★ピックアップ アーケード★
今回は、91戦~101戦までの11試合をお届けする。任期延長を1回行なっているため通常より10試合多く、そのぶんだけ獲得金額を増やすことができた。チームはここに来て、最後の補強を敢行。しかし、加入選手たちが、残りの短い期間で活躍できるかどうかは未知数。少し前に加入した「レザイー」と「ガットゥーゾ」は、今回の試合で多大な貢献をしてくれている。
■ チーム「ゲームウォッチ」成長日記・第10回 今回は成長日記の第9回と、守備的MFの選手を紹介していこう。成長日記には、新たな刺客(キラクローズ以外のプレーヤーチーム)が次々と登場。対人戦でチーム「ゲームウォッチ」に挑んできた。
また、ゲーム自体が新バージョンに変更されているため、画面写真にも注目してほしい。守備的MFの紹介では、白カードも含めさまざまな選択肢を紹介している。オリジナルチーム作りの参考になれば幸いだ。
【第91戦】コンチネンタルカップ1R1LEG VS ブレシア(奪取重視C)
一言コメント:前半5分、41分に「ヴィエリ」、後半17分に「クレスポ」、38分に「セルジオ・コンセイソン」が得点。ブレシアの守備の甘さが目立った試合だった。
一言コメント:前半8分、32分、48分に「クレスポ」が決めて早々とハットトリック。後半には「ドニ」、「ヒュブナー」が得点した。「レザイー」と「ガットゥーゾ」が先発し、守備の面で活躍。
コンチネンタルカップの決勝では、毎度のとおりキラクローズと対決となった。強豪チームと戦うときには、先制点が大きなカギを握る。 前半10分「エリベルト」のクロスを「クレスポ」がワントラップシュート。これがゴールに吸い込まれ、貴重な先制点をゲット。しかし24分には、シュートのこぼれ球を「メンディエタ」に拾われ、「トンマージ」に同点のダイレクトシュートを決められた。
ところが後半13分、左からのクロスを「ドニ」が後ろに流し「クレスポ」がゴール! 41分にも「クレスポ」が得点。「クレスポ」のハットトリックで完勝した。
【第94戦】タイトルホルダーズカップ1回戦 VS ペルージャ(ハードプレスC)
一言コメント:前半12分、「ドニ」のパスを受けた「クレスポ」が先制点を挙げる。そのまま粘り強い守備で逃げ切った。
退団選手は、世界のファンタジスタ「ルイ・コスタ」。チームを支えた主将をあっさり放出した非情の決断は、非難されてもしかたないところか。 チームが揺れ動く中、タイトルホルダーズ準決勝が行われる。試合は前半17分、「ヴィエリ」がドリブルで上がり、外から走り込んできた「セルジオ・コンセイソン」にパス。そのまま強烈なシュートを決め、先制点を奪う。
しかし後半22分、右からの大きなクロスを「ネルヴォ」が決め、同点に追いつかれる。再三のチャンスを逃し、ついにPK戦へ。5-4で勝ち、かろうじて決勝へ駒を進めた。
【第96戦】タイトルホルダーズカップ決勝 VS キラクローズ(奪取重視A) 前の試合の賞金で、通算の獲得金額が50億を超えた。そこでスタジアムの3階席を改修することに。薄幕を選び、新たな気持ちでカップ戦決勝へと挑む。 タイトルホルダーズカップも、コンチネンタルカップ同様キラクローズとの再戦となった。試合はお互いの攻めの形を、守備的MFが潰しあう地味な展開。前半は0-0で折り返す。
しかし後半26分、スローインから「トンマージ」にクロスを上げられ、「ロナウド」にダイレクトでたたき込まれた。そのままチャンスをつかめずタイムアップ。0-1の敗戦となった。
【第97戦】プレシーズンカップ1回戦 VS FCカラブリア支配重視D)
試合はプレシーズンカップ1回戦、FCカラブリアとの対戦だ。ちなみに日本を代表するMF「中村俊輔」が所属するレッジーナの本拠地は、レッジョ・カラブリアにある。このチームはレッジーナがモチーフになっているのかもしれない。 試合展開は、前半11分、左の「ドニ」から「ヴィエリ」にパスが渡り、ミドルシュートであっさり先制。優勢に試合を進める。
44分には「ヴィエリ」が相手のゴールキックを強奪、そのまま中央突破から2点目をゲット。後半41分には「クレスポ」が3点目を上げ、3-0で勝利となった。
【第98戦】プレシーズンカップ準決勝 VS キラクローズ(奪取重視A) プレシーズンカップ準決勝で、早くもキラクローズと対戦。白熱した好勝負となった。 前半33分、「ヴィエリ」が左の「ドニ」に横パスを出す。フリーになった「ドニ」が強烈なシュートを決めて先制点を挙げる。しかし後半6分、「ネドベド」から前方へ短い縦パスが出る。これを「ロナウド」が巧みに受けて抜け出し、同点ゴールを奪われた。
試合はそのままPK戦となる。ここで「アントニオーリ」が大活躍。「シェフチェンコ」、「ロナウド」、「メンディエタ」、「ネドヴェド」4人のキックをすべてシャットアウト。こちらは「ドニ」とPK用の途中出場選手「ヒュブナー」が決めて2-0で勝利した。
【第99戦】プレシーズンカップ決勝 VS 多摩川サッカークラブ(仮称)(奪取重視D) プレシーズン決勝は、プライベートチームの多摩川サッカークラブ(仮称)。2トップは「マニエロ」と「ヴリーザス」で、チームランクもさほど高くない。チームの戦力の違いから、勝って当然というプレッシャーの中での戦いとなる。
試合は相手の中盤を厚くした3バックの布陣に、パスがうまくつながらず苦戦する展開となる。0-0で迎えた後半からは、温存していた「ドニ」、「エリベルト」を投入して1点を取りに行く。後半28分に「ヴィエリ」の突破から「クレスポ」にパスが渡り、なんとか1点を先取。そのまま逃げ切った。
【第100戦】チャンピオンズトロフィー1R1LEG VS クラウンベイブスUtd(スピード重視S)
一言コメント:開幕直後に相手の「シェフチェンコ」が怪我を負う。しかし、その長いフリーキックから、「バティストゥータ」に直接ヘッドで決められた。前半31分には「レコバ」に、後半44分には「バティストゥータ」に得点を奪われ、戦意喪失の完敗。
一言コメント:前半35分、「ナカタ」が前方へ短い浮き球(キラーパス?)を出す。これをクレスポがアクロバティックなジャンピングシュートで決めた。この試合は勝ったが、2試合の合計でカップ戦敗退。
■ 選手紹介その4 ~ディフェンダー、ゴールキーパー編~
※注 …… 「選手紹介」の内容は、あくまでも筆者自身がプレイして感じたことに基づいて記述しているものです。状況やカードなどさまざまな要因により、記事どおりにすべてが機能するわけではないことを、あらかじめお断りしておきます。
《 ディフェンダー選びの基礎 》 ディフェンダーで重要なのは、やはりディフェンス能力だ。この数値が高いほど、確実にボールを奪ってクリアしてくれる。 また、同じくらい重要なのがパワーの数値。ゴール前で当たり負けして倒されれば、そのままシュートをフリーで打たれてしまう。
そこでディフェンスとパワー、このふたつの数値が高いディフェンダーを探そう。ディフェンス値が17、パワーが16以上あれば文句なく合格だ。
《 サイドとセンターでの適性の違い 》 ここでは攻撃的なサイドバックは考えず、守備面を重視してディフェンダーをチョイスしていく。なぜなら、「WCCF」では相手の個人選手の突破力が非常に高い。そこで4バックにした場合、サイドバックは攻撃よりも守備を要求される場合が多いからだ。 それでも、サイドバックとセンターバックでは要求される資質が多少違う。サイドバックはスピード自慢のサイドアタッカーに対処するため、スピードとスタミナが多めに要求される。それに比べセンターバックはハイボールに対応するため、よりパワーと高さが重要になるというわけだ。
また、ハイボールの競り合いでは、能力値以外にも身長の高さやジャンプ力、ヘディングのうまさなども関係してくる。「ユリアーノ」など、ヘディングをあまりしない選手もいるので、選手の隠れた適性を考えて選んでいくと、より深くこのゲームを楽しむことができる。
《 ディフェンダー四天王 》 ベストイレブンにはディフェンダーから4人が選ばれている。彼らはそれぞれ最高峰の能力を秘めており、全員揃えれば文字どおり「鉄壁」のディフェンスを見せてくれるはずだ。 「パオロ・マルディーニ」は他の3人に比べてパワーが落ちるが、実際にはほぼ問題にならない。テクニックが高いのが魅力で、ボール奪取の鮮やかさとその後のフィードの正確さは他の選手を圧している。 「ファビオ・カンナバロ」は鉄壁の守備を誇るセンターバック。身長は低いが、類いまれなるジャンプ力を活かして空中戦も苦手としない。 「アレクサンドロ・ネスタ」もイタリアを代表する名選手。そのクレバーな守備には、わずかなほころびも見いだすことはできない。
「リリアン・テュラム」は、フランス代表の個人能力に秀でた右サイドバック。スピードの高さが魅力で、機敏に相手に追いついて攻撃の目を摘んでくれる。「マルディーニ」同様、カード移動を駆使して相手のサイドを止める戦術に適した逸材だ。
《 スペシャルカードの有能なディフェンダー 》
スペシャルカードでは、アルゼンチン代表の「ワルター・サムエル」の能力が高い。四天王の控えとして欠かせない存在。そのほか、お薦めなのが左サイドの「パオロ・モンテーロ」で、高い守備力で鮮やかなクリアを見せてくれる。サイドに使えばパワーの低さも気にならない。
《 ノーマルカードの有能なディフェンダー 》 ディフェンダーは、他のポジション以上に白カードで使える逸材が多い。「マーク・ユリアーノ」は特に能力が高く、守備が安定している。センターバックもできるが、スタミナがあるので左サイドがもっとも適しているようだ。 右サイドの逸材は「マルタン・ジュトゥー」。今季フルハムで稲本とともにプレーする彼は、スタミナとスピードに優れておりサイドアタッカーをシャットアウトする。この選手はフルハムではMF扱いのことが多く、WCCFでもボランチで活躍するので試してみよう。 センターバックでは「マルコ・マテラッツィ」の高さが目立つ。しかしスピードとスタミナに欠けているせいか、集中力が切れたように凡ミスをすることがまれに見受けられる。 「リベロ」の能力を持つ「サルヴァトーレ・フレージ」は力強さはさほどないが、安定したカバーリングで窮地を救ってくれる。前述の3選手と比較しても筆者的な信頼感は「フレージ」寄り。このあたりは好みが分かれるところだろう。
そのほか、「エースキラー」のスキルを持ちヘディングに強い「マルティン・ラウルセン」や「ムードメーカー」で柔軟な守備のできる「モレノ・トリッチェリ」など、白カードには個性あるディフェンダーが数多い。四天王だけではなく、彼らもぜひ活用してみてほしい。
《 スペシャルカードのゴールキーパー 》 ゴールキーパーの能力で、もっとも重要なのはやはりシュートに対するセービング。この能力から測ると、ベストイレブンの「ジャン・ルイジ・ブッフォン」とインテルの守護神、「フランチェスコ・トルド」が突出している。 セービングや競り合いについては「ブッフォン」と「トルド」にほとんど差はないと言っていいだろう。ただし「ブッフォン」は飛び出しの速さが尋常ではなく、その点で「トルド」を凌駕している。このふたりのどちらかをキーパーにしておけば、それ以上望むものはない。 スペシャルカードには、そのほかに「ジャンルカ・パリゥーカ」と「アンジェロ・ペルッツィ」がいる。 イタリアの伊達男「パリゥーカ」はシュートへのセービングが優れており、PK戦も得意。しかし飛び出しが遅く、飛び出したときのキャッチングが非常に下手なのが問題点。もっともくせの強い選手なので、慣れが必要だ。
いっぽう「ペルッツィ」の能力は平均的で、ビッグセーブはないものの安定した守備が期待できる。
《 ノーマルカードのゴールキーパー 》 スペシャルカードのキーパーに比べて明らかに力の劣る白カードGKだが、チーム連携が上がればそこそこの活躍を見せてくれる。ここでは2人を推奨しておこう。 一般に評価が高いのが「セバスチャン・フレイ」。好不調の波が大きいが、当たればビッグセーブを連発する。また、飛び出しが速いのも特徴で、プレイヤーのテクニック次第で危機を回避できる。 筆者が「成長日記」で使って力を発揮したのがローマの正GK「フランチェスコ・アントニオーリ」。スキルの「安定したフィールディング」どおり、常にミスなく確実にシュートを止めてくれた。PK戦にも強いように思える。
しかし、シュートを止めるのはよいのだが、取れそうなボールでもはじくことが多いのが痛い。そのまま相手FWに押し込まれたり、コーナーキックになりやすい印象を受けた。
■ 第11回総括 次回は成長日記の最終節となるが、果たして最後をきれいに飾れるかどうか。チーム「ゲームウォッチ」の戦績とともに、モンスターチーム「キラクローズ」の戦績も同時に紹介していこう。
それ以外では、多岐にわたるWCCFの謎、疑問点について筆者なりの解答を提示してみたいと思う。それが真の正解とは限らないが、きっとプレイ上のヒントとなるはずだ。期待してほしい。
(C) Hitmaker/SEGA, 2002
つきましては、読者の皆様にプレゼントなど差し上げたく思い、ヒットメーカー様から「WCCF」スターターパックと特製ポーチをご提供いただきました。
セットで5名の方にプレゼントいたしますので「この機会に『WCCF』を初めてみようかなー」と思われた方がいましたら、是非ともご応募くださいませ。
応募締切 :12月20日 12:00(正午)まで
※ 応募フォームの送信はSSL対応ブラウザをご利用ください。SSL非対応のブラウザではご応募できません。
□ヒットメーカーのホームページ http://www.hitmaker.co.jp/ □「WCCF」公式サイト http://www.wccf.jp/ □関連情報 【2002年12月6日】「ワールドクラブ チャンピオンフットボール セリエA 2001-2002」第10回 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021206/wccf.htm 【2002年11月29日】「ワールドクラブ チャンピオンフットボール セリエA 2001-2002」第9回 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021129/wccf.htm 【2002年11月22日】「ワールドクラブ チャンピオンフットボール セリエA 2001-2002」第8回 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021122/wccf.htm 【2002年11月15日】「ワールドクラブ チャンピオンフットボール セリエA 2001-2002」第7回 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021115/wccf.htm 【2002年11月8日】「ワールドクラブ チャンピオンフットボール セリエA 2001-2002」第6回 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021108/wccf.htm 【2002年11月1日】「ワールドクラブ チャンピオンフットボール セリエA 2001-2002」第5回 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021101/wccf.htm 【2002年10月25日】「ワールドクラブ チャンピオンフットボール セリエA 2001-2002」第4回 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021025/wccf.htm 【2002年10月18日】「ワールドクラブ チャンピオンフットボール セリエA 2001-2002」第3回 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021018/wccf.htm 【2002年10月11日】「ワールドクラブ チャンピオンフットボール セリエA 2001-2002」第2回 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021011/wccf.htm 【2002年10月4日】「ワールドクラブ チャンピオンフットボール セリエA 2001-2002」第1回 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021004/wccf.htm (2002年12月6日)
[Reported by 石井ぜんじ]
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