【特集】

振袖や巫女姿が可愛らしい! お正月が印象的なアニメ4選【年始特集】

「しかのこ」「長瀞さん」「おにまい」「ぽんのみち」

 お正月といえば1年の中でも大きなイベントの1つ。アニメでは、劇中に登場するキャラクターたちが美しく目立つ振袖を着て、初詣に出かけたりするものだ。いつもの制服や私服と違い、それまでには見せてこなかった煌びやかさを纏って登場する姿についつい見とれてしまうのは、何も筆者だけではないはず。

 そこで今回は、お正月にちなんで数あるアニメ作品の中から、初詣や振袖が印象的だったタイトルを4つ紹介していく。いずれも配信サービスサイトにて配信されているので、気になったらすぐに見れる。


「しかのこのこのここしたんたん」

「しかのこのこのここしたんたん」第2弾ビジュアル

作品紹介

 「しかのこのこのここしたんたん」は、おしおしお氏によるのガールズコメディマンガ。講談社の月刊漫画雑誌「少年マガジンエッジ」にて2019年から連載後、同誌の休刊後はウェブコミック配信サイト「マガジンポケット」へ移籍して現在も連載が続いている。アニメが2024年7月から9月まで放映され、さまざまな意味で大反響を呼んだのが記憶に新しいところだろう。

 現在も各方面でコラボレーションが行なわれているので、作品を見たことが無いという人でも、タイトルには聞き覚えがあるかもしれない。

 東京都日野市を舞台に、元ヤンの虎視虎子(CV:藤田咲さん)が登校中にツノの生えた少女・鹿乃子のこ(CV:潘めぐみさん)を助けたことから始まる、“ガール・ミーツ・シカ”のストーリーが展開されていく。ラブコメではなく、いわゆるドタバタギャグアニメとなっているが、男性キャラはほぼ登場せず、代わりにリアルな鹿が時々顔を見せる。

あらすじ

【「しかのこのこのここしたんたん」あらすじ】

都立日野南高校に通う女子高生、虎視虎子。ある日の登校中、彼女は顔に冷たいものが当たるのを感じた。
ふと上を見ると、そこには鼻水を垂らし、ツノが電線に引っかかって身動きが取れなくなっている女の子が!?

うっかり、その変なツノの生えた少女・鹿乃子のこを助けたことで、優等生(の皮を被った)虎視虎子の人生がかき乱されていく……一人の少女(元ヤン)が、一人のシカ(?)に出会う

ガール・ミーツ・シカ物語が開幕!

登場キャラクター紹介

【鹿乃子のこ/CV:潘めぐみさん】

 都立日野南高校に転校してきた、ツノの生えた謎多き女の子。転校早々、学校にシカ部を設置して、部が所有するシカとなる。大好物はシカせんべいで、包装紙ごとバリバリと食べてしまう。ツノは取り外しができ、投げれば爆弾、付いた状態ならコンクリートも破壊できる強度があるなど、チート級の能力を持つ。頭部は開け閉め可能で、中には各種アイテムを保管できるスペースがある。

【虎視虎子/CV:藤田咲さん】

 都立日野南高校の生徒会会長兼シカ部部長。成績優秀な優等生だが、中学時代は“日野の猛獣”を名乗っていた元ヤンキー。高校デビューで過去を覆い隠して過ごしていたが、鹿乃子のこが転校してきて創設したシカ部の部長をやらされてしまう流れに。普段は優秀な生徒を演じているものの、怒ったりすると元ヤン口調が出てしまう。

【虎視餡子/CV:田辺留依さん】

 虎視虎子の2学年下の妹で中学卒業後に日野南高校へと進学。メンヘラで大のシスコンゆえ、姉と365日24時間一緒にいるべく学校ではシカ部に入部する。姉との時間を邪魔するものは全員敵という危険思想を持っているが、姉が絡まなければ常識人という面も。シカ部の部員としては、比較的真面目に活動しているらしい。

【馬車芽めめ/CV:和泉風花さん】

 入学式直前に腹を空かせて学校前で行き倒れていたが、鹿乃子からもらったシカせんべいを食べて復活。そんな鹿乃子に憧れ、彼女のような立派な(?)シカになるべくシカ部に入部してきたシカ見習い。部での役職は、ヒト以上シカ未満。シカ部では、主に大盛りご飯を食べたり、田んぼ作りに励んでいる。

【猫山田根子/CV:久保ユリカさん】

 虎視虎子と同じ3年生で、都立日野南高校生徒会副会長。虎子のボロを暴いてシカ部を廃部に追い込み、自分が生徒会長になろうと暗躍するものの、そのどれもが失敗に終わってしまう。背が低いため、常に踏み台を持ち歩いている可愛い一面も。

【狸小路絹/CV:土屋李央さん】

生徒会で書記を務める2年生。優しく真面目な性格のため、ネガティブな思考に陥りやすい。千春とは幼馴染み。得意料理は、卵の殻入り卵かけご飯。

【燕谷千春/CV:赤﨑千夏さん】

一見クールで無口だが、実は鹿乃子の大ファン。鹿乃子司会の通販番組では、ツノ型印鑑ケースを買ってしまうほど惚れ込んでいる。自宅は、日野市ではちょっとした有名店らしい「喫茶ツバメ」。

エピソード紹介:第8話「ゆくシカ、くるシカ」

 季節は冬になり、シカ部では全員で初詣に行くことに。しかし、待ち合わせ場所に集合したのは鹿乃子を除いた3人だけ。そろそろ日付が変わるからということで、仕方なく神社に向かう3人。年に1度のご開帳が行なわれるタイミングだったが、そこで見たのは神となった鹿乃子だった!? シカ神として、甘酒ならぬツノ汁を振る舞い、ツノで御炊き上げを行ない、淡々と神事をこなしていく鹿乃子に一行は……。

 初詣なのに振袖姿のキャラクターは登場しないが、代わりに千早(ちはや)姿の鹿乃子を拝むことができる。いつもと違う神々しいその姿に、思わず拝みたくなるかもしれない?

【第8話「ゆくシカ、くるシカ」あらすじ】

季節は冬になり、シカ部は初詣に神社に行くことに。
そこで見たのは、神社の神として崇められるのこたん──。年始から翻弄されるこしたんなのであった。


「イジらないで、長瀞さん 2nd Attack」

「イジらないで、長瀞さん 2nd Attack」キービジュアル

作品紹介

 「イジらないで、長瀞さん」は、2017年から講談社のウェブコミック配信サイト「マガジンポケット」にて連載が始まり、2024年7月にて完結したナナシ氏原作のラブコメマンガ。アニメは2021年4月から6月まで第1期が、2023年1月から3月まで第2期がそれぞれ放映された。

 いわゆるドSキャラクターのヒロイン・長瀞(CV:上坂すみれさん)に目を付けられた主人公のセンパイ(CV:山下大輝さん)が、手を変え品を変えてイジられたりからかわれたりするのだが、そんな2人の距離は時間を追うごとに少しずつ縮まっていく。

 最初のうちは長瀞的に気に入ったセンパイを、あれやこれやとイジっているだけだったものが、「ストーリーが進むにつれ次第に好感を寄せていく」という模様が描かれている。

あらすじ

【「イジらないで、長瀞さん 2nd Attack」あらすじ】

「後輩の女子に泣かされた……!!」
ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、スーパー“ドS”な後輩に目をつけられた!
先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は──

「長瀞さん」!

憎たらしいけど愛おしい。苦しいのに傍にいたい。
あなたの中の何かが目覚める、“Sデレ少女”の物語。

登場キャラクター紹介

【長瀞さん/CV:上坂すみれさん】

本作のヒロイン。ある日、図書館でセンパイに出会って以来、いつもセンパイのことをイジっている神出鬼没の女子高生。運動神経抜群で、主に水泳部の助っ人を務めている。そのためか、美術室では競泳水着姿でセンパイをイジることも。ただし、自分以外がセンパイに触れたり悪口を言ったりすると、もの凄い形相で睨みつける。

【センパイ/CV:山下大輝さん】

大人しい性格をした美術部所属の高校2年生で、本作の主人公。長瀞より1学年上なので、彼女からは常にセンパイと呼ばれている。漫画やゲーム、アニメを網羅する多方面のオタクで、基本的にはちょっとHな作品を好む。放課後は美術室で絵を描いているが、完成品を見る限りなかなかの腕前。

【ガモちゃん/CV:小松未可子さん】

センパイから長瀞フレンズと呼ばれているうちの一人で、長瀞の友人。センパイをイジることに関しては長瀞よりも激しいことがあり、彼女とは時々対立することも。格闘技が得意で、同学年の女子からも人気が高い。

【ヨッシー/CV:鈴木愛奈さん】

ガモちゃんのことが大好きな、長瀞フレンズの一人。根は純粋で優しいためか、長瀞とガモちゃんが険悪になるとオロオロしてしまう。

【桜/CV:井澤詩織さん】

褐色のゆるふわウェーブが特徴的な髪型をしている、長瀞フレンズの一人。男子からちやほやされるのが大好きで、ちょっと腹黒。

エピソード紹介:第6話「さあセンパイの今年の運勢は~?」

 エピソード前半は、互いにクリスマスプレゼントを渡したいセンパイと長瀞が描かれていく。そして後半、長瀞から連絡がくるものの、神社名だけを告げられて電話は切れてしまう。明けて元日、センパイは名前が出た神社へ初詣に1人で出かけると、そこには巫女姿の長瀞が。思った以上に似合っている姿にドキドキするセンパイを見て、彼女は……。

 好意を寄せている相手が、初詣先の神社で巫女さんのアルバイトをしていて、それで参拝方法まで教えてくれるという、2人の良い雰囲気が堪能できる回。長瀞のアルバイトが終わった後に、縁結びの神社に出かけて改めてお参りをする2人の姿は、ちょっと幻想的で「爆発しろ!」と言いたくなること請け合いだ。

【第6話「さあセンパイの今年の運勢は~?」あらすじ】

クリスマスが近づいてくる。お互いにプレゼントを渡したいセンパイと長瀞だが、フレンズや部長たちの邪魔が入ってしまい……。
年が明け長瀞から初詣に誘われるセンパイ。巫女姿の長瀞にドキドキ。そして、おみくじを引いたセンパイはある決心を固めて……!


「お兄ちゃんはおしまい!」

「お兄ちゃんはおしまい!」キービジュアル

作品紹介

 「お兄ちゃんはおしまい!」は、ねことうふ氏による同人誌展開から始まったちょっと変わった王道日常コメディマンガ。同人誌で人気を集め、2018年6月に商業版コミックス第1巻が一迅社より登場。さらに、2019年6月からは一迅社より発売されている月刊漫画雑誌「月刊ComicREX」にて連載が開始され、2022年にはコミックスの累計発行部数が100万部を突破。アニメは2023年1月より放送された。

 主人公の緒山まひろ(CV:高野麻里佳さん)は、大学生で引きこもりのダメニートだったが、妹の緒山みはり(CV:CV:石原夏織さん)に飲まされた怪しい薬で男から女の子にされてしまう。だらしない中身は以前と変わらないが、妹の助けもあり女の子の生活に苦労しながら中学校に通うなど、引きこもりから卒業すべくさまざまなことに挑戦していく。

あらすじ

【「お兄ちゃんはおしまい!」あらすじ】

引きこもりのダメニートな緒山まひろは、ある日目覚めると“女の子”になっていた!?
鏡に映る美少女が自分だと分からず混乱するまひろのもとに、飛び級で大学に入学した天才科学者である妹・緒山みはりが現れ、飲み物に怪しげな薬を盛られていたことが判明する…!

もう2年も外に出ないで
いかがわしいゲーム三昧…
たまには働いてもらわなきゃ!

みはりによる“女の子になる薬”の経過観察として、突如女の子として暮らすことになったまひろにとって、トイレやお風呂、スカートやブラジャーなど“女の子の生活”は知らないことばかり...。
さらに、みはりの中学時代の同級生である穂月かえでやその妹・もみじ達とも知り合い、まひろの日常はどんどん賑やかさを増していく。
苦難の連続に、果たして“元”お兄ちゃんの運命やいかに…!?

登場キャラクター紹介

【緒山まひろ/CV:高野麻里佳さん】

 いわゆる“エロゲ”を愛する、引きこもりのダメニート……だったが、ある日に妹のみはりから怪しげな薬を飲まされてしまい、女の子になった“元”お兄ちゃん。中身はぐうたらポンコツの人見知りだが、みはりの協力で女子中学生として何とか暮らしている。

【緒山みはり/CV:石原夏織さん】

飛び級で大学に進学し、怪しい研究をしている天才科学者。中学時代は陸上の大会でも記録を残すほどの文武両道で、まひろからは出来過ぎた妹と思われていた。実はかなりのブラコンで、兄に対して兄妹以上の感情が漏れ出ることも。

【穂月かえで/CV:金元寿子さん】

みはりの、中学時代の同級生で現役女子高校生。見た目はギャルだが、面倒見が良く社交的なお姉さん。自宅では妹の世話もしているので、まひろの扱いも手慣れている。料理やメイクが得意。

【穂月もみじ/CV:津田美波さん】

ボーイッシュな服装を好む、かえでの妹。お使い途中で困っていたまひろを偶然助けたことで知り合い友達になる。親しくなるほどに、まひろのことが気になっていき……。

【桜花あさひ/CV:優木かなさん】

もみじの同級生で、とても人懐っこく元気で明るい女の子。思ったことをそのまま口に出すタイプで、サバサバした性格をしている。運動は得意だが、勉強は大の苦手。

【室崎みよ/CV:日岡なつみさん】

まひろ、もみじ、あさひの同級生。少々恥ずかしがり屋で、控え目な女の子。本人は隠しているつもりだが、他の3人を観察してご満悦になることもしばしば。

エピソード紹介:第9話「まひろと年末年始」

 エピソード前半はまひろ、みはり、もみじ、そしてかえででクリスマスを楽しむ様子が描かれていく。そんなクリスマスも終わり、後半はお正月の話に。
 みはりに振袖を着せられ、初詣へと連れ出されるまひろ。出かけた先では、同じく振袖姿のかえでと、なぜか袴姿のもみじと合流し、お参りをすませる。その後、あさひとみよとも出会った4人は、全員で穂月家に行くことに。そこには、まひろ待望のおせち料理だけでなく、一波乱を予感させる甘酒も!?

 あさひとみはり以外のキャラクターたちの、振袖姿を眺められる素敵なエピソード。1人だけ、ちょっと違う服装をしているが……。着物姿もしっかりと見られるので、大満足な回だ。

【第9話「まひろと年末年始」あらすじ】

クリスマスにデートの約束があると出掛けるみはりに動揺を隠せないまひろは、もみじを連れ出してこっそり後を追いかけることに。まひろからのお誘いに喜ぶもみじとは裏腹に、みはりのデート相手を緊張しながら見張るまひろだが、そこに現れたのはかえでだった!サプライズプレゼントの買い物に来ていた2人は最終的にまひろともみじとも合流し、みんなでクリスマスを楽しむことに。クリスマスが終わるとお正月。新年の初詣に出掛けるまひろとみはりはかえでともみじと会う。その後、あさひとみよにも会い、みんなで穂月家に行くことになる。そこにはお節料理と甘酒があり…!?

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「ぽんのみち」

「ぽんのみち」第2弾キービジュアル

作品紹介

 「ぽんのみち」は、講談社が手がけた日常系時々麻雀のオリジナルアニメーション。2024年1月から3月まで放映された。講談社の月刊漫画雑誌「なかよし」にて、2023年10月号から2024年4月号までコミカライズも掲載されている。

 広島県尾道市にある元雀荘を舞台に、そこを遊び場にする女の子たちの模様が描かれる。

 麻雀用語がタイトルに入っているものの、実際に卓を囲んで真剣勝負というシーンはほぼない。あくまでも麻雀は話のフックとなる程度で、尾道の風情ある町並みや神社仏閣、美しい海、豊かな自然を背景に、登場キャラたちが目一杯楽しんでいるシーンを視聴者が愛でる作品となっている。

あらすじ

【「ぽんのみち」あらすじ】

広島県尾道市に住む女子高生・十返舎なしこは家を追い出され困っていた。
「友達と遊べる場所がないけん…」
父親が昔経営していた雀荘が今は空き家になっていることを知ったなしこは、
みんなで集まれる場所に作り直すことを決めた。友達のぱい、泉とともに。
遊び場を手に入れたなしこたちは、遊んだり、料理をしたり、お茶をしたり、
時々麻雀をしたり…。
そんな、なんでもない日常が愛おしくなる物語です。

登場キャラクター紹介

【十返舎なしこ/CV:前田佳織里さん】

明るく猪突猛進な性格で、勢いで突っ走りがちな広島弁で喋る女子高生。その昔に、父親が経営していた雀荘が空き家になっていることを知り、友人のぱいと泉を誘ってたまり場にする。麻雀はまったくの初心者ながら、後にはちょっとしたイカサマもできるように。

【河東ぱい/CV:佐伯伊織さん】

なしこの幼馴染みで女子高生。かわいいものに目がなく、おっとりとした癒し系の優しい性格ながらアウトドアを好むアクティブな一面も持つ。なしこに誘われて、雀荘での日々を謳歌していく。麻雀は一通りのルールを把握しており、元禄詰みも知っている。

【徳富泉/CV:若山詩音さん】

なしことぱいの友人で、なしこに声をかけられたことから、たまり場にやってくるようになる。しっかり者でさっぱりとした性格の女子高生で、独特のネーミングセンスを持つ。親戚の集まりで麻雀を覚えており、なしこにいろいろと教えてくれる。

【林リーチェ/CV:近藤唯さん】

過去に、なしこの父親が経営していた雀荘を訪れたことがあり、愛着のある場所として復活を望んでいた女子高生。なしこたちが雀荘を片付けているのを見て、声をかけてくる。実はメイドを雇うほどのお嬢様だが、それ故に週末くらいしか来訪できない。

【江見跳/CV:山村響さん】

麻雀に本気で取り組んでいる女子高生。ネット麻雀でなしこたちに負けたことから、場所を調べて雀荘へとやってくる。クールな性格だが、よくみんなにはイジられてしまう。彼女は麻雀を打ちたいのに、なぜかなかなか打たせてもらえないシーンも多い。

【チョンボ/CV:大塚明夫さん】

なしこの父親が経営していた雀荘に、昔から居座っている麻雀の精霊らしい。が、詳細は不明。彼の声はなしこにしか聞こえないため、他の人からは普通……ではないが、一般的なスズメに認識されているようだ。主な居場所は、なしこの頭の上。

エピソード紹介:第11話「あけおめ!」

 大晦日の夜に初詣へ行くため、御袖天満宮に集合したなしこたち。リーチェは気合を入れて着物姿で登場し、跳も足を伸ばしてわざわざ来てくれる。そんな5人は、日付が変わるとお参りの列に並び、早速参拝を済ませることに。

 初日の出を拝んだ一行は、1月3日に麻雀初打ちを約束してひとまず解散する。そうして迎えた3日、お正月料理を食べながら打ち始めたものの、まさかの事態が待ち構えていた。

 リーチェを始めとして登場キャラクターたちのスタイルが良いので、初詣シーンは短いものの見れば満足できること間違いなし。その後に麻雀を打つ場面もある。最終話に向けたオチもなかなかの見所だ。

【第11話「あけおめ!」あらすじ】

大晦日の夜、初詣に行くため集合したなしこたち。新年のお祈りを終えた5人は、お蕎麦を食べたりおみくじを引いたりと、新年早々、楽しい時間を過ごす。それから2日後の1月3日、麻雀の初打ちのために元雀荘へ集合したなしこたち。一同はなしこが作ったお雑煮やみんなで持ち寄った料理をつまみながら対局を始める。新年初上がりを勝ち取るのは果たして……?

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