【特別企画】

2019年最高のカーモデルを手に入れろ!

スープラ、ランボルギーニー、F40……憧れをこの手に!

 車やバイクは手軽に利用できるものもあれば、憧れを感じるものもある。ホビーにおいても人気のモチーフだ。

 車やバイクをモチーフとしたプラモデルはエンジンなどの内部機構自分で組み立て、組み込んで完成する。その車種のシルエットだけでなくエンジンの位置やサスペンションの詳細など、より深いところで車やバイクを理解し、自分の手で組み立てることができるのは、強い魅力だ。ミニカーでも作りは細かく、内装を見たり、普段は見れない車の裏側を見られるのは楽しい。

 今回はトヨタとのタッグによって可能となった最新モデルのプラモデル「1/24 トヨタ GR スープラ」を始め、美女のフィギュアをセットにしたハセガワの「ランボルギーニ ミウラ」など魅力的な商品を紹介していきたい。

タミヤ×トヨタのタッグによる、2019年最新のスポーツカー「1/24 トヨタ GR スープラ」

・タミヤ
・12月21日発売
・価格:4,180円(税込)
・「1/24 トヨタ GR スープラ」のページ
https://www.tamiya.com/japan/products/24351/index.html/

 スケールモデルにおける圧倒的なシェアとクオリティを誇る老舗タミヤの「1/24 スポーツカーシリーズ」より、トヨタのスポーツカー「GR スープラ」が発売となる。

 今年1月に発売されたばかりの、340馬力を誇る6気筒ターボエンジンを搭載した2シーターの国産スポーツカーであり、空力に優れたダイナミックな曲面で構成された車体のフォルムを、トヨタの協力のもとに精密再現している

 車体下面や内装など、外側からは見えにくい部分も作り込まれ、ホイールやインテリアなど一部のパーツは色の塗り分けをしやすいように別パーツで設計されているのも嬉しいところだ。左右のハンドルを選んで組み立てられるコンパーチブル仕様となっている。

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ワイルドさあふれるクルーザーバイク「1/12 ヤマハ XV1600 ロードスター カスタム」

・タミヤ
・10月26日発売
・価格:3,960円(税込)
・「1/12 ヤマハ XV1600 ロードスター カスタム」のページ
https://www.tamiya.com/japan/products/14135/index.html

 1999年に発売されたヤマハの最上級のクルーザーモデルをキット化したプラモデル。当時としては世界最大の1600ccという排気量を誇った大型バイクで、キットもそのボリュームを1/12スケールで再現している。

 その象徴とも言える空冷V型2気筒エンジンは、冷却フィンの1枚1枚から各気筒の点火プラグ、キャブレターまで精密に再現。メッキパーツはつやありとつや消しの2種類を用意している。シートやバックレスト、サイドバックなどは革素材の質感をプラスチックで表現し、それぞれにあしらわれたスタッド(鋲)はモールドとなっている。

 1/12というスケールは、近年の一般的なアクションフィギュアにもマッチするので、一緒にディスプレイしてみるのも面白いかもしれない。

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スーパーカーブームの火付け役が、イタリアンガールとともに「ランボルギーニ ミウラ P400 SV w/イタリアンガールズフィギュア」

・ハセガワ
・12月1日発売
・価格:3,800円(税別)
・「ランボルギーニ ミウラ P400 SV w/イタリアンガールズフィギュア」のページ
http://www.hasegawa-model.co.jp/product/20423/

 1970年代に少年達の心を熱くしたスーパーカーの人気車種「ランボルギーニ ミウラ P400 SV」の1/24スケールキット。

 数々のスーパーカーを手がけたベルトーネのデザイナー、マルチェル・ガンディーニによるの流麗なデザインは、後に発売され人気を二分した「ランボルギーニ カウンタック」とは対照的な曲線の美しさを持っている。「P400 SV」はその最終モデルだ。

 イタリア製のスーパーカーということで、このキットにはイタリア女性のレジン製フィギュアが付属する。フィギュアは無塗装キットなので難易度は高めだが、車体とも同スケールなので一緒にディスプレイして楽しむこともできるだろう。原型制作は辻村聡志氏が手がけている。

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新時代のスーパーカーの構造を、作って楽しむプラモデル。「1/24 パガーニ ウアイラ 2012」

・アオシマ
・12月発売
・価格:4,600円(税別)
・「1/24 パガーニ ウアイラ 2012」のページ
http://www.aoshima-bk.co.jp/product/4905083058060/

 アオシマが展開する「ザ・スーパーカー」シリーズにてラインナップされた1台。上のランボルギーニ ミウラと同じスーパーカーにカテゴライズされた車種だが、こちらは2011年に発売されたものだ。風、あるいは南米の神を意味する名称が付けられたこのマシンは、ル・マン24時間レースにも出場した「パガーニ ゾンダ」の後継車である。

 その大きな特徴である、上に開くガルウィングドアももちろん再現していて、キットのドアも開閉が可能だ。エンジン、サスペンション、フレームなども限りなく実車と同じ形で再現していて、あこがれのスーパーカーをその手で作りあげる楽しさにあふれている。

 キットと同時に「パガーニ ウアイラ 専用 ディテールアップパーツセット」も発売予定となっている。よりリアルに仕上げたいこだわりのファンはぜひこちらもチェックしておきたい。

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大人が楽しむための、ハイクオリティトミカ「トミカプレミアム No.31 F40」

・タカラトミー
・10月発売
・価格:800円(税別)
・「トミカプレミアム No.31 F40」のページ
https://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/lineup/premium/index.htm

 幼少の頃、「トミカ」に夢中になった大人達に向けて展開される「トミカプレミアム」がこの2019年に5周年を迎えた。大人がコレクションして楽しむため造形や車種のチョイスが大きな魅力だ。

 10月に発売されたばかりの「F40」は、1987年にフェラーリ創業40周年を記念して生産されたスポーツカーだ。カウルとウイングが一体化した特徴的なリアの形状は、ゲームなどでも見慣れたシルエットで、この製品では開閉し、ミッドシップエンジンを眺められるようになっている。

 税別800円という価格帯は、通常のトミカ(税別450円)よりもやや高めだが、各部の開閉ギミックやエンブレムの表現など、価格以上に満足できる細かなディテールの表現が嬉しい。

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