「第2回 秋葉原PCゲームフェスタ」が東京秋葉原にて開幕
25社60タイトルが集う国内最大規模のPCゲーム祭り


12月25日~12月30日開催

会場:ベルサール秋葉原

入場料:無料


 株式会社サードウェーブが主催する国内最大規模のPCゲームのイベント「第2回 秋葉原PCゲームフェスタ ~Powerd by Galleria~」が12月25日、ベルサール秋葉原にて開幕した。今日は今年一番の寒波に見舞われながらも、幸い雲ひとつ無い快晴に恵まれ、正午のオープンからは、秋葉原を訪れた買い物客の衆目を集めていた。

 「第2回 秋葉原PCゲームフェスタ」の開催期間は12月25日から30日までの6日間で、開場時間は12時から19時まで。地下のメインステージで実施されているメーカー主催の日替わりイベントは、開始時間と終了時間が日によって異なるため、公式サイトのイベント情報ページで最新情報を確認の上、イベントに参加いただきたい。

 本稿では、取り急ぎ初日の模様をお届けしたい。なお、本日のメインイベント「電撃の旅団クリスマス!『FFXIV』と『FFXI』でムダに話す会 in 秋葉原」の模様については別稿にて詳しくお伝えするつもりだ。

【オープニングセレモニー】
1FステージをサードウェーブのゲーミングPC「Galleria」に見立て、テープカットならぬマウスクリックで開幕を宣言



■ 12月25日はオープニングセレモニーからスタート、地下のイベントステージは満席に

サードウェーブ代表取締役社長の尾崎健介氏
日本オンラインゲーム協会(JOGA)会長の植田修平氏
マイクロソフト ホーム&エンターテインメント事業本部 デベロッパーグループプログラムマネージャ鵜木健栄氏
会場の外では液晶モニターを背負った“看板娘”がチラシ配りをしていた

 初日の12月25日は、正午のオープンに先立ち、主催のサードウェーブによるオープニングイベントが実施された。登壇者はサードウェーブ代表取締役社長の尾崎健介氏と、後援の日本オンラインゲーム協会(JOGA)会長の植田修平氏、そして参加社を代表してマイクロソフト ホーム&エンターテインメント事業本部 デベロッパーグループプログラムマネージャ鵜木健栄氏の3名。

 最初に紹介された尾崎氏は「秋葉原は世界でも有数の情報発信基地です。電子パーツから、家電、ゲーム、近年ではおもちゃやアニメまで常に最新のトレンドカルチャーが生み出され続けています。秋葉原発でPCゲーム市場を盛り上げたいという強い想いから、ゴールデンウィークに第1回 PCゲームフェスタを開催させて頂きました。それからわずか8カ月後に第2回目が開催できたことはひとえにPCゲームファンの熱いご支持に尽きるといっても過言ではありません。『第2回 秋葉原PCゲームフェスタ ~Powerd by Galleria~』は25社様以上の出展、60を超える人気ゲームタイトルをお楽しみ頂ける国内最大級のPCゲーム総合イベントです」と挨拶し、「最新のPCゲームを最新のハードウェアテクノロジーでぜひ体感頂きたい」と同社が展開するゲーミングPC「Galleria」をアピールした。

 続いて登壇したJOGA会長の植田氏は、大規模なPCゲームイベントを開催してくれたサードウェーブに対して祝意と感謝を述べた後、「我々PCゲームメーカーはもっと良いゲームを作りたいと考えているが、そのためには良いマシンが無ければならない。これからもゲームを提供する側、ハードを提供する側としてお互い切磋琢磨しながら業界を盛り上げていきたい」と挨拶し、「このイベントをPCゲームを楽しむきっかけにして頂きたい」とまとめた。

 鵜木氏は「マイクロソフトの主力製品というとWindows 7ということになりますが、Windows 7が快適に動く環境を提供頂いているという点でサードウェーブさんには大変お世話になっている。Windows PCは大きな可能性を持っており、ネットワークゲームのみならず、ツールとしても優れています。秋葉原PCゲームフェスタで新しいエンターテインメントに触れて頂ければと思います」と挨拶した。

 1Fのメイン会場では、25社60タイトルのPCゲームタイトルが出展され、係員の案内やインストラクションカードを見ながら、自由にプレイすることができた。中でも大きな存在感を示していたのはNVIDIA。85インチのプラズマモニターによる迫力の3D立体視体験や、3画面による3D立体視「3D Vision Surround」、そして「ファイナルファンタジー XIV」の3D 立体視のオートデモなど、3D立体視一色の展開で、ビデオカードだけではない新たな魅力をアピールしていた。

 地下のメインステージでは、12月25日のイベント「電撃の旅団クリスマス!『FFXIV』と『FFXI』でムダに話す会 in 秋葉原」が開催。開演と同時にほぼ満席となり、「FF XI」や「FF XIV」のライブプレイ映像を交えながら、「FF XI/XIV」ファンには抱腹絶倒の漫談が繰り広げられた。イベントの詳細は別稿にてお届けするのでお楽しみに。明日以降も様々なイベントが予定されている「第2回 秋葉原PCゲームフェスタ」。秋葉原を訪れた際は一度立ち寄ってみてはいかがだろうか。


【タッチ&トライコーナー】
実に様々なPCゲームが楽しめるタッチ&トライコーナー。1枚のモニターで視界を包み込んでくれる湾曲ディスプレイコーナーではWeMadeの新作オンラインFPS「QuakeWars Online」を一足先にプレイすることができた

【NVIDIAコーナー】
タッチ&トライコーナーで特に出展に力を入れていたのがNVIDIA。同社の3D立体視ソリューションNVIDIA 3D Visionを全面展開していた。パナソニックの85インチプラズマモニターによる3D立体視は12月25日限りということだが、その他の展示は明日以降も続けられるので興味のある方はぜひ体験してみるといいだろう

【電撃の旅団クリスマス!『FFXIV』と『FFXI』でムダに話す会 in 秋葉原】
電撃の旅団員であるOsho氏とZangetu氏による愉快な漫談ショウ。12時からのトークショウでは、団長のPeaberry氏が「FF XI」と「FF XIV」を通じてゲスト出演し、会場とリンクした楽しいトークショウが繰り広げられた。イベント中にも関わらず、「アビセア-タロンギ」のNMイラタムにPeaberry氏がソロで戦いを挑み、返り討ちに合うなど、ネタ盛りだくさんの内容だった

Copyright (C) THIRDWAVE corp. All rights reserved.

(2010年 12月 25日)

[Reported by 中村聖司]