじめのプレイ時とはまた違った展開を楽しむこともできる。

最初にクリアした時とは違うメッセージを入力すれば、当然ながら返信内容も変わってくる。“あのときに、違ったメッセージにしておけば……”を、実際に試すことができるのだ

 他にも、キャラクター別の人気ランキングや、消費したポイント量を競う個人ランキングの2種類が用意されている。順位は定期的にリセットされるものの、その記録はゲーム内に残り続けるので、気合いも入るというものだ。

このような感じでランキングが表示される。ライバルを蹴落として、目指せ上位入賞!

リアルチャットの楽しさを覚えてしまうと、寝ている間も返信が気になるように!

 ゲーム中の特定シーンとチャットパートでは任意の会話を入力することができ、さらにそれに対して各キャラクターがリアルタイムで返信をしてくれるという、これまでにない斬新な特徴を持つ「プラスリンクス ~キミと繋がる想い~」。

 プレイ前は「なんだそれは」と思うくらいだったのに、実際に遊んでみると返信メッセージが気になってしょうがなくなり、気づけば毎日ログインを繰り返していたほどハマっていた。選択肢を選ぶのではなく、会話を直接入力すると各キャラからリアルに返信が届くという本作独自の面白さを、ぜひ味わって欲しい。なお、本作は現在事前登録を受付中なので、忘れずに登録してきたい。