【特別企画】
PS4でPS5が動く! 突如公開されたPS4の新アプリ「PS5 Remote Play」をさっそく試してみた
2020年11月9日 15:05
- 11月9日 配信
11月9日、プレイステーション 4に「PS5 Remote Play」が新たに追加された。
「PS5 Remote Play」は、PS4からPS5を動かすためのリモートプレイ用アプリ。起動すると、ネットワーク上にあり、PS4と同一のPSNアカウントが登録されているPS5に接続できる。
GAME Watch編集部にはレビュー用に使用したPS5があるため、さっそく試すことにした。結論から言うと、リモートプレイによってPS4でPS5を動かせた。
PS4は今筆者がいる自宅にあり、PS5は編集部にある。つまりネットワークを介してのプレイ環境である。編集部のスタッフに手伝ってもらいながら、あらかじめPS5側の設定で「リモートプレイを有効にする」をオンにしてもらい、本アプリを起動して接続。接続が完了すると、リモートプレイがスタートする。
今回は「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」を動かしてみたのだが、直接PS5でプレイするときよりも若干のラグを感じるものの、概ねプレイは良好だ。よりタイミングがシビアな場面を想像するとやや不安にも思うが、新人スパイダーマンの活躍を体験するにはひとまずは十分と言えるだろう。なお、リモートプレイ時は画面上部に「リモートプレイ接続されました。」との表示が出る。
「PS5 Remote Play」のポイントは2つ。まずリモートプレイ側で4Kでの出力はできない。「PS5 Remote Play」の解像度設定は3つで、それぞれ540p、720p、1080pから選択できる。
もうひとつは、当然だがDualSense独自のハプティックフィードバック(振動)やアダプティブトリガー(抵抗)はない。あくまでDUALSHOCK 4等でのプレイとなるからだ。また3Dオーディオにも対応しない。
それらを考慮に入れた上でのリモートプレイとなるが、「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」などを「外出先からでもどうしてもプレイしたくてたまらない!」という場合ならもう全然許容できる範囲だと思う。
PS5のリモートプレイは「モバイルやPCからも可能になる」と案内されている。こちらも順次アップデートされると思うので、引き続き注目していきたい。
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