【特別企画】

SPYGEA、Lazも参戦! ハーマンミラー、ゲーミングアンバサダー就任イベントレポート

新オープンの青山店ではサイン入りゲーミングチェア当選のチャンスも

12月16日開催

会場:ハーマンミラーストア東京

 ハーマンミラーといえば、1905年でアメリカで創業された歴史あるチェアメーカーだ。そのハーマンミラーが今、ゲーミングチェア業界に本格参入しようとしている。7月にはロジクールGとのコラボレーションプロダクトである「エンボディゲーミングチェア」を発表し、12月には国内の名門eスポーツチームであるDETONATOR、JUPITERとのスポンサー提携も発表した。

 12月16日、東京のハーマンミラーストアにて、上述2チームのゲーミングアンバサダー就任記念イベントが開催された。イベントには各社の代表をはじめ、eスポーツキャスターの岸大河氏、DETONATOR所属ストリーマーのSPYGEA氏、そしてAbsolute JUPITER所属のLaz選手が登壇した。本稿では当イベントの模様をお伝えする。

左から岸大河氏、SPYGEA氏、Laz選手

「ゲーマーのパフォーマンスを向上させるような椅子を提供していきたい」

 まず最初に登壇したのはハーマンミラージャパン株式会社 代表取締役社長の松崎勉氏。松崎氏は自社の歴史を紹介しながら、新規参入したゲーミングチェア業界について「長時間椅子に座っているゲーマーの方々にとって、椅子はとても重要です。ハーマンミラーが長年培ってきたエルゴノミクスの知識を活かし、ゲーマーのパフォーマンスを向上させるような椅子を提供していきたいです」と語った。

松崎勉氏

 次に登壇したのはDETONATORの運営会社であるGamingD代表取締役の江尻勝氏と、JUPITERの運営会社であるGANYMEDE代表取締役の西原大輔氏だ。江尻氏は「ハーマンミラーのような歴史ある企業にスポンサーして頂けて大変光栄です。これからはチーム一丸となってハーマンミラー製品の良さを伝えていきたいです」と意気込みを語った。

契約書を掲げる松崎氏(左)と江尻氏(右)

 またGANYMEDE代表の西原氏はかねてからのハーマンミラーファンであったようで、代表製品の一つであるアーロンチェアを20年以上愛用していることを明かした。西原氏は「私がかつてハーマンミラーに憧れアーロンチェアを購入したように、JUPITERの選手たちがゲーマーの皆さんの憧れの存在になることで、ハーマンミラー製品の良さを知っていただければと思っています」と語った。

契約書を掲げる松崎氏(左)と西原氏(右)

 そして、eスポーツキャスターとして有名な岸大河氏もハーマンミラーのアンバサダーに就任するようだ。岸氏も以前からハーマンミラーのコズムチェアを愛用していたようで、意気込みを聞かれると「ハーマンミラーの椅子は我々の体を支え、パートナーのような存在となってくれる椅子です。これからは精一杯ハーマンミラー製品の良さを広めていきたいです」とこたえた。

契約書を掲げる岸氏(左)と松崎氏(右)

最高級ゲーミングチェア「エンボディ」

 ハーマンミラーのゲーミングチェアにおけるフラッグシップモデルともいえるのが、Logitechと共同開発した「エンボディゲーミングチェア」だ。価格は安くないが、ゲーマーが長時間使用することを考え、排熱性、カスタマイズ性など様々な工夫がなされている。また保証期間も12年と長く、一度買ってしまえば長く使えるのも良さの一つだ。

エンボディゲーミングチェア

 12月11日に新オープンした「ハーマンミラーストア青山」では、DETONATORメンバー、Absolute JUPITERメンバーのサイン入りエンボディゲーミングチェアが各1脚づつ抽選販売されるとのこと。応募期間は12月17日~28日で、店舗に訪れることで応募ができるようだ。

サイン入りチェア抽選キャンペーン詳細
Absolute JUPITERメンバーのサイン入りチェア

 また、「ハーマンミラーストア青山」では製品を購入した方から先着でゲーミングマウスやワイヤレスヘッドセットをプレゼントするキャンペーンを実施中とのこと。エンボディゲーミングチェアの購入を検討されていた方は、是非この機会に「ハーマンミラーストア青山」へ訪れてみてほしい。

プレゼントキャンペーン詳細

プロも認めるハーマンミラーのゲーミングチェア

 トークセッションに移ると、DETONATOR所属のSPYGEA氏とAbsolute JUPITER所属のLaz選手が登壇し、ゲーミングチェアについて語った。日頃から椅子にかけている時間が長い両者は、ゲーミングチェアには人一倍こだわりがあるはずだ。両者は既にハーマンミラーのゲーミングチェアを体験済みで、フィッティングを経て自分に合う椅子を選び、製品の提供を受けているとのこと。それぞれ全く違う体型の二人だが、どちらも満足のいくゲーミングチェアに巡り合えたようだ。

Laz選手フィッティングの様子

 ハーマンミラーのゲーミングチェアについて聞かれるとSPYGEA氏は「自分は191センチと身長が高く、椅子選びに苦労するのですが、ハーマンミラーの椅子は座った瞬間から他と違うとわかりました。自分はいつも座面が合わなくて気になってしまうのですが、エンボディは座面まで細かい調節が可能で非常にありがたいです。座り心地も非常によく、飼っている猫も気に入ってしまいました(笑)。僕が座っていないとすぐ乗っかっています」と語った。

SPYGEA氏

 また、Laz選手はハーマンミラー製品について「自分はゲーム中に背筋を伸ばしたいため、これまでの椅子では浅くかけて背もたれを使わないようにしていました。しかしハーマンミラーの椅子はどれも安定性が高く、深くかけても自然と背筋が伸びるのを感じます。このような製品を提供していただけるのは非常にありがたいです」とその感想を語った。

Laz選手

 続いてゲーム環境について聞かれるとSPYGEA氏は「ゲーミングデバイスは長く使うため、多少値が張っても良いものを揃えるようにしています。『人は人生の三分の一は睡眠に費やしているのだから、寝具にはこだわるべきだ』という話は有名ですが、ゲーマーにとってはベッドに次いで長く使用するのがゲーミングチェアです。多少高くても、ハーマンミラーのゲーミングチェアは絶対に良い買い物になると思います」とそのこだわりを語った。

左から、江尻氏、松崎氏、SPYGEA氏

 Laz選手は自身のゲーム環境について「マウスやモニターも含め、ゲーミングデバイスは全てゲーム内のパフォーマンスに直結するので、プロとして非常に重要視しています。この度Absoluteのみんながハーマンミラー製品を体験しましたが、全員がとても気に入っています。高いパフォーマンスを発揮するためにも、これからハーマンミラー製品を長く使っていきたいと思っています」と述べた。

左から、西原氏、松崎氏、Laz選手

 イベントの最後には松崎氏が今後の展望について「我々はゲーミングの業界では新参者です。今回のアンバサダー提携は我々のゲーミング進出の第一歩で、これから様々な製品を開発するうえで、ゲーマーの方々の意見をどんどん取り入れていこうと思っています」と語った。ハーマンミラーのゲーミング製品にはこれからも要注目だ。