【特集】
【年末特集】2022年話題のマンガをスマホで読みたい! 無料マンガがオトクに読めるアプリ・サイトの選び方
2022年12月25日 00:00
ここからはゼブラックやサンデーうぇぶり、マガポケなど各出版社が手掛けるサービスを紹介していく。前述した「少年ジャンプ+」に近いイメージで、基本的には複数の出版社のコンテンツを取り扱っているというわけではなく、主に自社の作品をアプリで手軽に読めるというのが強みだ。オリジナル作品の連載や、紙面にて連載している作品のスピンオフタイトルなど、独自のコンテンツを多数排出している。
「ゼブラック」
ゼブラックは、少年ジャンプ+と同じく週刊少年ジャンプのデジタル版を読むことができる。筆者も先日、連載を再開した「HUNTER×HUNTER」を読むべく週刊少年ジャンプの電子版を他のサービスにて探したものの見つからず、よくよく調べてみると週刊少年ジャンプの電子版に関してはゼブラックおよび少年ジャンプ+でのみ購入できるということを初めて知った。ジャンプで連載中の最新話たちを読めるアプリとなっている。
2023年1月31日までの期間限定で、デジタル版の週刊少年ジャンプが毎号70万部を突破したキャンペーンが実施中。定期購読が1カ月980円のところ初月300円へと割引されるものや、加入で直近5合分のバックナンバーを読めるなど、電子版へと切り替えるチャンスになっている。
さらに、サービス開始3周年を記念したキャンペーンも実施しており、「BLEACH」や「NARUTO-ナルト-」の無料公開や、単行本をまとめて購入すると最大20%分のコインが還元されるものなど、複数のキャンペーンが同じく2023年1月31日まで実施中だ。
「ヤンジャン!」
お次に紹介するヤンジャン!では集英社の青年誌作品を取り揃えている。週刊ヤングジャンプはもちろんのことグランドジャンプ、ウルトラジャンプ、となりのヤングジャンプなどの作品がラインナップ。週刊誌の作品に関しては最新話が最速で配信されるため、お気に入りの作品をすぐ読みたい場合にぴったりなサービスだ。
ヤンジャン!のオリジナル作品としては6作品が用意され、「週刊ヤングジャンプ」を買い忘れてしまった場合に、読みたい作品だけ本サービスで購入して読むといった利用法もできる。
「サンデーうぇぶり」
「サンデーうぇぶり」は名前の通り週刊少年サンデーを出版する小学館が展開するサービスだ。こちらもオリジナル作品の連載など充実のラインナップで、ここだけの作品を読むことができる。恋愛マンガも多いものの、ラブコメ作品が満載といった印象が個人的にあり、いい意味で“少しクセのある”ヒロインとの恋愛模様が描かれている。また、Twitterで話題となった作品たちが気づけばサンデーうぇぶりにて連載されているといったこともしばしばある。
アプリ版のサンデーうぇぶりでは週刊少年サンデーの定期購読者を対象としたキャンペーンも実施しており、サンデー購読者必見のサービス内容となっている。
「マンガワン」
お次に紹介するマンガワンは、前述したサンデーうぇぶりと同じく小学館が展開するマンガアプリだ。こちらもオリジナル作品を多数掲載しており「出会って5秒でバトル」や「血と灰の女王」といったバトルマンガ、「灼熱カバディ」などのスポーツマンガを読むことができ、アニメ化されている作品も多数ある。ラインナップとしては主に小学館の作品を取り扱っている。
アプリでは「女子向け」、「男子向け」、「大人向け」といったようにランキングが分けられており、自分にあった作品を見つけやすいというのもポイント。なお、マンガワンはアプリを配信しているものの、ブラウザから利用することはできない。一部作品は同社の配信サービス「裏サンデー」に用意されていることもあるため、そちらを確認してみるのもいいだろう。
「マガポケ」
週刊少年マガジンおよびオリジナル作品を取り扱うマガポケを紹介。「週刊少年マガジン」といえば2022年に大きなヒットを遂げた「東京卍リベンジャーズ」の連載が行なわれていたマンガ雑誌でもあり、現在もマガポケではポイントを利用して本作を最初から最後まで読むことが可能だ。アニメ化もされた「イジらないで、長瀞さん」も本サービスにて連載中となっている。
なお、少年ジャンプ+やサンデーうぇぶりなどと同様にマガポケでは週刊少年マガジンの定期購読ができる。他のサービスと同様にデジタル版であるため、すぐに最新号を読めるほか、1カ月分を購入すると1,280円のところ、月額840円での提供となるため、毎月1冊分安く読むことが可能になる。さらに初回入会時に200ポイントのプレゼントや、7号前までの掲載話が読めるようになるなど、各社ともに豊富な特典が用意されている。
「コミックDAYS」
最後はコミックDAYSを紹介する。講談社が提供するサービスで「忍者と極道」をはじめとしたオリジナル作品を読むことができる。
本サービスの大きな強みは「DAYSプレミアム」および「DAYSもっとプレミアム」という定期購読サービスだ。これまで各社の定期購読サービスについて紹介してきたが、これら2つのサービスは金額に対し、読める漫画雑誌の数が大幅に異なる。
月額720円の「DAYSプレミアム」はヤングマガジンやモーニング、イブニングなど6誌がセットになっている。これだけでも十分お得に感じるが、一方の「DAYSもっとプレミアム」は月額960円で、これら6誌に加え、少年マガジンや月刊マガジンなど合計19誌がセットになる大盤振る舞いである。月刊誌が含まれているからこそできるサービス内容になっているのかもしれないが、数多くの漫画雑誌を手掛ける講談社ならではのサービス内容になっている。
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