【特別企画】
サービス開始は3月24日!「リネージュ2M」のオンライン発表会レポート
「これまでのゲームでは感じることができなかった超越的な体験」
2021年2月25日 13:08
- 配信日:3月24日
- 価格:無料(アイテム課金制)
エヌシージャパンは、3月24日に配信予定のAndroid/iOS/PC(NCSOFTの独自プラットフォームPURPLEを経由)用MMORPG「リネージュ2M(以下、リネ2M)」のオンライン発表会を2月25日に開催した。
「リネ2M」はNCSOFTのお膝元、韓国で先行してサービスが行なわれていたタイトルだが、3月24日に日本・台湾向けにサービスが開始されることが本発表会で告知された。また、発表会には、韓国NCSOFT「リネ2M」開発室長の白承旭(ペク・スンウク)氏、同開発プロデューサー 金男俊(キム・ナムジュン)氏が登壇。「リネ2M」の詳細や設計思想、コンテンツについてが語られた。
2年前、韓国で実施された発表会では「最高のグラフィックス」、「完全なひとつのオープンワールド」、「ローディングのないシームレスなゲームプレイ」、「現実のようなキャラクターの衝突処理」を実現していることが明らかにされていた。
白氏は「リネージュ2M」での体験を「これまでのゲームでは感じることができなかった超越的な体験」と表現する。
日本のサービスグラフィックス、技術スペック、コンテンツなどの要素は韓国のリリース版と同じバージョンで、インターフェースやキャラクターボイスなどはすべてローカライズされたバージョンでリリースされる。
また日本版の開発も韓国本社の「リネージュ2M」開発室が担当するため、サービス運用も韓国版と同じプライオリティで進められるとのことだ。
加えて、プラットフォームはモバイルとPCの両対応となるため、1つのキャラクターをプラットフォームをまたいで遊んだり、プラットフォームごとに異なるキャラクターで遊ぶこともできる。
金氏からはゲームのディテールについてより深い発表があった。本作では多くの「選択」が登場するのだという。その一例が武器とクラスの選択だ。本作には6種類の武器と150個以上のクラスが登場する。武器ごとに使用できるスキルが異なり、各クラスはひとつの武器だけを使うことも、複数の武器を使うこともできる。武器ごとに「特化スキル」が異なるので、武器やクラスを試しながら自分にピッタリのものを見つける過程を体験できる。
もう一つが目的地の選択だ。本作の世界はひとつの巨大な大陸になっており、端から端まで歩いて移動することも可能だという。すぐに戦闘に行っても良いし、自由に冒険をしてみても良い。この世界で何をするかはプレーヤーの選択次第というわけだ。
最後がカメラ視点の選択だ。自由度が高いカメラワークで世界をじっくりと見ることができる「FREE CAM」、アクションゲームのような臨場感ある視点の「SHOULDER CAM」、戦況の把握に役立つ「FIXED CAM」という設定がある。基本的に視点も自由に切り替えることができそうなので、シチュエーションによって選ぶ形になるだろう。
また「リネージュ2M」での戦闘にも触れられた。一言で説明すると「直感的なスキルのぶつかり合い」になるのだという。スキルを組み合わせて相手に反撃したり、味方と息を合わせて連携することが重要になる。
そんなシビアな戦場で正確に敵にターゲットをあわせるのが「ターゲットリスト」と「ターゲットスキャン」という機能だ。細かいカスタマイズも可能なので、的確に敵対プレーヤーをターゲットすることができる。
そして「ボスレイド」についても紹介された。本作には様々な攻撃パターンを持った20種類以上のボスが登場するのだという。どのボスも非常に強力だが弱点部位の破壊により戦闘を有利に運ぶことができる。
「リネ2M」ではサービス開始以来多くのアップデートが行なわれてきた。日本でサービスされるバージョンも順次アップデートが行なわれる予定で、そのアップデートペースは非常に早いものになるという。目標は1年後には韓国版と同じビルドに一元化する予定とのことだ。
そして本日よりキャラクターの事前作成も開始された。「リネージュ2M」は3月24日に配信予定だ。まずはキャラクターを作成し、様々な情報を集めながら配信当日を待ちたい。